パソコンは種類がたくさんありすぎて選ぶのに迷ってしまいますよね。安い買い物ではありませんので、適当に選ぶと後悔することになります。
これからパソコンを購入される方のために、自分に合ったパソコンを選ぶための6個のポイントを解説します。後悔しないためによく比較した上で自分に必要なパソコンを選んでください。
巷にはさまざまな種類のパソコンがある
一口にパソコンといっても種類はさまざまで、価格もピンからキリまであります。安くて買えるパソコンもありますが、得てして動作が重たくてイライラしますし、やりたいことができないと買った意味がないですよね。
初めてパソコンを買う方は何を選べばいいかわからないと思います。だからといって適当に選んだり、ただただ店員に勧められるままに購入すると後悔するかもしれません。
パソコンの基礎知識を知っておくだけで選び方が変わってきますので、これから解説するポイントをふまえて自分に合ったパソコンを選んでください。
自分に合ったパソコンを選ぶ6個のポイント
パソコンを使う目的を考える
自分に合ったパソコンを選びためには、パソコンを使って何をやりたいのかをまず考える必要があります。ネットができるだけでいいのか、画像編集や動画編集をしてみたいのか、パソコンを買う目的を考えてみましょう。
ネットだけでいいなら安いパソコンでも充分使えます。一方、動画編集をするならある程度のスペックがないと重たくて使いものになりません。
他には、使いたいソフトがOSに対応しているかにもよります。いずれにしても目的がはっきりしていれば選ぶパソコンの種類が定まりやすいでしょう。
使うシーンを考える
次にパソコンを使うシーンを考えてみましょう。パソコンは大きく分けるとデスクトップとノートパソコンの2種類があります。OSについては後ほど解説しますが、デスクトップとノートパソコンでは使い方が違うと思ってください。
デスクトップは本体とディスプレイが別になっているタイプで、ノートパソコンは本体とディスプレイが一体になっているタイプです。
価格はデスクトップの方が安いですが、持ち運びできないので家の中でのみ使う方に向いています。ノートパソコンはデスクトップより少々価格が高めですが、持ち運びができるのがメリットです。
拡張性と放熱性はデスクトップの方が優れているので、動画編集などスペックを要する作業をするならデスクトップの方がいいでしょう。もちろんノートパソコンでも動画編集はできますが、価格が高くなるのでおサイフと相談してください。
設置場所を考える
一人暮らし用のワンルームにパソコンを置くとなると、設置場所をどうするかも重要なポイントです。デスクトップパソコンは場所をとりますし移動させにくいので、設置場所が確保できない場合はノートパソコンがいいかもしれません。
ノートパソコンなら場所をとりませんし、移動させられるので家の中のどこでも使えます。
OSを選ぶ
デスクトップかノートパソコンかを決めたら、次はOSを選びましょう。現在主流なOSはWindowsとMacです。それぞれ使い勝手が異なり、対応しているソフトも違います。
世界で最も普及しているOSはWindowsです。Windowsはソフトと周辺機器が多く、安く買えるものが多いという点ではMacよりも優れていると考えてもいいでしょう。
Apple社が手がけているMacはクリエイターに人気で、性能だけでなくデザイン性も支持されています。OSは、名称がMac OSやOS Xとバージョンによって変化していて、現在(2017年時点)はmacOSです。
Macはウイルスに強く、セキュリティ面ではWindowsより優れています。Windowsは普及率が高いゆえにマルウェアやウイルスに狙われやすいというデメリットがあると考えてください。
OSは好みにもよりますが、特に理由がないのならWindowsを選ぶのが無難でしょう。ほとんどの企業がWindowsを採用しているため、トータルで考えたときに安心です。
メーカー製パソコンとBTOパソコンの違い
Windowsはメーカー製パソコン以外にBTOパソコンという選択肢もあります。
メーカー製パソコンはSony、NEC、富士通、DELL、HP(ヒューレットパッカード)などのメーカーが販売しているパソコンです。
BTO(Build To Order)は受注生産のパソコンで、パソコン専門店などで注文できます。メーカー製パソコンよりも価格が安く、CPU、メモリ、グラフィックカードなどを自由にカスタマイズできるのがメリットです。
メーカー製パソコンのようにブランドに気にしないならBTOパソコンの方が価格を抑えられます。しかし、ある程度の知識も必要になってくるため、パソコンに詳しくなってからの方がいいでしょう。
初めてパソコンを購入するならメーカー製パソコンが安心です。
CPUの性能の違いを理解する
パソコンの動作はCPUの性能によって大きく変わります。IntelのCPUが主流で、Core i3やCore i5といったCore iシリーズが今は主流です。
Core iシリーズは数字が大きくなるほど性能が優れていますが、同時に価格が高くなります。ネットをするだけなら高性能のCPUは必要ありませんが、同時に多くの作業をしたり、動画編集や音楽制作をしたりするなら高性能のCPUを積んだパソコンを選びたいところです。
よくCPUは頭脳でメモリは作業台とたとえられます。メモリは後から拡張できますが、CPUは拡張できないので(交換は可)、後悔しないように選ばなければなりません。
やりたいことに合わせてパソコンを選ぶことが大事
パソコン選びで失敗しないためには、パソコンを使う目的を明確にすることが大事です。やりたいことに合わせてパソコンを選ぶのがポイントで、必要なスペックによって予算が変わります。
パソコンを買ってからこういうこともしてみたいというのが出てくるかと思いますので、少しスペックが高いパソコンを買っておくと柔軟に対応できるでしょう。
とはいえ、その分、価格が高くなるのでどこまでスペックを求めるかは悩みどころです。少なくとも、今思いつくやりたいことができるスペックを持ったパソコンを選びたいですね。
おわりに
パソコンは一度買ったらそうそう買い換えるものではないので、じっくり比較・検討しましょうね。わからないからといってパソコンの知識を知らないまま選ぶと後悔するかもしれません。
基礎知識を学ぶだけでも選び方が全然違ってきますので、今回解説した知識くらいは抑えておきましょう。
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