大学生がはじめての一人暮らしで賃貸物件を選ぶときの6つのポイント

大学生がはじめての一人暮らしで賃貸物件を選ぶときの6つのポイント

初めてのひとり暮らし。家族と離れて一人で生活するのは、ワクワクすると同時にちょっとドキドキしますよね。物件を探すのも初めての経験でしょうから、物件選びに失敗しないかという不安もあるかと思います。

大学などに進学して初めて一人暮らしをする学生が賃貸物件選びで失敗しないための6つのポイントを解説します。充実した学生生活を送るために、自分にとってベストなお部屋を探せるように、賃貸物件選びの予習をしておきましょう!

ポイント1:ユニットバスかセパレートか

 大学生がはじめての一人暮らしで賃貸物件を選ぶときの6つのポイント

ワンルームのお風呂、トイレ、洗面室の間取りは、ユニットバスとセパレートの2種類があります。これから解説するユニットバスとセパレートのそれぞれメリット・デメリットをふまえ、どちらが自分に合っているかをよく考えて選んでください。

ユニットバスのメリット・デメリット

ユニットバスには3点ユニットバスと2点ユニットバスの2種類があります。3点ユニットバスはお風呂、トイレ、洗面室が全て一体となっているタイプで、2点ユニットバスはお風呂と洗面室が一緒で、トイレが別になっているタイプです。

ユニットバスは、お風呂と他の設備を一体にすることでコストとスペースを抑えられるため、家賃が安めに設定されています。家賃が安めで、掃除がしやすいというメリットがある反面、洗い場がないので湯船にお湯を溜めて浸かりにくいというデメリットがあります。

トイレとお風呂が一緒になっている3点ユニットバスの場合、友達や恋人が泊まりに来た時、お風呂を使っている時はトイレに行けないのが不便です。また、お風呂のお湯でトイレの床が濡れてしまうので、足元が濡れた状態でトイレに入るのが嫌な方には向いていないでしょう。

セパレートのメリット・デメリット

セパレートはお風呂、トイレ、洗面室が別々になっているタイプです。ユニットバスより家賃が高めに設定されていますが、お風呂とトイレが別なので、湯船にお湯を溜めて浸かりやすいです。友達や恋人が泊まりに来た時、お風呂とトイレを別々に使えるので、3点ユニットバスのようにお風呂に入っているとトイレが使えないということはありません。

家賃が安いユニットバスを選ぶか、少し高めでもお風呂・トイレが別々のセパレートを選ぶかは悩ましいところです。人気があるのはセパレートですが、ユニットバスの家賃の安さも魅力です。お風呂とトイレは絶対に別々がいいという方は、セパレートか2点ユニットバスを探してみましょう。

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ポイント2:自炊をするなら広め・コンロ2つ以上のキッチンを選ぶ

物件によってキッチンの広さや使い勝手はまちまちです。狭くて使いにくいキッチンだと、ひとり暮らしを始めたころは節約のために「自炊するぞ!」と思っていても、不便さから自炊をしなくなりがちです。

快適に自炊を続けるためには、広めのキッチンを選んだ方が良いでしょう。狭いキッチンだと、調理器具や食材の置き場がなく、料理をしにくいです。コンロの数も重要なポイントです。例えばコンロが1つしかないキッチンでスパゲティを作ろうとしたら、パスタとソースを時間差で作らなければならず非効率です。コンロが2つあれば、一方でパスタを茹でながら、もう一方でソースが作れるので効率的です。

自炊をするなら広めでコンロ2つ以上のキッチンを条件に探してみましょう。システムキッチン付きの賃貸物件カウンターキッチン付きの賃貸物件もおすすめです。

ポイント3:距離感を考える

学校から近い、遊び場に近い、駅に近いなど、賃貸物件を選ぶ際、何を重視するのか考える必要があります。学校から近いと通学がしやすいですが、友達のたまり場になりやすいです。楽しいとは思いますが、あまり勉強に集中できない環境になってしまうのはよくないでしょう。駅近でもトータルの通学時間が長いのは大変です。

学校、遊び場、駅のいずれにもちょうど良い距離感の物件を探すのが一番無難です。バイクや自動車を持っているのなら、少々駅から離れた場所も考えてみてもいいかもしれません。一般に、駅から遠い物件は家賃が低く設定されています。

講義の合間に帰宅できる距離だと、時間つぶしができたり、家で昼ごはんを食べて食事代を節約できたりするので、そうした点も考えて物件を探してみましょう。

ポイント4:防犯性をチェックする

一人暮らしをするなら、マンション・アパートの防犯性は必ずチェックしておきましょう。女子学生にはオートロックの賃貸物件が人気です。オートロックなら訪問セールスに煩わされることもありません。

オートロックだから100%安全というわけではありませんので、鍵を開ける際は周囲に人がいないか確認してから開ける、ベランダに女性モノのサンダルを置かない、2階以上の部屋でも外出時は必ずベランダの鍵は閉めるなど、できるかぎりの防犯対策をしておきましょう。

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東京都のオートロック付きの賃貸物件特集

ポイント5:周辺環境をチェックする

物件探しに慣れていないと、部屋の綺麗さや間取りだけに気を取られてしまいがちですが、周辺環境も忘れずにチェックしておきましょう。国道沿いだと夜中でもトラックが走ってうるさいですし、大型車が通る時に揺れることもあります。駅に近いと電車や駅前の居酒屋などの騒音に悩まされることがあります。

街灯が少なく、夜は暗くなる道が多い場所だと、バイトや飲み会で遅くなった時の帰り道が不安です。夜に下見に来るのは難しい場合は、周囲の道の街灯の数、間隔をチェックしてみましょう。

ポイント6:洗濯機の置き場所

洗濯機の置き場所は、暮らしや防犯に関係する重要なチェックポイントです。

室外に洗濯機を設置する物件の場合、雨風にさらされて汚れたり故障したりしやすくなりますし、鳥が洗濯機の上にフンをしていくこともあります。女性の場合、盗難の被害にも遭いやすいです。しかし、室内洗濯機置き場がある物件に比べると家賃が安いというメリットがあります。

室内洗濯機置き場がある物件は、上記のデメリットがない反面、生活スペースが狭くなったり、家賃が高めになったりします。また、防音が充分でない物件の場合は深夜や早朝に洗濯をしにくいこともあります(室外でも配慮が必要ですが)。

まとめ

いかがでしたか? 一人暮らしの賃貸物件を探す際は、家賃、間取り、大学との距離、防犯、周辺環境など、自分がこだわりたい条件に順位をつけてみましょう。賃貸情報サイトで検索する際、まずはこだわり条件を全て入力し、優先順位の低い条件からひとつずつ外していくのがコツです。

以下のリンクから、大学・短期大学・専門学校周辺の賃貸物件を探せるので、進学を機に一人暮らしを始める方はぜひご活用ください。

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