日当り・風通り・隙間のチェックをするときのポイント
日当りや風通しなどが悪いと、洗濯物が乾きにくかったり、湿気がたまりやすかったりと、衛生面に問題が出て来てしまいます。清潔で快適な暮らしを過ごすためにも、部屋の構造というのはとても大切です。引っ越した後に後悔することのないように、内見時には必ず確認を行うようにしましょう。日当り、風通し、隙間の有無についてのチェックポイントをご紹介します。
日当たりを確認しましょう
日当たりを重視する人は、内見のとき必ず昼間など日の出ている時間に行くようにしましょう。
特に日中家にいる時間が長い人は、どれだけ日差しが入るかを確認しておきましょう。
周りに何も遮るものが無い場合、南向きが一番明るい部屋になります。
ただし、南向きでも建物が目の前にあり、日差しを遮ってしまっている場合もありますので、物件情報に南向きと書いてあっても、現地で直接確認するようにしましょう。
また、角部屋も日当りが良く、人気が高い部屋となります。その分家賃は高くなっている場合もありますので、普段どの時間帯に家にいることが多いかなど、ご自身の生活と比べて決めるようにしましょう。
逆に下層階は日差しが入りにくくなるため、家賃は低くなりやすい傾向にあります。日中あまり家にいないのであれば、こういった部屋で家賃を低くおさえるのも一つの手段でしょう。
風通りを確認しましょう
次に窓を開けてみて、風の通りを確認しましょう。
窓と窓や、窓と玄関のドアなどが直線上にある場合、風通しが良くなります。
風通しの良い部屋は、気持ちの良いものですし、衛生面でも大切なことです。ただし風通しの良い部屋は、セキュリティ面で気をつけなければならない場合もあります。
例えば、窓が多い部屋や窓が大きい部屋は、風通しが良い分、外からの侵入を容易にしてしまいます。
実際に窓から外を見て、カーテンを開けた際に外から部屋の中が見られないかも確認しておきましょう。
また、窓が大きい部屋の場合、カーテンの新調などで時間がかかる可能性があるので、その期間も考慮して計画を行いましょう。
隙間がないかも確認しましょう
最後に部屋に隙間がないかどうかをチェックします。
特に、以下のポイントを注意して確認を行いましょう。
- 台所と壁の間
- 部屋と壁の間
- 網戸を閉めた時の壁との間
- 洗面所の洗面台と壁の間
- 押し入れの中
隙間はつい見落としがちなポイントですが、隙間があることで日々の生活でのストレスや出費に大きく影響を及ぼす可能性があります。
隙間がある場合に困るのが、「すきま風」と「虫」です。
すきま風が多いと、秋冬など寒くなる季節に暖房がききにくくなり、光熱費が高くついてしまう可能性があります。また、隙間があるとゴキブリなどの害虫が侵入しやすくなってしまいます。虫が苦手な人は特に注意して確認を行いましょう。
押し入れなどはチェックするのを忘れがちですので、必ず扉を開けて隅々までチェックすることをおすすめします。
日当りや風通し、隙間の有無などは、物件情報だけ見ていてもなかなか分からない部分です。
内見する際には必ず、窓や扉、押し入れなどを開け、徹底して確認を行いましょう。
実際に生活することをイメージし、ご自身が一番長くいる時間帯に内見に行くことがポイントです。