一人暮らしでペットを飼いたいと思っている方は多いことでしょう。でも一人暮らしだと散歩が必要な犬を飼うのが難しいため、諦めている方も多いかと思います。
そこで本記事では、不在がちでも飼いやすいおすすめペットを特集。一人暮らしでも飼いやすいペットを厳選していますので、飼いたいけれど諦めている方はもう一度考えてみてはどうでしょう。
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不在がちな一人暮らしではペットがお留守番になる
ペットを飼いたいけれど、一人暮らしだと果たして自分ひとりで世話ができるのか、仕事や学校に行っている間にお留守番させることになる、という不安から飼うのをためらっている方は多いことでしょう。でもそうしてちゃんと飼えるのかと考えることが大事で、環境的に難しいのであれば無理して飼うことはありません。
しかし、ペットと言っても種類はさまざまで、不在がちでも飼いやすいペットもいます。犬は散歩が必要なので家を空けることが多い方だと飼うのは難しいですが、散歩が不要で自分でトイレもできるペットであれば飼いやすいでしょう。
不在がちでも飼いやすいおすすめペット5選
猫
猫は散歩が不要ですし、トイレを覚えさせれば指定の場所でトイレをしてくれます。ドライフードと水を置いておくと自分で勝手に食べてくれるので、不在が多くても飼いやすいです。
猫の世話といえばトイレを綺麗にすること、ご飯をあげること、ブラッシングすること、遊んであげることくらいで、基本的に家の中をうろうろしたり寝たりしているので手はかかりません。
ワンルームだと猫が走り回れずストレスが溜まってしまうので、おもちゃなどで遊んであげたりブラッシングをしたりしてあげましょう。撫でて喜んでいると思ったら急に飽きたり怒ったりしますが、猫は気まぐれな性格の動物ですし、ツンデレな性格が猫のかわいいところでもあります。
マンションだと脱走してしまったら帰って来られなくなる恐れがあるので、ベランダや窓から外に出てしまわないように注意してください。
セキセイインコ
セキセイインコは小型ですし、中くらいの大きさの鳥かごがあれば飼えるので一人暮らしでも飼いやすいです。平均寿命は7～8年で、長生きする子は10年以上生きます。
セキセイインコの世話はご飯と水の交換、糞の掃除、日光浴、室内での放鳥、この4つくらいです。在宅時はベランダに鳥かごごと出して日光浴をさせてあげましょう。
セキセイインコは手がかからないですし、声真似をする習性があるので言葉を覚えて楽しませてくれるのもかわいいところです。「おはよう」「こんにちは」くらいの簡単な言葉なら毎日聞かせていれば覚えてくれます。
セキセイインコは鏡が好きで、インコ用の鏡を鳥かごの中に置いておくと一人で鏡を見てしゃべったりします。インコの性格によって気に入るおもちゃは異なるので、その子に合ったおもちゃを探してあげてください。
猫は鳥を捕まえる習性があるので、猫とセキセイインコを一緒に飼うのはおすすめしません。
ハムスター
体の小さいハムスターは一人暮らしでも飼いやすいペットです。2～3匹飼っても場所をとらないのでワンルームでも十分に飼えます。
ハムスターの基本的な世話はご飯と水の交換、ケージ内の掃除、ケージから出して遊ばせる、この3つです。ケージが狭いとストレスが溜まるので、あるていどゆとりのある大きさのケージで飼うとよいでしょう。
ただ、ハムスターは寿命が2～3年と短いため、長生きさせるには健康に気を遣ってあげましょう。ハムスターを診てくれる動物病院は多くないので、飼うのであれば近くにハムスターも診療対象になっている動物病院があるエリアに住むのが望ましいですね。
うさぎ
うさぎは鳴かないですし、トイレもしつければ覚えてくれるので飼いやすいです。うさぎの世話はご飯と水の交換、トイレ掃除、ブラッシングで、運動のためにケージから出して室内を歩かせてあげてください。
日中はケージの中でおとなしくしていますが、うさぎは暑さに弱いので夏はエアコンで室温を調整してあげましょう。夏に外出する時はエアコンをつけっぱなしにしておきます。
うさぎは環境の変化に弱く、ストレスがかかりすぎると死んでしまうことがあるくらいデリケートな動物です。
特に飼い始めの一週間は様子に注意してみてあげてください。飼い始めの一週間はうさぎにとって新しい環境に慣れていない状況なので、部屋に放つのは避け、ケージの中で落ち着ける環境を作ってあげましょう。
フェレット
フェレットはトイレをしつければ覚えてくれますし、睡眠時間が長いので比較的飼いやすい動物です。世話はご飯とお水の交換、トイレ掃除、爪切り、耳掃除をしてあげてください。
フェレットは遊びが大好きで、ご飯の時と寝る時以外は基本的に遊んでいます。短時間で集中して遊んで長時間寝るというのがフェレットの一日のサイクルです。
遊びが好きな性格ですので、一日に最低一時間は遊んであげられる人でないと飼うのは難しいかもしれません。ずっと遊ばずとも、紙袋か空き箱を用意してかくれんぼさせるという遊び方もあります。フェレット用のおもちゃもあるのでそういったものを買ってあげるのもいいですね。
捨てずに最後まで飼う覚悟を
ペットを飼うということは命を預かることで、飼い主は最後まで飼う責任があります。もし最後まで飼う覚悟がない、その自信がないのであれば飼うべきではありません。
生体管理がずさんなペットショップもありますので、信頼できるペットショップを探すところから始めましょう。命を預かるのですから、飼い主にもペットショップにも責任があります。
猫の場合、ペットショップでは買わずに保健所や里親で探すことも考えてみてください。日本では年間約7万頭（平成28年度）もの猫が殺処分されているので、不幸な子を減らすためにも保健所で新しいお家を求めている子を譲り受けることも考えてみてはどうでしょう。
おわりに
ペットがいれば一人暮らしの寂しさを癒やしてくれるので、家に帰るのが楽しみになります。ペットを飼うのであればそのペットの生態を理解した上で、飼える環境にあるのか、飼える環境を用意できるどうかをよく考えてから飼うようにしてくださいね。
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