ペット可の賃貸で暮らすときのマナーと注意点~猫のしつけについて~ - ペット暮らしマニュアル | キャッシュバック賃貸

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犬や猫などと一緒に暮らせるペット可の賃貸物件。以前は原則禁止という賃貸マンションが中心でしたが、最近数年、新築分譲されるマンションでは75%ほどがペット飼育可能という調査結果もあるほど主流となってきました。ペット可の物件は大きく分けて2つのタイプがあります。1つは「ペット共生型」として遊び場や床材壁材などが充実した物件で、建築時からペットとの暮らしがコンセプトに盛り込まれて設計されているため、使いやすい設備が整っています。もう1つは、建築時はペット不可だったが築年数が重なり、途中からペット可能になった物件。コストパフォーマンスは高いかもしれませんが、ペットと暮らすことを目的とした住民ばかりではないので、近隣とトラブルにならないよう配慮が必要になる場合もあります。いずれもマンションの管理規約をしっかりチェックして選ぶことが大切です。

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ペット可の賃貸で暮らすときのマナーと注意点~猫のしつけについて~

ペット可の賃貸でも対象は犬だけという場合が多く、なかなか許可が下りにくかった猫との同居。最近では「猫入居可」の物件が登場したり、相談次第で猫と一緒に暮らせる賃貸物件が増えてきました。しかし猫を飼育できるようになったことで、近隣住民や貸主とのトラブルも増えているようです。賃貸で猫を飼うときに守るべきマナーにはいったいどんなものがあるのでしょうか。猫を飼うときにありがちなトラブルを紹介し、その対策方法を合わせて解説しましょう。

爪とぎ対策

多くの飼い主を困らせているのが「爪とぎ」です。室内を傷つけられると、退去時には高額なリフォーム費用を請求されることがあります。また、爪とぎの音が壁を通して隣人に迷惑をかけることもあります。爪とぎを防止するにはどのような方法があるのでしょうか。注意したいのが、「爪とぎをやめさせるのではなく、室内を保護したり音を出さないようにする」という視点を持つことです。爪とぎは猫の習性ですからやめさせるのは困難。無理やりやめさせようとすれば、猫にストレスを与えてしまいます。そのため猫が自由に爪を研いでもいい場所を設けてあげることが、爪とぎ対策となるでしょう。また猫は過去に爪とぎした場所を好む傾向があります。爪とぎの場所をうまく誘導することで、室内へのダメージを抑えることができます。もっとも効果の高いのが爪とぎシートや爪とぎ器を利用する方法。猫が爪とぎを始めたら、そこにすかさず設置して保護しましょう。この他にも爪とぎ対策としては以下の様にさまざまな方法があります。

  • 爪とぎされたくない場所に障害物を置く
  • 忌避剤やしつけスプレーなど猫が嫌がる臭いをつける
  • こまめに爪切りをする
  • 爪キャップを装着する

騒音・臭い対策

猫は発情期になると大きな鳴き声を出しますが、これはしつけで直すことはできません。また去勢していない雄猫を中心に「スプレー行為」といって、きつい臭いのマーキングをすることがあります。これらを防ぐため、賃貸マンションに住む場合は不妊や去勢手術が必要になるかもしれません。ただし、スプレー行為は去勢で改善しないこともあります。その場合は獣医さんに相談しましょう。また猫のトイレはいつもキレイに掃除してください。臭いがこもると隣の部屋にも漏れてしまうことがあります。猫のトイレをバルコニーに出す人もいますが、その場合は臭いが漏れないように密閉型のゴミ箱を使うようにしましょう。

室内で飼う

賃貸マンションなど集合住宅に住む場合、猫は完全室内飼育にしましょう。ベランダに出す際も注意が必要です。隣のベランダに入り込んだり、誤って落下してしまうことがあるからです。「狭い室内でかわいそう」と思うかもしれませんが、外に出すよりも、限られたスペースの中で猫が伸び伸びと暮らせる環境作りをすることの方が大切です。キャットウォークやキャットステップなど遊び場やくつろげるスペースを用意すれば、お気に入りのスペースとなるでしょう。

いかがでしたか。以上のようなことを心がければ、迷惑をかけず、猫にとっても満足な暮らしが実現するでしょう。もし予算があれば、ペット共生マンションなどに引越すこともおすすめします。ペットと暮らすための理想的な環境が実現されているマンションなので、もっと伸び伸びと安心して暮らすことができるでしょう。ぜひ、検討してみてください。