室内の傷やシミ・カビなどの汚れのチェックをするときの注ポイント
内見時に部屋の状態などを確認しない方はあまりいらっしゃらないかと思います。しかし、チェックする時のポイントを見落としてしまうと、後々の生活費やストレスなどにも悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、どういった点をポイントに室内の汚れについてチェックすべきかご紹介します。室内の汚れは、その後暮らしていく上で、修繕するための費用などにも影響してきます。もし汚れがあった場合は、入居する前に直してもらえるのかどうかも必ず聞いておきましょう。また、家賃交渉にもつながる部分ですので、引っ越す前にきちんと確認しておくことが大切です。
壁紙をチェックしましょう
内見時、部屋に入ったら、まずは壁紙をすみずみまでチェックしましょう。
壁紙にキズやシミなどはないでしょうか。ある場合には、必ず大家さんに確認をとり、入居するまでに修繕してもらうことは可能かどうか聞いてみましょう。難しいようでしたら、自分で修繕する必要性が出てきますので、負担費用などをふまえて家賃交渉をする際の理由として挙げてみてもいいかもしれません。
また、壁紙に「剥がれ」がないかどうかは、これから生活していく上で、実は大切なポイントです。
壁紙に「剥がれ」がある場合、老朽化や前の住人による破損によるもの以外に、結露が原因の可能性もあります。
結露というのは、断熱がしっかりしていない建物におこりやすい現象ですので、冬に寒い思いをしてしまうかもしれません。結露があったのかどうかに関しても、必ず確認をとるようにしましょう。
カビは発生していないでしょうか
部屋に入った時にかび臭さを感じたら要注意です。
カビが発生しやすい以下の箇所を中心に、カビが発生していないかどうかのチェックを行いましょう。
- 押し入れ
- クローゼット
- 窓際の壁
- 浴室周り
上記の場所は湿気がこもりやすく、カビが発生する確率の高いポイントです。カビの状態を放置しているかどうかでも、管理が行き届いている物件かどうかが判断できます。
また、カビを綺麗に落としても、カビの臭いは簡単には落ちません。
内見時にカビがすでに掃除されていたとしても、臭いがある場合には、引っ越した後にカビ臭さに悩まされる可能性がありますので注意が必要です。
シミをチェックしましょう
シミのチェックも忘れずに行いましょう。
まずは壁紙やカーペットをチェックします。
変色している部分を見つけたら、忘れないようにメモなどしておくと後々家賃交渉などをする際に便利です。
シミというのは、どちらかというと目につきやすいものですから、あえて意識していなくても発見することはあるかもしれません。もしくは、シミくらいは気にしないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、注意しておかなければ見落としがちなのが、「天井のシミ」です。
各部屋の天井まで目を向けて、シミがないかどうか確認をおこないましょう。
天井にシミがある場合、雨漏りによるものの可能性があります。
天井にシミがある際には、過去に雨漏りがあったかどうか、大家さんに確認をとりましょう。

