わからないと敬遠せずに、保険料を見直して上手に節約しよう!火災保険大手6社の特徴比較

わからないと敬遠せずに、保険料を見直して上手に節約しよう!火災保険大手6社の特徴比較

賃貸契約時に提示された火災保険を継続して加入されている方がほとんどだと思いますが、火災保険を見直すと保険料を節約できるかもしれません。「保険はわかりづらい」と敬遠している方は多いと思いますが、保険もタダではないので無駄なオプションに加入していないか、最適な保険が他にないか見直してみましょう。

大手火災保険大手6社の火災保険の特徴をまとめましたので、本記事を機に保険料を見直してみてはいかがでしょう。

火災保険を自分で選べる場合

賃貸契約を結ぶ際、火災保険の契約が必要となります。万が一火災が起こった時のための保険で、加入していれば保険会社が損害賠償金を支払ってくれます。

火災保険は不動産会社に提示されるがまま契約している方が多いと思いますが、必ずしも提示された保険会社に加入しなければいけないというわけではありません。契約で指定された保険会社への加入が義務付けられる場合は難しいですが、そうでなければ自分で選んだ保険会社に加入することは可能です。

契約時に提示された保険会社に加入した場合でも、保険の契約更新のタイミングで切り替えることはできます。

火災保険の見直しで保険料節約

保険会社によって保険料に差があり、オプションによっても保険料が変わってきます。不動産会社に提示された火災保険がベストであるとは限らないので、契約を見直すことで保険料を節約できるかもしれません。

火災保険の契約期間は基本的には2年なので、入居してから2年経過したら火災保険を見直してみましょう。これから大手6社の火災保険の特徴をご紹介しますので、契約満了が近づいている方は保険の見直しを考えてみてください。

大手保険会社の火災保険の特徴まとめ

※2016年11月時点の内容です。契約内容は改定される場合があるので、契約の際に各自ご確認ください。

三井住友海上 / リビングFIT

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出典:リビングFIT

賃貸住宅に住んでいる方専用の家財の火災保険です。火災によって大家さんに賠償責任が生じた場合、損害補償をしてくれます。盗難や事故で家財が壊れた場合の補償、さらに同居人の家財も補償してくれる保険です。

東京海上日動 / トータルアシスト住まいの保険

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出典:トータルアシスト住まいの保険

火災、風災、水災、盗難・水濡れ、破損を基本補償としている火災保険です。マンションの場合、水災は対象外となっています。これらの補償に加え、以下の4つの付帯サービスで構成されています。

・事故防止アシスト(無料)
・メディカルアシスト(無料)
・緊急時助かるアシスト(オプション)
・住まいの選べるアシスト(オプション)

損保ジャパン日本興亜 / THE 家財の保険

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出典:THE 家財の保険

賃貸住宅入居者専用の火災保険です。家財は自然災害、空き巣による盗難、配水管破裂による水濡れ、事故による破損が補償対象となっています。同居人の家財も補償してくれます。

家財だけでなく、大家さんへの賠償責任が発生した際の補償もしてくれます。任意で緊急修理で負担した修理費用を補償してくれる「修理費用補償」に加入できます。

あいおいニッセイ同和損険 / タフ・住まいの保険

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出典:タフ・住まいの保険

補償内容の異なる「ワイドプラン」「ベーシックプラン」「エコノミープラン」の3つのプランが用意されているのが特徴です。

・ワイドプラン
補償内容:火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、水濡れ・外部からの物体落下等等・騒擾、盗難、水災、破損・汚損等

・ベーシックプラン
補償内容:火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災、水濡れ・外部からの物体落下等等・騒擾、盗難、水災

・エコノミープラン
補償内容:火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災

富士火災 / ライフパートナーα

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出典:ライフパートナーα

賃貸住宅入居者専用の火災保険です。家財の補償と大家さんへの損害賠償がセットになっています。他人にケガをさせたり、他人のモノを壊してしまったりした時など、損害賠償責任が発生した場合の損害も補償してくれます。

「ライフパートナーα」は、大家さんへの賠償事故が発生した場合、示談交渉をサポートしてくれます。示談になったときにサポートが受けられるのはとても助かりますね。

AIU保険 / リビングサポート保険

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出典:リビングサポート保険

賃貸住宅入居者用の家財保険です。大家さんや他人への賠償責任も補償してくれます。

転居に伴って保険の対象である家財を他の場所に移す場合、移転日から通知するまでの期間も補償してくれるのが特徴です。万が一手続きを忘れていても、住民票の移転日の翌日から30日以内に通知すればその期間も補償対象となります。

火災保険を選ぶ時の注意点

火災保険には基本的に地震保険は含まれていません。地震による補償を受ける場合は、オプションで地震保険に加入する必要があります。賃貸入居者は建物の所有者ではないので、補償対象は家財一式となります。

地震保険は単独で加入できないので、必ず火災保険とセットで加入しなければなりません。地震保険に加入していれば、地震によって家財が破損しても補償してくれるので安心ですが、支払う保険料が高くなります。

地震保険に加入していない場合、地震によって家財が破損しても補償してくれません。日本は地震が多い国ですので、地震保険に加入すべきかどうか非常に悩むところだと思います。高級な家財をお持ちの方は、地震保険の加入も検討した方がよいかもしれません。

まとめ

火災保険は最初は難しく感じるかもしれませんが、調べているうちに徐々に慣れてきます。火災保険に限らず保険は生活する上で欠かせないものなので、一人暮らしを機に保険について考えてみてください。

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