賃貸物件の築年数、何年までなら許せる?
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引越しなどで賃貸物件を探す際は、家賃はもちろん、物件の築年数を気にする方も多いのではないでしょうか。
月々の家賃や入居時の諸費用が高くなったとしても新しい物件を選ぶか、築年数には目を瞑り比較的安い物件を選ぶかは、その後の生活にも大きく関わってくることでもあり、難しいものです。
そこで、お部屋探しの際の築年数の許容範囲はどの程度か、アンケートを取ってみました。
お部屋探しの際の築年数の許容範囲は?
- 1位
- 20年以上でも可
- 31
- 2位
- 10年以下
- 23
- 3位
- 15年以下
- 20
- 4位
- 20年以下
- 10
- 5位
- 5年以下
- 9
- 6位
- 新築
- 4
- 7位
- 3年以下
- 3
古くてもOK!?20年以上でも許せる人が多数派
アンケートの結果、20年以上でも可と回答された方が最も多く、全体の三割程度いらっしゃいました。
建物がしっかりしていれば、築20年以上でも特に気にしない方が多いようです。
但し、回答の中に「清潔」や「リフォーム」といった言葉が良く見られることから、どんな物件でも容認できるわけではなく、ある程度の快適さや清潔感、耐震性など、物件に求める基準がある程度設定されていることが伺えます。
築年数が古い物件でも、リフォームにより新しい物件と遜色の無い物件が増えていることも影響しているのかもしれません。
築10年や築15年まで許せる人も多い中、新築派は少数
アンケートの結果、20年以上でも可と回答された方に次いで、10年以下との回答が多く、その後に15年以下と続きました。
10年以下と回答された方の多くは、建物の傷みや耐震構造についての不安が見受けられました。10年という単位を一つの基準としていることが伺えるほか、耐震性や耐震規定などの言葉から、阪神大震災発生後の建造物に関する耐震基準の変更や、東日本大震災の影響も垣間見られます。
この傾向は、15年以下と回答された方々にも共通して見られました。やはり地震国家である日本に住む以上は、常に大地震の発生を想定しておく必要があるようです。
新築と回答された方の中には、前の居住者が気になるという回答が見られました。極端に綺麗好きな方かもしれませんが、常に新築物件を探すとなると、立地条件や金銭的な面で大変かもしれませんね。
アンケート結果から見えてくる、耐震性に対する意識の向上
今回のアンケートの結果から、賃貸物件を探す際、築年数をさほど気にしていない人が少なくないことがわかりました。しかし、家賃が安ければ物件が古くても問題ないというわけでもなく、耐震性やリフォーム状況など、建物の安全面や実情を気にしている方が非常に多いこともわかりました。
地震大国である日本で暮らす以上、住む家の耐震性には常に気を使う必要があり、平成に入ってから二つの大震災を経験したことで、地震に対する国民全体の意識が向上していることの表れなのかもしれませんね。
- 調査期間
- 2015年1月27日〜2月10日
- 調査対象
- 全国の男女(年齢不問)
- 有効回答数
- 100
- 関連ワード
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