やっぱり光ファイバー!賃貸で快適なネットライフを送るために知っておくべきことまとめ

やっぱり光ファイバー!賃貸で快適なネットライフを送るために知っておくべきことまとめ

この十数年ほどでインターネットはすっかり生活に欠かせないものになりました。はじめてインターネットに触れたときは、なんて便利なものができたのだと驚いたものです。いまでは考えられないほど低速な回線で、数点の画像やFLASHをを表示するために何分も待ったのが懐かしいですね。

しかし慣れというのは恐ろしいもので、高速通信が当たり前となった現在では多少通信速度が遅いだけでイライラしてしまいます。快適なネットライフのためには、高速な通信環境が必須です。

高速通信にこだわるのなら、やっぱり光ファイバーが使える物件を選びたいところです。そこで今回は、賃貸情報でよく目にする光ファイバーについて、メリットとデメリットをまとめました。後半ではネット回線費を節約するための方法もご紹介しますので、最後までお読みいただければと思います。

光ファイバーとは?

 やっぱり光ファイバー!賃貸で快適なネットライフを送るために知っておくべきことまとめ

賃貸物件の情報を検索したことがある方は、「光ファイバー有り」や「光ファイバー対応」といった記載のある物件をご覧になられたことがあると思います。「光ファイバーってよく聞くけど、光ファイバーとはなんぞや?」と、光ファイバーについてよく知らない方のために、簡単に光ファイバーについて解説します。

光ファイバーのメリット1:通信が安定している

光ファイバーは、光信号を転送する伝送路のことで、最高速度が速いのが特徴です。電磁誘導を受けないためノイズが乗りにくく、通信速度を劣化させずに安定した通信をすることができます。距離の影響も受けないため、NTT局舎からの距離に関わらず通信が安定しているのが特徴です。

光ファイバーのメリット2:通信速度が速い

他の高速データ通信ではADSLも広く使用されていますが、光ファイバーはADSLよりも通信速度が速いため、インターネットでWebサイトを速く開けたり、動画ファイルなどのダウンロード速度も速く、快適にインターネットを使用できます。

光ファイバーのメリット3:光電話が使える

光ファイバーが利用できるマンションであれば、光電話が利用できます。光電話は固定電話と比べて料金が安いので、固定電話から光電話に乗り換えるると月々の固定電話の料金を節約することができます。また、光電話は速度が速く、通信が安定しているので、アナログ電話よりもクリアな音質で安定した通話ができるのもメリットです。

光ファイバーのデメリット1:他の世帯の影響を受けることがある

基本的に光ファイバーはADSLよりも通信速度が速いですが、一本の回線を回線を複数世帯で使用するため、マンションによってはADSLよりも通信速度が遅くなることがあります。

ADSLは電話回線を利用するため、いわば専用回線で通信できるのですが、光ファイバーは一本の回線を共有する仕組みになっているため、他の世帯の利用状況や時間帯によっては通信が遅くなってしまうことがあるのです。基本的には通信速度が速く安定していますし、常時複数人が同時にインターネットを利用しているわけではないので、時間帯や他の世帯の利用状況によって速度が落ちることがある、と認識していただければと思います。

光ファイバーのデメリット2:ADSLより料金が高め

光ファイバーは、ADSLと比べると利用料金が高めに設定されていることが多いです。後ほど説明しますが、キャッシュバックキャンペーンを利用したり、固定電話から光電話に乗り換えることで電話料金を節約できるので、工夫次第で光ファイバーの料金は節約できます。

光ファイバーを引いてないマンションの場合

マンションに光ファイバーが引かれていない場合、当然ですが光ファイバーを利用することができません。ただし、個別に光ファイバーを引いたり、モバイルルーターを利用するなど、光ファイバーがないマンションでも高速通信を実現する方法はあります。

マンションに個別に光ファイバーを引き込む

個別でマンションに光ファイバーを引き込む場合、必ず確認しておくことがあります。それは、光ファイバーを引き込んでよいか大家さんに確認することです。光ファイバーを引き込むには、壁を穴を開ける、エアコンや電話線の穴を使うという方法がありますが、賃貸である以上、光ファイバーの引き込み工事の許可を取る必要があります。

また、光ファイバーの工事を申し込んでも、マンションの構造上、光ファイバーの引き込み工事ができない場合があります。個別で光ファイバーを引くには、まず大家さんに許可を取り、プロバイダに申し込んで工事が可能か確認してもらいましょう。

モバイルルーターを使用する

 やっぱり光ファイバー!賃貸で快適なネットライフを送るために知っておくべきことまとめ
出典:イー・モバイル Pocket WiFi

マンションの大家さんに光ファイバーの工事の許可がもらえなかった、またはマンションの構造上、光ファイバーの工事ができない場合、モバイルルーターを使用するという選択肢を考えてみましょう。

インターネットに接続するには、ルーターと呼ばれる通信機器が必要です。モバイルルーターは持ち運びができるタイプのルーターで、パソコンやスマートフォンなどを無線で接続することができます。スマートフォンや携帯電話とセットで申し込むと料金がお得になるプランもあるので、docomo、au、SoftBankなどお使いのキャリアのモバイルデータ通信のプランをチェックしてみましょう。

キャッシュバックキャンペーンを利用する

キャッシュバックキャンペーンを利用すると、光ファイバーやADSLの利用料金を節約することができます。キャッシュバックキャンペーンを利用するメリットと注意点をまとめましたので、利用前にぜひ一読ください。

キャッシュバックキャンペーンのメリット

プロバイダの販売代理店などを通したり、プロバイダの乗り換えでインターネット回線を申し込みすると、キャッシュバックを受けられるキャンペーンが実施されています。キャッシュバックの金額はさまざまで、金額の大きいものだと50,000円以上のキャッシュバックが受けられるキャンペーンもあります。

比較サイトの「価格.com」はインターネット回線のキャンペーンキャンペーンで人気で、さまざまなプロバイダのキャッシュバックキャンペーンをまとめて比較できます。キャッシュバックを上手に利用すれば、基本料金は下がらなくとも、実質の利用料金を大幅に下げることができるので、インターネット利用料金の節約につながります。

プロバイダで直接申し込むよりも、キャッシュバックキャンペーンを利用する方が実質の利用料金に大きな違いが出てくるので、「価格.com」のような比較サイト経由で申し込んだ方がお得になる場合があります。

キャッシュバックキャンペーンの注意点

キャッシュバックキャンペーンの中には、オプション契約を条件としているものも多く、「最大◯万円キャッシュバック」と謳っているキャンペーンは、オプション契約によってキャッシュバックの金額に差が出ることがほとんどです。「最大」と書かれている場合、回線とプロバイダの契約だけでは最大金額にならないので、オプション契約の条件を必ず確認しましょう。

キャッシュバックは契約後すぐに受けられるわけではなく、一定期間の利用後に適用されることがほとんどです。キャッシュバックが支払われるまでの期間はさまざまで、3ヶ月後のところもあれば、12ヶ月後のところもあります。キャッシュバック適用前に引っ越しで解約することになれば、キャッシュバックを受けることができませんので、キャッシュバックが無駄になりますし、キャッシュバック金額を増やすためにほとんど使わないオプション契約をしたなら、損をしてしまいかねません。

キャッシュバックには必ず適用条件が定められていますので、キャッシュバックの金額だけで判断せず、契約内容や条件をよく吟味して判断しましょう。

インターネット利用料無料の賃貸物件を借りる

自分でインターネット回線を契約しなくとも、はじめから回線が用意されている物件に住めば自分で費用を負担しなくて済みます。また、工事待ちでインターネットが使えない期間が発生しないのもポイントです。引越直後は周辺のことがわからず、ネットを使って調べ物をする機会が多いので助かりますよね。

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まとめ

いかがでしたか? 賃貸物件で快適かつお得にネットライフを満喫するための参考になったでしょうか。「やっぱり回線速度重視で探したい!」という方は、光ファイバー有りのマンションに限定して物件を探すことをおすすめします。

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