スマホでもインターネットはできますが、やっぱりノートPCがあったほうが何かと便利です。でも、たくさんモデルがあるのでどれを選べばいいのか悩んでしまいますよね?
そこで本記事では後悔しないノートPCの選び方を詳しく解説します。目的によって最適なノートPCが変わりますので、何に使いたいのかをはっきりさせてから買いましょう。
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ノートPCは使う目的に合わせて選ぶべし
ノートPCは室内だけで使うのか、外でも使うのかによって選ぶモデルが変わってきます。画面サイズが大きいノートPCは見やすい反面、持ち運びがしにくいのがデメリットです。室内だけで使うなら多少大きくても問題ありませんが、外でも使うなら携帯性のいいモデルを選びましょう。
また、動画編集をしたいのか、それともインターネットやメールだけでいいのかによっても選ぶノートPCが変わります。これから解説する選び方のポイントをふまえ、後悔しないようにノートPCを選んでください。
後悔しないノートPCの選び方
携帯性
出典:マイクロソフト Surface Pro [サーフェス プロ ノートパソコン] Office H&B搭載 12.3型
本体のサイズによって携帯性は大きく変わります。なかでも一般的に持ち運ばれるのは、小さいサイズだと11インチや12インチ、大きいサイズだと15インチです。
11インチくらいの大きさはサイズが小さいので携帯性が高いですが、軽量化のために性能が低くなっている傾向があり、キーボードが狭くて打ちづらいというデメリットもあります。持ち歩く分には便利ですが、家でも使うとなると少し小さいかもしれません。
15インチの大きなサイズは高性能であるものの、サイズが大きいため携帯性は低いです。持ち歩けないこともないですが、使う時に場所を取るので外で使うには向いていません。
13インチくらいのサイズは性能と携帯性のバランスに優れています。家でも外でも使いやすいサイズなので、失敗しにくいサイズといえるでしょう。
画面解像度
「解像度(かいぞうど)」は画面の美しさを表す言葉です。パソコンやスマートフォンなどの端末の画面は「画素(ピクセル)」という小さな点の集まりによって描かれています。画素が小さいほど画面がきめ細やかで美しくなり、解像度が高いほど画質が高くなると覚えておきましょう。
画面サイズと画面解像度は異なるもので、画面サイズが大きくても解像度が低いと1ピクセルあたりが大きくなるため画質が粗くなってしまいます。MacやiPhoneなどのApple製品に搭載されている「Retinaディスプレイ」は高解像度のディスプレイで、簡単にいうと画質がより綺麗にみえるようにされたものです。
画質にこだわらないなら高解像度でなくとも構いませんが、ノートPCで映画や動画を見るならある程度の解像度を積んでいるモデルを選ぶといいでしょう。
光沢液晶 or 非光沢液晶(ノングレア)
パソコンの液晶には表面処理の方法は、光沢液晶と非光沢液晶(ノングレア)の2種類があります。
光沢液晶は画面にツヤがあって色が鮮やかにみえるでしょう。一見するとすごく画面は綺麗なのですが、外光が映り込みやすい、目が疲れやすいという欠点があります。
対して非光沢液晶(ノングレア)は表面を微細な凹凸で加工することにより、画面に光が反射しないようにしているものです。光沢液晶と比べると色が地味にみえますが、外光が映り込みにくく、目が疲れにくいというメリットがあります。
光沢液晶は画面が綺麗なので非光沢液晶よりいいのではないかと思ってしまいますが、長時間使うなら目の疲れにくい非光沢液晶の方がいいでしょう。どちらが良いかは好みにもよるので、用途をふまえて選んでください。
バッテリーの持ち
ノートPCを外に持ち歩いて使うなら、バッテリーの持ちが良いモデルを選びたいところです。サイズが大きくなるほどバッテリーの駆動時間が短く、サイズが小さくなるほどバッテリーの駆動時間が長くなる傾向にあります。
バッテリーの質はどんどん上がっているので昔と比べて駆動時間は長くなっているので、外で何時間も使うならバッテリーの持ちがいいノートPCを選んだ方がいいでしょう。
外で充電するならノートPCに対応しているモバイルバッテリーを持っておくと便利です。ただ、モバイルバッテリーと充電器を持ち歩く手間を考えると、元からバッテリーの駆動時間が長いノートPCを選んだ方がいいかもしれません。
CPU
出典:Intel CPU Core i5-7500 3.4GHz 6Mキャッシュ 4コア/4スレッド
パソコンの性能はCPUによって変わります。CPUはIntelのCoreシリーズが有名です。Core i3、Core i5、Core i7と数字が上がるほどCPUの性能も上がり、価格も高くなります。AtomやCeleronはCoreシリーズと比べると性能が劣りますが、価格が安いです。
CPUの性能もどんどん上がっているので、動画編集やゲームをしないでのあれば低価格帯のCPUでも充分でしょう。サクサク動かしたいなら、最低でもCore i5あたりの処理性能の良いCPUが欲しいところです。
CPUの性能が高くなるほど発熱量が多くなり、バッテリーの駆動時間が短くなります。バッテリーの駆動時間が長いノートPCには低性能のCPUが搭載されていることが多いので、バッテリーの持ちとCPUの性能のどちらを重視するかは、ノートPCを買うときに気をつけてください。
メモリの容量
CPUがパソコンの脳にあたる部分、メモリは作業スペースにあたる部分です。メモリの容量が大きいほど同時に処理できる作業が多くなります。2つで1セットになっていて、ノートPCだと2〜8GBあたりが一般的です。
ネットとメールをするくらいなら2〜4GBでも充分ですが、動画編集など処理の重い作業をするなら8GBはあった方がいいでしょう。
ただし、Windowsの32bit版に搭載できるメモリの容量は最大4GBとなっています。メモリは後から交換することができますが、32bit版だと仮に16GBのメモリに交換しても4GBまでしか認識されないので注意してください。
ハードディスク(HDD)の容量
ノートPCを家でのみ使うなら外付けハードディスクや外付けSSDを使えばいいのですが、持ち歩く用途で使う場合はHDDの容量に余裕を持たせておいた方がいいでしょう。動画のファイルサイズは大きいので、動画編集をしたり動画を保存したりするなら1TBは欲しいところです。
SSD搭載のノートPCを買うという選択肢も考えてください。SSDは読み込み、書き込み速度が早い、衝撃に強い、駆動音が静か、消費電力が低いためバッテリーの消費電力を抑えられるといったメリットがあります。
ただ、HDDと比べて価格が高い点がデメリットです。予算に余裕があればSDDを選択肢に入れてもよいかと思います。
ワンルームなら場所をとらないノートPCが便利
ワンルームにデスクトップPCを置くと場所をとりますので、仕事に使ったり、オンラインゲームをしたりしないのであればノートPCで充分でしょう。デスクトップPCは移動させられませんが、ノートPCなら移動させられるのでパソコンデスク以外の場所でも使えますし、模様替えも簡単にできます。
引っ越しの時もノートPCは荷物になりません。引っ越しの荷物と一緒に運んでもらってもいいですが、ハードディスクは振動や衝撃に弱く移動時にデータが破損する恐れもあるので、可能なら自分で運んだほうがいいでしょう。
おわりに
ノートPCの性能は年々上がっているので、小型モデルでも快適に動作します。動画編集やゲームをするには高スペックのモデルが必要ですが、インターネットとメールをするくらいなら低価格モデルでも充分使えるでしょう。用途によって最適なモデルが変わるので、ノートPCを買う前に使う目的を明確にしてくださいね。
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