「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜

「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜

五反田駅と蒲田駅をつなぐ東急池上線。この路線の五反田駅から8分のところにあるのが長原駅です。JR線への乗り換えもしやすく、親しみやすい町で、まさに「穴場」というのにぴったりの場所かもしれません。

そんな長原で暮らしたくなる魅力はこの3つ!

  1. 裏道がアツい! 迷路のような商店街
  2. スイーツは長原の「名物」!? 老舗洋菓子店から世界に和菓子を発信する店まで
  3. ストレス発散に! そしてお花見に! 洗足池公園

ではひとつずつ見ていきましょう。

1. 裏道もアツい! 迷路のような商店街

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜商店街「ぱすてる長原」は、長原駅前の通りを中心とした駅周辺に広がっています。そのため、すべての店を見るためには行きつ戻りつする必要があり、また少々狭い通りにも人気店がひしめき合うなど、ちょっとした迷路感覚で楽しむことができます。

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜駅前の通りには、駅に隣接する東急ストアやまいばすけっと、ドラッグストアのセイジョー、トモズなど、生活に必須の店から昔ながらの電器店、気軽に入れる飲食店などさまざまな店が並んでいます。

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜そこからわき道に入ると、焼き鳥や唐揚げなど、主に鶏料理の惣菜を販売する「トリキ」、こじんまりした店ながらも人気のベーカリー「ラ・モトピケ」、さらに別の通りにはリーズナブルな値段のイタリア料理惣菜店、寿司や焼き魚も扱う鮮魚店、居酒屋があるなど、「こんなところにそんな店が!」と驚くこと請け合いです。
 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜すべて回るだけでもいい運動になるかもしれない「ぱすてる長原」。休憩には、無料WiFiが使えるドトールコーヒー、PCなどの充電ができるロッテリアが便利でしょう。

2. スイーツは長原の「名物」!? 老舗洋菓子店から世界に和菓子を発信する店まで

最近はコンビニでもさまざまなスイーツを販売しており、男性も女性の目を気にせずデザートが買えますが、自分へのご褒美にちょっと甘いものを…とか、職場やお世話になった人への手土産に、という時にはやはり専門店で購入したいもの。実は長原にはスイーツ専門店が4軒あり、それぞれに独自のカラーを出しています。
 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜昔ながらの洋菓子店「ルガール」は地元の人たちに広く愛され続けています。期待を決して裏切らない、定番のケーキを味わうことができ、店のたたずまいにも安心感があります。

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜「メゾン・ド・プティ・フール」は大田区内に3店舗を展開。焼き菓子はJAL・クラスJの機内サービス用としても使われました。ケーキは見た目も美しく、さまざまなメディアに取り上げられています。

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜「T.sweets.Labo」は食材にこだわり、米粉や糀を使ったロールケーキや焼き菓子を販売。毎週日曜の正午からのみ購入可能な、ノンアルコールの糀甘酒を使ったとろとろプリンも人気です。

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜そして長原から世界へと新しい「和菓子」を発信するショップもあります。それが「wagashi asobi」。ニューヨークやパリのイベントにも参加したこの店の、「ドライフルーツの羊羹」と「ハーブのらくがん」は広く注目されています。

同じ手土産でも地元のものなら話も広がるはず。その前に、まずは自分で味わってみませんか?

3. ストレス発散に! そしてお花見に! 洗足池公園

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜長原駅から徒歩約8分のところにある洗足池公園。洗足池は、日蓮上人が池のほとりで足を洗ったことからその名がついたと言われています。池の周囲の距離は約1.2キロで、歩くと約20分。自然の中でジョギングやウォーキング、犬の散歩をする人が多く訪れます。

 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜また、公園内には勝海舟の墓、源頼朝とも縁がある千束八幡神社など歴史とのつながりを感じさせるものや区立図書館などもあり、単に池の周りをまわるだけでなく、こうしたところに寄り道すると、楽しみながら体を動かせるでしょう。
 「住みたい町ランキング」には入っていないけど、絶対住むべき町シリーズ 〜第22回:長原〜そんな洗足池公園が一番盛り上がるのが、これから来る春のお花見。毎年その時期になると、週末には朝から場所取りをする人も少なくありません。でも長原に住めば、気軽に満開の桜を見て、池の周りに軒を連ねる屋台で一杯やりながら楽しく過ごす、という「地元の特権」を味わうこともできます。

まとめ

長原は決して大きな町ではないにもかかわらず商店街が充実しており、隠れた名店も存在しています。また、東急池上線は冒頭にも書いた通り、JR線への乗り換えもしやすく、さらに旗の台駅で東急大井町線に乗り換えれば、自由が丘や二子玉川といった人気エリアにも出られます。

見逃されがちな駅かもしれませんが、かつて筆者も住んだことのある長原。住環境は申し分ないと言わせていただきます!

基本情報

▶交通の便

  • 池袋まで……約40分
  • 新宿まで……約30分
  • 渋谷まで……約30分

平均家賃

  • ワンルーム……5.96万円
  • 1K……7.25万円
  • 1DK……9.17万円
  • 1LDK……12.47万円
  • 2K……8.37万円
  • 2DK……11.27万円
    参考:長原の賃貸物件