ペット可の賃貸で暮らすときのマナーと注意点~小動物のしつけについて~ - ペット暮らしマニュアル | キャッシュバック賃貸

入居決定で
祝い金
もらえる!

本日の公開物件数
6,090,354

ペット暮らしマニュアル

犬や猫などと一緒に暮らせるペット可の賃貸物件。以前は原則禁止という賃貸マンションが中心でしたが、最近数年、新築分譲されるマンションでは75%ほどがペット飼育可能という調査結果もあるほど主流となってきました。ペット可の物件は大きく分けて2つのタイプがあります。1つは「ペット共生型」として遊び場や床材壁材などが充実した物件で、建築時からペットとの暮らしがコンセプトに盛り込まれて設計されているため、使いやすい設備が整っています。もう1つは、建築時はペット不可だったが築年数が重なり、途中からペット可能になった物件。コストパフォーマンスは高いかもしれませんが、ペットと暮らすことを目的とした住民ばかりではないので、近隣とトラブルにならないよう配慮が必要になる場合もあります。いずれもマンションの管理規約をしっかりチェックして選ぶことが大切です。

ペット暮らしマニュアル

POINT6

ペット可の賃貸で暮らすときのマナーと注意点~小動物のしつけについて~

ペット可の賃貸物件でフェレットやうさぎ・ハムスター・リス・鳥類などの小動物を飼うときは、まわりに迷惑をかけずに飼育することが飼い主の責任です。それぞれの小動物を飼育するときに必ず守るべきルールやマナー、注意点を紹介します。

うさぎの場合

うさぎは繁殖力の強い動物。環境さえ整っていれば、ほぼ一年を通して繁殖することができ、一度に3~6羽ほど出産します。子どもうさぎを引き受けてくれる飼い主の目処があったり、生まれてくる子どもを世話する余裕があったりすればいいですが、無計画な繁殖はトラブルの原因です。そのため、つがいで飼う場合は避妊や去勢が必要になる場合があります。ただし、うさぎはペットの中でも飼いやすい動物と言われています。人懐こく、鳴き声は静かで、散歩する必要もありません。しつければトイレもきちんと覚えます。ただし、おしっこや下痢は臭うことがあるので、こまめに掃除しておきましょう。

ハムスター/フェレット/シマリスの場合

ハムスターやフェレット、シマリスなどの小動物は、小サイズで鳴き声も気にならないので、賃貸物件での飼育に適した人気のペットです。「ペット可」ではない賃貸物件でも、交渉次第では飼えることもあります。ただし、その場合でも注意するポイントがあります。ハムスターを例にすると、夜行性なので夜中に回し車で遊び続けることがあります。静かな時間帯に「カラカラ…」と音が響けば、部屋の防音性能によっては迷惑となってしまうかもしれません。またフェレットの場合は臭いに気をつけましょう。フェレットはスカンクと同じイタチ科なので、臭いが強いです。ただし、去勢や避妊、臭腺除去手術によってかなりの臭いは抑えられます。そしてシマリスを飼育するときは、リスの習性である噛み癖に注意してください。ガリガリと意外と大きな音を出しますし、電気コードを噛んで感電してしまうことがあります。

鳥類の場合

ペットショップの中でも九官鳥や文鳥・オウム・インコなどの鳥類は人気です。小鳥のさえずりやモノマネは鳥を飼うときの大きな魅力ですが、ときには騒音となります。また鳥類はフクロウなどの例外を除いて主に昼行性です。早朝や深夜といった時間帯にわざわざ起こして、鳴かせないようにしましょう。鳴き声が気になる場合、文鳥は「チュンチュン」という小さい声で鳴くためおすすめです。

小動物の場合も、それぞれの注意点をまとめると「繁殖」「騒音」「臭い」などに注意する必要がありそうです。加えて、小動物ならではの問題として「脱走しやすい」ということが挙げられます。ケージやキャリーバッグをあらかじめ用意しておき、外出するときはケージのフタがきちんとロックされていることを確認します。また窓を開けたり、ベランダに出すときは注意してください。小動物はサイズが小さいため、大きな動物と比べてリスクが低いと思うかもしれませんが、どんな動物を飼う場合でも飼い主には相当の責任がつきまといます。あなたや大切なペットが思わぬトラブルに巻き込まれないように、しっかりと自覚をもって飼育するようにしてください。