梅雨が明け、本格的な夏が到来しつつある昨今。扇風機で耐え忍んできた人たちもそろそろエアコン購入という白旗を上げたくなってきた頃ではないでしょうか。しかし、エアコンと一口に言っても千差万別。しかも、使う部屋や使用頻度によって選ぶべきものが変わってくるので、せっかく買ってもあまり冷えない……なんていうことも。そこで今回は、エアコンを選ぶときのチェックポイントを大特集!
エアコン選びの6つのポイント
この夏を制するために知っておきたいチェックポイントをあなたのライフスタイルに照らし合わせてご覧ください。それでは早速ご紹介していきましょう!
1.1日中家にいるなら「省エネ」なエアコンを買おう
エアコンを買うとまた、南向きのお部屋も日当たりが良い分、冷えにくいので、6畳のお部屋でも8畳用のエアコンを使うと良いのだとか。とは言え、費用は極力抑えたいもの。どうしても購入費用を抑えたい場合には、扇風機を併用し、熱気を外に逃がしてからエアコンのスイッチを入れるなどの工夫をすると良いかもしれません。
2.ワンルームなら、基準よりも広めの部屋用のエアコンを買おう
エアコンを買うときに考えたいチェックポイントの2つ目に、どんな部屋にエアコンを設置するかがあります。例えば、台所付の6畳のワンルームであれば、調理するときの熱で部屋全体が冷えにくくなるので、10畳用のエアコンを買うことを推奨されているようです。
また、南向きのお部屋も日当たりが良い分、冷えにくいので、6畳のお部屋でも8畳用のエアコンを使うと良いのだとか。とは言え、費用は極力抑えたいもの。どうしても購入費用を抑えたい場合には、扇風機を併用し、熱気を外に逃がしてからエアコンのスイッチを入れるなどの工夫をすると良いかもしれません。
3.ずぼらさんは自動洗浄機能付きエアコンを選ぼう
節約を考える上で、意外と大事になってくるのがエアコン内の掃除。家電量販店の販売員さんによれば、毎日エアコンを使う時期は、最低でも2週間に1度、フィルター掃除をしないと、冷房効果に衰えが出て、結果的に電気代がかかるのだとか。
とは言え、エアコン掃除は面倒なもの。そんな方は、予め自動洗浄機能付きエアコンを買うのが賢い選択かもしれません。数年に1度、業者の方にお願いするほかは、月に1回程度、ボックスに溜まったゴミを捨てるだけでいいようです。ただ、エアコンの価格にもよりますが、自動洗浄機能が付いたものは値も張るのが事実。少しでも節約したい方は、通常のエアコンを買い、掃除機でフィルターの掃除を行うなど、こまめなお掃除を心がけたいものですね。
4.木造物件ならば、広めの部屋用のエアコンを選ぼう
物件の材質自体もエアコン選びの際の重要な基準の1つ。密閉率の高い鉄筋物件に比べ、木造物件はやはり隙間から冷気が逃げてしまいやすいのだとか。そこで、木造物件にお住まいの方は、実際よりもやや広めの部屋用のエアコンを選んだ方が長期的に見て経済的と言えそうです。
しかし、先に述べたようにできるだけ予算を削りたいという方もいらっしゃるはず。そういう方は密閉率を上げるために、ホームセンターなどで、1巻き80円くらいで売っている「すき間テープ」を買いましょう。窓のサッシや、部屋のドアのすき間にあてがうことで、エアコンの効果を最大限に引き出すことができます。
5.うっかりさんは「人感センサー」付を選ぼう
エアコンに関する「うっかり事故」として多いのが、つけっぱなしで家を出てしまうこと。その日のうちに戻ってくるときは良いですが、帰省や旅行など、長期で家を空けるときには大惨事になってしまうことも。そんなうっかり気味な方は、「人感センサー」という機能を付けた方が賢いかもしれません。人の不在を感知して、自動的に電源を切ってくれるので、いわゆる大惨事を避けられます。微妙な温度調整もしてくれるとあって、電気代も節約できるんだそう。ただし、通常のエアコンに比べ、本体価格が10,000円ほど高いので、何年使うか等々の事前の算段が必要です。
6.寒さは耐えられるという人は冷房専用エアコンを選ぼう
寒さは耐えられるが、暑さは耐えられないという人は冷房専用エアコンがオススメです。安いものだと、29,800円くらいからと、暖房機能付きのものよりも20,000円以上安く手に入ります。冷房よりも暖房の方が、電気代がかさむので、徹底的に出費を抑えたいという方は、最初から冷房専用エアコンを選ぶのが究極の節約に繋がるかもしれませんね。
おわりに
エアコンこそ、ライフスタイルや住居環境等、「自分仕様」のものを選ぶ必要があるようです。とは言え、予算にも上限があるというもの。細かいところを工夫しながら、経済的で快適な夏をお過ごしください。