さみしがりやは対面型?カウンターキッチンと独立キッチンのメリット・デメリット比較

さみしがりやは対面型?カウンターキッチンと独立キッチンのメリット・デメリット比較

カウンターキッチンはオシャレ! そうイメージされている方は多いと思います。事実その通りで、カウンターキッチンのあるお部屋はオシャレに見えますし、使い勝手もいいです。でも独立キッチンには独立キッチンのメリットがあるんです。

今回は、カウンターキッチンと独立キッチンのメリット・デメリットをそれぞれまとめました。メリットとデメリットを比較して、自分に合ったタイプのキッチンを選んでくださいね!

キッチンのタイプ

キッチンにはいくつか種類があります。カウンターキッチンと独立キッチンのメリット・デメリットを解説する前に、主なキッチンのタイプを解説したいと思います。

クローズドキッチン/独立キッチン

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クローズドキッチン、または独立キッチンと呼ばれるタイプは、キッチン空間が独立して作られています。スタンダードなタイプのキッチンで、ワンルームの場合は玄関から部屋までの廊下に独立キッチンが設置されている物件が多いです。

オープンキッチン/対面キッチン

 さみしがりやは対面型?カウンターキッチンと独立キッチンのメリット・デメリット比較

キッチンとリビング・ダイニングとの間に壁を設けず、キッチン空間をオープンにしたタイプのキッチンです。壁側にシンクを設置する壁付けタイプと、ダイニング・リビング側にシンクを設置する対面タイプがあります。こちらは対面型のオープンキッチンです。

カウンターキッチン

 さみしがりやは対面型?カウンターキッチンと独立キッチンのメリット・デメリット比較
出典:ブルーモザイクタイル

キッチンとリビング・ダイニングの間にカウンターが付いているタイプのキッチンです。仕切り壁を設けないタイプと、仕切り壁に窓を開けたタイプがあります。カウンターキッチンは基本的に仕切り壁がないので、オープンタイプに含まれます。メリットやデメリットについては後ほど解説します。

アイランド型キッチン

 さみしがりやは対面型?カウンターキッチンと独立キッチンのメリット・デメリット比較

壁面から離し、島のように独立したオープンスタイルのキッチンです。家族や友達と一緒にワイワイと料理を楽しみたい方に向いています。アイランド型キッチンを設置するにはある程度の広さが必要です。

カウンターキッチンのメリット

カウンターキッチンには7つのメリットがあります。オープンタイプのキッチンに共通するメリットになるので、カウンターがないタイプのオープンキッチンのメリットでもあります。

1. 料理が運びやすい

カウンターキッチンはリビング・ダイビングとの仕切り壁がないため、料理が運びやすいです。家族に料理を運んでもらいやすいですし、友達に料理をふるまうときも料理を出しやすいのでとても便利です。

2. 片付けがしやすい

リビング・ダイニング、またはカウンターで食事をした後、片付けがしやすいのもカウンターキッチンのメリットです。カウンターにお皿やコップなどを置いて片付けられるので、クローズドキッチンのようにわざわざキッチンに何度も出入りする手間が省けます。

3. 空間が広く感じる

仕切り壁がないことにより、キッチンとリビング・ダイニングが一体となって空間が広く感じられます。特にワンルームでは仕切り壁のある・なしで感じる広さが大きく変わってくるので、賃貸料を抑えつつ広さが感じられるお部屋をお探しの方には、カウンターキッチンがオススメです。

4. コミュニケーションが取りやすい

カウンターキッチンなど、オープンタイプのキッチンは仕切り壁がないことにより、リビング・ダイビングでくつろいでいる家族や友達とコミュニケーションが取りやすいです。

調理をしながら会話ができるので、クローズドキッチンよりも自然とコミュニケーションが増えます。さみしがり屋の方はカウンターキッチンの方が向いているでしょう。

5. テレビを見ながら料理ができる

キッチンから見える位置にテレビがあれば、テレビを見ながら料理ができます。ただし、テレビに集中してしまってお鍋を吹きこぼしたりしないように注意しましょう。

6. 子供の様子を見ながら料理ができる

小さいお子さんがいるご家庭は、クローズドキッチンだと料理中に子供の様子が見られないので心配ですよね。カウンターキッチンなどオープンタイプのキッチンなら、リビングで遊ぶ子供の様子を見ながら料理ができるので安心できます。料理を運んでもらったり、子供にお手伝いしてもらいやすいのもカウンターキッチンの良さです。

7. カフェのようにお茶ができる

カフェのカウンターのように、ゆっくりお茶をできるのもカウンターキッチンの良さです。リビングで飲むのとカウンターキッチンで飲むのとではまた雰囲気が違います。昼間はお茶を楽しみ、夜はお酒を楽しむなど、カフェやバーのカウンターのような雰囲気を味わえます。

カウンターキッチンのデメリット

カウンターキッチンはメリットだけでなく、デメリットもあります。どんなデメリットがあるのか見てみましょう。

1. 煙やニオイがリビングにも広がる

カウンターキッチンなどオープンタイプのキッチンはリビング・ダイニングとの間に仕切り壁がないため、煙やニオイがリビングにまで伝わりやすいのがデメリットして挙げられます。ニオイがきつい料理をするとしばらくニオイがこもってしまいます。

2. キッチンが丸見え

カウンターキッチンはリビングからもキッチンが丸見えになってしまうので、常にキッチンを綺麗にしておかないといけないというプレッシャーがあります。来客時、キッチンが散らかっていると恥ずかしい思いをしてしまうので、片付けが苦手な方には向いていないかもしれません。

独立キッチンのメリット

独立キッチンはオープンキッチンと反対の性質を持っています。

1. 煙やニオイがリビングまで広がらない

独立キッチンはリビング・ダイニングとの間に仕切り壁があるため、調理で出る煙やニオイがリビングまで広がりません。来客時も煙やニオイの広がりを気にせず料理ができます。

2. 料理に集中できる

独立キッチンは他の部屋からは独立した空間であるため、集中して料理ができます。家族や友達がリビングでテレビを見ていると気になって集中しにくいですが、独立キッチンなら周りの音を気にならないので料理に集中しやすいです。

3. キッチンを隠せる

独立キッチンは仕切り壁によってダイニング・リビングから見えない作りになっており、来客時は扉を閉めてしまえばキッチンを隠せます。片付けが苦手な方は独立キッチンの方が向いているでしょう。

4. 収納スペースが多くとれる

独立キッチンは吊り戸など収納スペースが多く、ものを取りやすいのもメリットです。オープンキッチンは構造上、リビング側のキッチン上部に吊り戸を設けませんが、独立キッチンは壁に囲まれているので、吊り戸などの収納スペースを設けやすいです。

独立キッチンのデメリット

独立キッチンのデメリットも、オープンキッチンとは正反対であると言えます。独立キッチンのデメリットは以下の3つです。

1. 閉塞感がある

独立キッチンは空間が壁で囲まれているため、閉塞感があります。孤独な独立キッチンは、さみしがり屋の方には向いていないかもしれません。

2. 料理が運びにくい

独立キッチンはわざわざキッチンから出てダイニング・リビングまで料理を運ばないといけないので、料理が運びにくいのがデメリットです。どうしてもダイニングまでの動線が長くなってしまうので、料理を運ぶ面倒さは避けられません。片付けも同じです。

3. 家族の様子が分かりにくい

独立キッチンからはリビング・ダイニングの様子が見えないため、家族の様子が分かりにくいです。特に小さなお子さんがいるご家庭だと、料理中に何をしているのか心配になりますね。

まとめ

いかがでしたか? カウンターキッチンのあるお部屋はカフェのようにゆっくりお茶をしたり、読書が楽しめるのがいいですよね。友達を呼んでカウンターキッチンでお酒を飲めば、バーに飲みに行くより安上がりです。

カウンターキッチンと独立キッチンにはそれぞれメリット・デメリットがありますので、自分のライフスタイルや性格をふまえて選ぶと失敗しにくいかと思います。

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