前家賃(まえやちん)
前家賃とは
契約した月の翌月の家賃を、契約時に支払うことを前家賃といいます。月の途中で契約した場合は、当月分の日割り家賃と翌月分の前家賃を同時に支払う場合が多いようです。例えば、7月16日に契約し、翌日から入居するのであれば、7月17日から月末までの日割り計算の家賃と8月分の前家賃を支払うことになります。月末に賃貸契約をすると、当月分の日割り家賃を抑えることができるので、月末に引っ越しを希望する人が多いようです。
前家賃にまつわるトリビア
前家賃には、共益費・管理費・駐車場なども含まれます。また、物件によっては、当月の日割り家賃+翌月の前家賃+翌々月の前家賃を請求するものもあるようです。いつかは払うものを先に払っているだけなので、損をするわけではないですが、初期費用として準備金が多くなります。
気になる方は、フリーレント物件中心に部屋を探してみるのもひとつの方法です。フリーレントは、一定期間の家賃が無料になる物件のこと。無料となる期間は物件によって違います。
前家賃と引っ越しのカンケイ
引っ越しの時にかかる初期費用は、敷金・礼金、前家賃の他に、共益費や仲介斡旋料などがあり、おおよそ家賃の4〜5倍ほど見積もっておいた方がいいでしょう。
また、保険料や鍵交換費用、新居の場合はエアコンや冷蔵庫などの家電、カーテンやベッドなどの家具・インテリア代も必要でしょう。引っ越しを考えた際には、ある程度の予定を立てて余裕を持って貯金をしていくと安心です。