「住みたい街ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき街シリーズ 〜第6回:光が丘〜

「住みたい街ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき街シリーズ 〜第6回:光が丘〜

「住みたい街ランキング」にはランク入りしないけれどオススメの街を紹介する当企画。第6回で紹介するのは、都営大江戸線の「光が丘」です!

「光」の丘という輝かしい駅名も虚しく、とかく地味なイメージを持たれがちな練馬区。「練馬大根しか浮かばない」「そもそも何も浮かばない」「ていうかほぼ埼玉(埼玉の悪口じゃないです)」って思ったヤツ、いまここで全員ビンタ!

練馬区を代表いたしまして光が丘がいかに一人暮らしにオススメか! そんなこの街の魅力は以下3つ!

  1. 都営大江戸線の始発駅
  2. 都内でも有数規模の公園がある
  3. 深夜営業のスーパー銭湯が2つある

詳しく解説します!

1.大雪でもビクともしない。大江戸線も最強だった!

 「住みたい街ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき街シリーズ 〜第6回:光が丘〜

駅前。「光が丘」の由来は、練馬区のイメージである「緑と太陽のまち」から

まずは街の基本情報ですが、もともとは広大な農業地帯で、江戸時代から「大根の練馬か練馬の大根か」と言われ名を馳せていたのは史実の通り。

昭和17年に建設された陸軍の成増飛行場は、戦後、米軍家族の宿舎となり「グラントハイツ」と命名されました。

現在、駅前は都内最大規模の住宅団地に姿を変え、その一帯は多機能複合型ショッピングセンター「光が丘IMA」になっています。中央館、東館、南館の3館から成り、LIVIN(西友)やダイエー、120の飲食店を含む専門店や音楽ホールで構成。

迷子になりそうなくらい広い! でかい! なんでもある!

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IMAにある「大盛軒」は光が丘住民の台所と呼ばれてます

冒頭で記した通り東京都内でも埼玉県寄りであることから、家賃相場もかなり安め。

ワンルームや1K、1DKなら6万円台、1LDK以上でも10万円以下なので、ゆくゆくの同棲や結婚などを見据えて人生設計できるのもいいところ。

そして、特筆すべきは都営大江戸線の強靭ぶりです。

東京の地下鉄で最も最深部を走る大江戸線は全区間地下走行のため、台風や大雪といった自然災害の影響がほとんどありません。東京が大雪に埋もれて各種交通機関が麻痺してるなか、ひとりピンピンしているのが大江戸線です。

また他社線との乗り入れがないため事故などの影響も受けにくく、基本的に月の遅延回数は1〜2回程度とか。光が丘は、そんな最強な大江戸線の始発駅。新宿、六本木、汐留までも座ったまま、乗り換えなしで通勤可能なのです。

便利!

2.ロハスな暮らしに一歩近づける、光が丘公園

光が丘といえは無視できないのが、都立光が丘公園です。

60万平方メートルもの広さを誇る芝生公園で、野球場、陸上競技場、テニスコート、弓道場、デイキャンプ場、バーベキュー場など屋外アクティビティのほぼ全てを網羅。敷地内にはサクラやケヤキなどが点在し、樹齢100年越えの巨木の木陰で昼寝や読書もできちゃいます。

また光が丘公園では、毎年秋にエコ系フェス「ロハスフェスタ」が開催されています。

作家さんの手づくり雑貨や家具、健康を意識した食事やスイーツなどが各種出展されたり、ワークショップに参加できたりします。

今年の開催日程は9月26日(土)と27日(日)なので、日頃、PCなど無機質なものに囲まれて不摂生をしがちな社畜こそ絶対行くべき!

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園内全体で1000本の桜が植樹されており、桜の名所としても有名

そして公園で過ごした後の休日ランチにオススメなのが、光が丘公園の近くにある「CAFE RODI」です。

出版業を本業とするオーナーが営むカフェ&ギャラリーで、自家製の食事やハンドドリップのコーヒーが供されるほか、定期的にワークショップなどのイベント、不定期で音楽イベントなどが開催されています。

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雑貨店も併設されているので、手づくり系女子を連れて行けば胸キュン必至

3.どれだけ社畜っても平気。深夜2時まで温泉に浸かれるから!

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「極楽湯」の露天岩風呂。入浴料は平日860円

出典:極楽湯

一人暮らしの悩みのひとつに「広い湯船に浸かれない」というのがあるかと思いますが、光が丘ならそんな悩みとは無縁です! なぜならスーパー銭湯が2店舗利用できるから!

まずキングオブバスこと老舗スーパー銭湯「おふろの王様 光が丘店」。各地の温泉を忠実に再現した人工温泉や療養泉と同じ濃度の炭酸泉、ジェットバス、サウナなど諸々完備。深夜1時まで営業(最終受付0時)なので、深夜帰宅後に滑り込みで入浴も可能。平日680円という安さも嬉しいところ。

しかしながら大江戸線最終電車の到着時間は1時10分。

「終電だと、あ、ぜんぜん間に合わねーじゃん」とうなだれるにはまだ早いです。

住所こそ埼玉県ですが、深夜2時まで営業しているスーパー銭湯「極楽湯」も光が丘から至近距離。ただ駅から徒歩20分くらいかかるので、頑張って走っていくか自転車利用でダッシュで向かいましょう!(最終受付が1時20分だから!)へっとへとの身体を癒してくれるのは、地下1000余メートルから湧き出た天然温泉と岩と檜の二種類の露天風呂。明日への活力がみなぎらないはずがないです。

まとめ

都内にいながらにして実家を思い出す街・光が丘

 「住みたい街ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき街シリーズ 〜第6回:光が丘〜

看板の並びだけで身の回りのモノは一通り揃いそうなIMAの地元感

複合ショッピングセンターがあり、広大な公園があり、スーパー銭湯があり…。あ。これって、よくある地方都市の光景じゃないですか。23区でありながら、無視することのできない郊外感、もとい地元感。

そうそれは一人暮らしでありながら、実家にいるような気分にさせてくれる(言い過ぎ)アットホーム感。それが光が丘の魅力であり面白さ! 

練馬万歳! ビンタ回避!

基本情報

▶︎交通の便

  • 池袋まで……約25分
  • 新宿まで……約25分
  • 渋谷まで……約40分

▶︎平均家賃

  • ワンルーム……6.87万円
  • 1K・1DK……6.88万円
  • 1LDK・2K・2DK……9.16万円

参考:光が丘の賃貸物件