ロフト付き賃貸物件を120%活用するための5個のアイデアと注意点

ロフト付き賃貸物件を120%活用するための5個のアイデアと注意点

ロフトのある部屋って憧れますよね! 「俺んちロフトあるんだぜ」と自慢したくなる気持ちも分かります。収納、寝室、趣味のスペース、子供の遊び場に活用するなど、ロフトがあるだけで生活の快適さが増します。

今回はロフト付き賃貸物件を120%活用するための5個の活用法と注意点をまとめました。
ロフト付きの賃貸物件への引っ越しを検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。ロフト付き賃貸物件は探せば結構たくさんありますので、ロフトのある部屋に憧れている方はこの機会にロフト付きの部屋への引っ越しを考えてみてはいかがでしょう。

ロフトとは?

ロフトの定義は建物の屋根の下にある部屋を指します。屋根裏部屋がロフトにあたり、天井を高くして設けた中二階のある集合住宅のことをロフト・アパートメントと呼びます。

ロフトと似た意味を持つグルニエ(フランス語)という言葉があり、グルニエも屋根裏部屋を指しますが、ロフトが趣味などの空間として活用できる一方、グルニエは同じ屋根裏部屋でも収納スペースという意味合いを含む言葉であるため、ロフトとは用途が異なります。

ロフトのメリット

ロフト付きの部屋のメリットは、なんと言っても使える空間が広がることです。ロフトの活用法はさまざまで、趣味のスペースとして活用したり、収納スペースとして活用するなど、使い方は自由です。グルニエは収納スペースとしてのみ使用しますが、ロフトは生活スペースの一部として活用できます。活用法については、後述します。

収納のために部屋を増やすとなると家賃が高くなってしまいますし、一人暮らしだと収納部屋をフルに活用することができず無駄なスペースとなってしまいます。ロフトは天井部分にスペースを設けるため、部屋数を増やさずとも収納スペースを増やせますし、ロフト下のスペースも有効に活用することができます。

ロフトの注意点

ロフト付きの部屋は収納の点などで便利ではありますが、3つ注意点があります。

空調が効きにくい

1つ目の注意点は、空調が効きにくいことです。冷たい空気は下に溜まる性質があるため、夏はクーラーが効きにくくなります。窓がなかったり、クーラーの風が当たりにくい間取りだと、夏は暑くて寝室として使用するにはちょっと厳しいです。断熱が不十分な建物だとさらに暑さが増します。冬は反対に暖かい空気が上に溜まるので暖かくなりやすいです。

掃除機が入れにくい

2つ目の注意点は、掃除機が入れにくいことです。ロフトは梯子で昇り降りするので掃除機を持って昇りにくいですし、ロフトは天井に近く立てるだけの余裕がないので、掃除機での掃除はなかなか厳しいものがあります。

ケガの危険

3つ目の注意点は、天井に頭をぶつけたり、梯子で足を滑らせて転落する危険がある点です。この点は注意していれば防げることですが、寝起きで寝ぼけているとうっかり立ち上がって天井に頭をぶつけてしまったり、寝坊して慌てて梯子を降りようとすると足を滑らせてしまうことがあるので、ロフトを寝室にする場合は寝起きに注意しましょう。

ロフトの活用法その1:収納スペース

ロフトは普段は使わない物を置いておくのに便利です。押し入れだと奥の方に収納しているといざ使う時になって取り出すのが面倒ですが、ロフトなら押し入れよりも出し入れがしやすいです。

ロフトは下から見えにくいので、多少片付いていなくても来客時に慌てて片付ける必要がありません。片付けが苦手という方や、使わない物が多いけどなかなか捨てられないという方にロフトはとても便利な収納スペースになると思います。

ロフトの活用法その2:寝室

夏は暑さ対策が必要ですが、秋冬から春先にかけては暖かいので寝室として活用できます。収納の活用法と同じく、下から見えにくいので来客時にあわてて布団を片付けなくていいですし、寝室を見られずに済みます。

普段は下で寝ている方も、たまにロフトで寝てみると気分転換になります。眠れないなぁというときは、環境を変えてみると眠れるかもしれませんし、自宅ながらちょっとした合宿気分を味わえるのでロフトで寝るのもなかなか楽しいですよ。

ロフトの活用法その3:趣味のスペース

ロフトは趣味のスペースとしても活用できます。たとえば小説やマンガをロフトに収納しておけば収納を兼ねた読書スペースになりますし、絵を描いたり工作をするなど、ロフトは集中できる趣味のスペースになります。

書斎や趣味の部屋を設けるために部屋数が多い部屋を選ぶと家賃が高くなりますので、家賃を抑えつつ趣味のスペースを作りたい方はロフトを検討されてはいかがでしょう。

ロフトの活用法その4:仕事や勉強の気分転換

自宅で仕事や勉強に取り組んでいる方は、ロフトを気分転換の場所に使ってみてはどうでしょう。場所が変われば気分も変わりますので、気分が乗らない時はロフトに上がってみると集中できるかもしれません。

場所とセットで覚えるという勉強法もあり、「あ、これはロフトで勉強したな」と試験の時に思い出しやすくなる効果もあります。外出せずとも家の中で気分転換ができるのはいいですよね。カフェで仕事や勉強をするより節約できます。

ロフトの活用法その5:子供の遊び場

ロフトは子供にとっては秘密基地めいたわくわくする場所です。大人にとっては手狭な空間であっても子供にとっては十分広い空間なので、子供の遊び場として活躍します。

ただ、ロフトは梯子で昇り降りするので、子供が梯子で足を滑らせないよう十分注意し、梯子のステップにすべり止めを貼っておくなど対策をしておきましょう。

まとめ

ロフトは、収納や生活スペースを増やせるのが魅力です。使いにくいという意見もありますが、ロフトを上手に使いこなせば生活の快適さは確実にアップします。ロフト付き賃貸物件を選ぶ際は、どのように活用するか考えてから選ばれるのが良いかと思います。

ロフトのある部屋に憧れがある方、他の物件とは違う変わった部屋に住んでみたいなぁという方は、以下のリンクからロフト付きの賃貸物件を探してみてくださいね。

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