手取りが少ないからと貯金を諦めていませんか?確かに手取りで貯金額は変わってきますが、手取りが多くても無駄遣いが多いと貯金はできません。大事なのは節約する意識と貯金をしようとする目標意識です。
本記事では、手取り20万からの将来設計を立てるために、一人暮らしと貯金を両立するための具体的な8個の方法をご紹介します。貯金が難しいと諦めている方も、これを読んで今日から節約生活を始めてみてはいかがでしょう。
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手取り20万円では一人暮らしと貯金の両立は厳しい?
手取りは給与から社会保険や所得税などを差し引いた額を指します。額面は基本給に残業代、交通費、各種手当などを足したもので、税金を引く前の金額のことです。
たとえば、手取り20万円の場合、実際に手元に入ってくるお金は20万となります。額面20万円の場合、そこから源泉徴収で税金が差し引かれるので、手元に入るのはもっと少なくなるでしょう。
では、手取り20万円だと一人暮らしと貯金の両立は厳しいのでしょうか? 地域や住むエリアによって家賃が大きく異なるので一概にはいえませんが、手取り20万円でも一人暮らしと貯金を両方実現することは十分可能です。
一人暮らしの費用に加えて貯金をしようと思ったら節約が必要ですが、贅沢をしなければ手取り20万円でも十分に一人暮らしができるでしょう。これから紹介する方法を参考に、貯金にチャレンジしてみてください。
手取り20万でも一人暮らし&貯金をするための具体的な方法
1. 達成可能な貯金目標額を設定する
漠然と「貯金しよう」と考えるだけではなかなか節約生活を続けられません。節約のモチベーションを維持するために、貯金目標額を設定しておきましょう。
まず一年で貯金する額を考え、その目標額を達成するにはひとつきにどれくらいの節約が必要なのかを計算してみてください。目標額に無理があるなら下方修正しても構いません。
無理な目標額で達成できずに挫折してしまうより、金額が少なくても達成して続けられることのほうが大事です。いちどでも目標額を貯めたという達成感を得られれば、節約を続けるモチベーションを維持しやすくなります。
2. 家賃を抑える
家賃は一人暮らしの支出で大きな割合を占めます。一人暮らしをしつつ貯金をするに、まず家賃を抑えることを考えてみましょう。
家賃を抑える方法はいくつかあります。
・家賃が安いオフシーズンに引っ越す
・駅から少し離れた場所の物件を探す
・築浅にこだわらない
(古くてもリフォームで綺麗になっている物件もある)
・絶対に必要でない設備は除外する
・セパレートにこだわらないならユニットバスの物件を探す
・エレベーターのない物件を探す
(エレベーターがあると共益費や管理費が高くなる)
家賃を抑えることも大事ですが、抑えすぎて生活が不便に感じるのも困りものです。物件選びで後悔しないようにするには、まず条件の優先順位を考え、これだけは外せないという条件以外は除外しても問題ないか考えてみましょう。
3. 通信費を抑える
インターネットのプロバイダ代や携帯電話の通信料金はそれなりに大きな支出になります。ネットは現代の生活に欠かせないため使わないという選択肢は難しいので、料金を抑えられないか考えてみてください。
たとえば、インターネットのプロバイダは乗り換えキャンペーンを利用してお得に利用するという方法があります。キャッシュバックなどの特典を受けるには一定期間使用することが条件となっている場合が多く、期間内に中途解約すると解約金がかかるのでその点には注意が必要です。
携帯電話の料金もプランの見直して安くなる場合があります。使っていないオプションに加入していることもあるので、いちど料金プランとオプションを見直してみてください。
インターネット利用料無料の賃貸を利用して通信費を節約する方法もあります。インターネット利用料無料の賃貸なら開通工事にかかる初期費用を節約できますし、個別にプロバイダを契約するより通信費が抑えられるのがメリットです。
マンションの共有回線はインターネットの利用者が多い時間帯は回線が遅くなるというデメリットもありますが、インターネットの利用料金を抑えられるのはかなり大きいですよね。
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4. 電力会社乗り換えで光熱費を抑える
光熱費は少し工夫するだけで節約できる部分です。古い家電は消費電力が多いので新しい家電に買い替えたり、サーキュレーターを使うことでエアコンの消費電力を抑えたり、節約の方法はたくさんあります。
根本的に光熱費を抑えるなら、電力会社と電気料金プランと見直してみましょう。電力の自由化により安い料金プランの電力会社に乗り換えることができるようになったので、これを利用しない手はありません。
賃貸でも電力会社の乗り換えは可能で、お得なプランに変更すれば電気料金を節約できます。電力会社を乗り換える際は大家さんに確認をとっておきましょう。
電力自由化については別記事で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。
電力自由化すると賃貸でも電力会社を選べるの?一人暮らしでも知っておきたい電力自由化基礎知識
5. 家計簿をつける
家計簿をつけずに感覚で毎月の出費を把握している場合、どうしても無駄な出費が多くなります。何が無駄なのかを知るためにも家計簿をつける習慣をつけておきましょう。
最近はスマホで簡単に家計簿をつけられるので、面倒くさがりの方でも続けられると思います。家計簿をつけることで出費に対する意識が変わるので、ぜひ家計簿付けを始めてみてください。
家計簿アプリはこちらの記事でまとめています。
お金の動きを簡単見える化!無駄遣いを減らせる基本無料の家計簿アプリ5選
6. 食費の予算を決める
食費は大きな支出のひとつで、節約効果が高い部分です。ひとつきの食費の予算を決めておくとその中でやりくりしようという意識が生まれ、無駄遣いを減らせます。
たとえば、スーパーに行くのが面倒でコンビニで済ませたりしていませんか?確かにコンビニは便利ですが、節約するなら価格が安いスーパーで買ったほうがよいでしょう。そういうちょっとした労力を惜しむかどうかで食費が全然違ってきます。
食費を節約するには自炊が欠かせません。食費の予算を決めるのは、自炊のモチベーションを高めるためでもあります。予算を決めておくことで自炊の必要性を実感し、自炊を続けようという意識を自分に芽生させるのが狙いです。
まず予算を決めないでひとつき過ごしてみて、翌月に自炊をした時の差額を計算すれば自炊の節約効果がより実感できるでしょう。
7. 節約レシピを覚える
食費を抑えるなら節約レシピのレパートリーを増やしてみましょう。普段使っている食材をちょっと変えるだけで節約ができますし、工夫すれば安い食材でも満足度の高い晩ごはんを作れます。
ネットで検索すれば節約レシピがたくさんヒットするので、レシピ探しには不便しません。あとは自炊をする気さえあれば食費の節約はできます。
こちらの記事では低予算で作れる節約レシピを紹介していますので、食費を抑えたい方はぜひ参考にしてください。
安い食材で満足度の高い晩ごはんを作る!低予算で作れる節約レシピ7選
8. ファッションレンタルサービスを利用する
出典:airCloset
服を買うことが多い方は、ファッションレンタルサービスの利用を検討してみましょう。最近は定額で服をレンタルできるサービスが増えていて、上手に活用すれば衣類の購入費と置き場所を節約できます。
ファッションレンタルサービスは定額でいろいろな服を楽しめますし、気に入った服は購入できるのですごく便利です。基本的に服の受け取りも返却も宅配便で行うので、アパレルショップに行く必要はありません。
衣類の置き場所に関しても、ファッションレンタルサービスを利用すれば広い収納スペースは必要なくなります。家賃を抑えるためにもファッションレンタルサービスの利用を考えてみてはいかがでしょう。
工夫をすれば手取り20万円でも一人暮らしと貯金の両立は可能
手取りが20万円で少ないと嘆くよりも、工夫して貯金することを考えてみましょう。手取り20万円でも一人暮らしと貯金の両立は可能で、節約を楽しめるかどうかも大きなポイントとなります。
無理な節約は続けるのがしんどいですし、一人暮らしが楽しくなくなりますよね。達成可能な貯金目標額を設定し、自分に合った方法で楽しみながら節約をすることが大事です。
最初の貯金目標額は小さくても全然構いません。節約と貯金が習慣となれば頑張ろうと意識しなくても続けられますし、手取りが増えても節約生活を変えなければ自然と貯金額も増えていくでしょう。
おわりに
節約して貯金をするために、家賃や通信費などの固定費を見直してみましょう。もしかしたら無駄な出費を大幅に抑えられるかもしれません。これから一人暮らしをされる方は、生活に不便さを感じない範囲で家賃を抑えられる物件を探してみてください。
ルームシェアで家賃を抑えるのもひとつの節約方法です。兄弟や友達と一緒に住んで家賃を節約したい方は、こちらのページからルームシェア可の物件を探してみてください。