電子レンジは意外と汚れてしまいがち。汚れをそのままにしていると衛生的に問題があります。この記事では、かんたんにできる電子レンジのお掃除方法をご紹介していきます。
また、電子レンジの置き場が悪いと、埃がたまって汚れの原因になってしまうことも。家具・家電付きの賃貸ならば、適切な位置に家具がついているのでおすすめです。こちらで物件を特集していますよ!
電子レンジの汚れを放置すると…
電子レンジを使って食品をあたためると、油分やたんぱく質が水蒸気となり、庫内に付着します。この水蒸気が焦げ付いたりして汚れとして目につくようになるわけです。
これらの汚れを放置すると以下のようなデメリットが発生します!
発火する!
汚れが加熱されすぎると、発火することがあるのです!電子レンジが使えなくなるだけでなく、最悪の場合は、火事になってしまいます。
衛生的によくない
電子レンジが汚れていても「毎回加熱されているから、雑菌なども死んでるはず!」と考えてしまいがちですよね。
実は、電子レンジは電波を使って加熱する装置なので、火による加熱のように殺菌作用はないのです。
庫内の汚れを栄養にしてカビや雑菌は増え続けます。カビなどがあたためた食材に付着して病気の原因になってしまうことも。
加熱効率が悪くなり電気代がかかる
電子レンジは電波を使って温めます。もしも汚れが残っていると、電波が汚れにも分散されてしまって加熱効率が著しく低下するのです。
食材をあたためてみて「真ん中だけ温かくない!」ということがあるなら、汚れによって、電波が分散されている可能性がかなり高いといえます!
加熱効率が悪いと、もう一度温め直したりすることになるので、電気代もかかってきてしまうというデメリットが発生するのです。
電子レンジの掃除術4選!
電子レンジの掃除術としては以下のようなものが存在します。汚れに合わせて実践してみてください。
カビがはえている場合はアルコール!
電子レンジにモヤモヤと曇った汚れや黒い斑点があるならば、それはカビです。
ただし、カビがあるからといって「カビ取り剤」といったものを使うのは絶対にNG! 庫内に残ったカビ取り剤が食品に混ざってしまったら、人体に悪影響を与えてしまうのです。
カビは「アルコール」で死滅するので、アルコールスプレーを使いましょう。手順としては以下の通りです!
- 電子レンジのコンセントを抜く
- 「ターンテーブル」などの外せるパーツは取り出してシンクで丸洗いする
- アルコールを吹き掛けたキッチンペーパーや布巾でカビを拭き取る
- 目に見えない部分にも胞子がついている可能性があるので、新しい布巾などにアルコールをつけて庫内全体を拭う
- 乾いた布巾などで、残っているアルコールを拭き取る
カビを拭いた布巾やキッチンペーパーには、カビの胞子がついています。そのキッチンペーパーを使って掃除すると、カビの胞子を拡散してしまいます。一カ所を拭き終えたキッチンペーパーや布巾は、どんどん捨てて他の場所は拭かないようにしていきましょう。
油汚れや焦げ付き汚れには重曹を使う!
電子レンジの庫内がベタベタしていて、油っぽい汚れがついていることがあります。このような油汚れや焦げ付きには重曹が効果的です。
掃除の仕方は以下の通りです。
- 200ccの水に大さじ2杯程度の重曹を溶かす
- 1で作った重曹水を耐熱性のコップなどにいれる
- 2のコップにラップなどをかけずに電子レンジで4分ほど加熱する
- 加熱後、15分ほど電子レンジの扉を開けずに放置する
- 布巾などで汚れを拭き取る
重曹水を加熱して水蒸気にすることで油汚れや焦げ付きが浮き上がって簡単に落とせるようになるわけです。
また、重曹がないならば「40ccのお酢に160ccの水」を加えたお酢水も重曹水と同じ効果があります。重曹水と同じ手順で試してみましょう。ただし、お酢水は庫内がお酢臭くなるので、掃除が終わったあとは、しばらく電子レンジの扉を開けておきます。
臭いが気になるならレモン!
電子レンジが汚れているだけでなく、嫌な臭いがするならば消臭効果のあるレモンを使用してお掃除しましょう。手順としては以下の通りです。
- 耐熱容器に200ccの水を入れる
- レモンを丸々一個を絞って1に加える。絞り終わったレモンも水の中に入れておく
- 完成したレモン水をラップなどをかけずに3分加熱する
- 加熱後、15分ほど扉を開けずないで、レモン水の蒸気が庫内に行き渡るようにする
- 汚れなどを清潔な布巾などで拭う
レモンがなければ、コーヒーかすやミカンの皮にも脱臭効果がありますので温めてみましょう!
使い終わるたびにしたい掃除
電子レンジの掃除は重曹水などでお手軽に行うことが可能です。しかし、普段から使ったあとに簡単な掃除をしておけば特別な掃除も不要ですし、清潔感を保っていけます。使ったあとのお手入れの手順は以下の通りです。
- 固く絞った布巾などを使って、水気や汚れを拭き取る
- 落ちない汚れは、中性洗剤をうすめた水をつけた布巾で拭う
上記の2つを行うだけで、簡単にキレイを保てますよ!
自炊しない人も電子レンジを掃除しよう
自炊をしない人ならば、調理器具の中で一番電子レンジを使っているのではないでしょうか?
コンビニ弁当や冷凍食品を温めたりとコンロよりも活用しているはず。
お弁当や冷凍食品しか温めていない場合でも、庫内には油汚れやカビ汚れが発生しています。
定期的にきちんと掃除をしておきましょう。自炊をしないからこそ電子レンジが壊れると困ってしまうはず。
便利な道具をしっかりと管理するようにしていきましょう!
おわりに
電子レンジは、口に入れる食材をあたためるものです。健康を損ねないためにもキレイな状態を維持していきたいもの。
カビ汚れにはアルコール、油汚れには重曹、臭いにはレモン……といった具合に汚れに対処していきましょう!
また、電子レンジは置き場所に困ってしまいがちですが、埃っぽいところに置いていると汚れがたまってしまいます。置き場所が気になる方には、元からきちんとした場所に設置されている家具家電付きの物件がおすすめです。以下で大特集していますので確認してみてくださいね。