自転車を盗まれた経験がある方は多いのではないでしょうか? 人の自転車を盗むなんて許せないことですし、買い直すにもお金がかかるので絶対に盗まれたくないですよね。自転車は盗難被害が多いので、盗まれないように対策をしておかなければなりません。
そこで今回は、大事な自転車を盗まれないためにやっておきたい4個の盗難対策をご紹介します。自転車盗難の被害に遭わないために、できる盗難対策をしておきましょう!
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乗り捨てや売却目的で毎年多くの自転車が盗まれている
警視庁の生活安全総務課の集計によると、平成28年に都内で発生した自転車盗難件数は46,427件とのことです。都内だけでこれだけ多くの自転車が盗まれていて、中には盗まれた自転車がひったくりなど他の犯罪に利用されるケースも。
毎年多くの自転車が乗り捨てや売却目的で盗まれていて、多くの方が被害に遭っています。乗り捨てなら運良く返ってくる場合もありますが、業者に盗まれたらほぼ返ってくる可能性はないでしょう。
警視庁によると住宅の敷地内で盗まれることが多いそうです。盗難件数の42.8パーセントが敷地内での盗難で、身近な場所で盗難が置きています。うっかり鍵をかけたままにしておくと、盗難の被害に遭う可能性が高くなるので注意してください。
自転車泥棒は許しがたい行為であり、平気で人の自転車を盗む人間がいることは嘆かわしいことですが、そうした心ない人から大切な自転車を守るには自衛をするしかありません。盗難防止にはお金も手間もかかりますが、盗まれてしまってはそれ以上の損失が発生します。自転車を盗まれないようにするために、これから紹介する盗難対策をとることを考えてみてください。
自転車を盗まれないためにやっておきたい4個の盗難対策
U字ロック
自転車に元々付いている鍵だけでは盗難防止として不安があります。多少強引でも壊せるような鍵では自転車を守れません。
U字ロックはそう簡単に壊せるものではないので、自転車盗難防止に効果があります。ガチャッとロックするだけなのでほとんど手間がかかりませんし、値段もそれほど高くないので経済的な盗難対策です。
ただし、U字ロックをしていても自転車ごと車に乗せて盗まれる恐れがあるので油断はできません。
ジョイントワイヤー錠
出典:ジョイントワイヤー錠
車に乗せて自転車を盗まれるのを防ぐなら、ジョイントワイヤー錠で柱にくくりつけておいた方がいいでしょう。ジョイントワイヤー錠は簡単に切断できませんし、柱にくくりつけておけば盗み出される心配もありません。
固定できる柱がない場合でも、通常の鍵に加えてかけておくだけで防犯効果は上がります。原付バイクをお持ちなら、バイクにくくりつけておくと強引に盗まれる可能性は少なくなるでしょう。
ブレードロック(多関節ロック)
多関節のブレードロックも自転車盗難防止に効果があります。U字ロックは柱や木にくくりつけるのは難しいですが、ブレードロックならくくりつけておけるので強引に盗まれるのを防止可能です。折りたたんで持ち歩けるので携帯性が高い点も魅力といえるでしょう。
盗難防止アラーム
マンションの駐輪場に錠前を固定できる柱がない場合、盗難防止アラームを設置しておくといいでしょう。こちらのアラームは自転車のスポーク(タイヤの内側にある放射状に伸びている部品)に設置しておくと、振動を感じた時に警告音、またはサイレン音を鳴らしてくれます。
ディスクロックは簡単に解除できません。そのうえ、振動でアラームを発するので自転車泥棒は警戒します。高価な自転車は狙われやすいので、ロックだけで不安がある方は盗難防止アラームも設置しておきましょう。
内見時に駐輪場の死角を確認しておこう
マンションの駐輪場から盗みを働く自転車泥棒は死角がある場所を狙ってきます。駐輪場が人目につきにくい場所にあると狙われやすくなるので、内見時に駐輪場が死角になっていないか確認しておきましょう。
自転車の盗難防止は家の中に置いておくのが確実ですが、ワンルームだとなかなか難しいですよね。ということはマンションの駐輪場に置かざるを得ません。駅前の駐輪場のように固定しておけるスタンドがあるマンションもあるので、内見時に駐輪場の環境は必ず確認するようにしましょう。
おわりに
大切な自転車を盗まれないようにするには、U字ロック、ジョイントワイヤー錠、ブレードロック、盗難防止アラームといった盗難防止グッズを使うのが効果的です。面倒だとは思いますが、自転車を盗まれてしまっては元も子もありません。どこにでも自転車泥棒はいるものなので、油断せずに自転車の防犯対策をしておきましょう。
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