「6畳だと狭くて住みづらそう」というイメージがあるかと思いますが、全然そんなことはありません!もちろん広い部屋に比べてスペースは限られますが、メリットに目を向けてみれば6畳ワンルームも悪くないなと感じるはずです。
本記事では、意外と見過ごされている6畳の魅力を伝えるべく、6畳の部屋に住んで感じた7個のメリットをご紹介します。間取り選びに迷っている方はぜひ読んでいただければと思います。
新築の6畳なら家賃を安く抑えられるかも!? 新築・築浅物件はこちらのページで特殊しています。
広い部屋が必ずしも住みやすいとは限らない
広い部屋に住みたいと考えておられる方は多いかと思いますが、デメリットをお忘れではないでしょうか?たとえば、空間が広いがゆえに冷暖房が効きにくい、掃除が面倒くさいというのが広い部屋のデメリットです。
これらはほんの一例で、これから紹介する6畳のメリットとは真反対のデメリットが広い部屋にはあります。狭い部屋にもいいところはあるんだよ、ということをぜひ知っていただきたいです。
一人暮らしの話からは少し外れますが、子供が独立して夫婦二人だけになったとき、家賃の節約のために少し狭い住居に引っ越される方もいらっしゃいます。子育てを終えて老後に住替えをする夫婦に限らず、使わない部屋があると家賃がもったいないので、ライフスタイルに合わせて最適な間取りを選ぶので住居選びのポイントです。
6畳の部屋に住んで感じた7個のメリット
家賃が安い(貯金がしやすい)
6畳の部屋は、広い部屋と比べて家賃が安いのが大きなメリットです。立地や築年数にもよるので一概には言えませんが、部屋が広くなるほど家賃が高くなるので、家賃を抑えるなら6畳ほどの狭めに部屋を選ぶとよいでしょう。
たとえば、家賃が月5万円の部屋と、月10万円の部屋があったとします。家賃が高めの広い部屋に住めるだけの収入はあるけれど、貯金のために家賃の安い部屋に住むのもひとつの貯金術です。
また、敷金や礼金、仲介手数料は家賃によって変わるので、狭い部屋の方が初期費用の節約にもなります。仮に広い部屋と狭い部屋で初期費用が10万円の差があると全然違いますよね。
新築にこだわるなら、家賃と初期費用を考えて6畳ほどの部屋を探してみてください。
掃除がしやすい
広い部屋はスペースが多い分、掃除が面倒くさいというデメリットがあります。反対に6畳ほどの狭めの部屋ならスペースが限られるため、掃除がしやすいです。
一人暮らしを始めると自分で掃除をしなければなりません。掃除が好きな方や苦にならない方なら掃除も楽しめると思いますが、掃除が嫌いな方や苦手な方は掃除が面倒に感じることでしょう。
掃除があまり好きではないという方は、掃除がしやすい6畳ほどの広さの部屋を選んだ方がよいと思います。
かくいう私も掃除は得意ではないので、広い部屋に住んでこまめに掃除をする自信はありません。私のような面倒くさがりには6畳ほどの部屋が合っています。
光熱費を安く抑えられる
広い部屋は空間が大きい分、冷暖房に要するエネルギーが増え、光熱費が高くなってしまいます。マンションの断熱性によっても光熱費は変わりますが、部屋が広いほど光熱費が高くなるのが一般的です。
それに対して狭い部屋は少ないエネルギーで冷暖房を効かせられるので、光熱費を安く抑えられます。家賃と光熱費が節約できることを考えると、広い部屋に比べて貯金しやすいと言えるでしょう。
たとえばストーブを買うとき、6畳用のストーブと10畳以上用のストーブでは値段が違うので、暖房器具の節約にもなります。6畳用のストーブならコンパクトなので場所をとらないというのもメリットと言えるかもしれませんね。
それに狭い部屋の方が冷暖房は早く効くのもメリットです。特に真夏や真冬は早く冷暖房が効いてくれるので助かります。
必要以上に買い物をしなくなる
狭い部屋は物理的に物を置くスペースが限られているため、衝動買いしそうになっても「置く場所がないから無理か」というストッパーが働いて無駄遣いが減ります。
言い換えれば、収納スペースが限られているがゆえに必要以上に買い物をしなくなるということです。本当に必要な物というのは少ないので、無駄遣いが多い方は自制のためにあえて狭い部屋に住むのもありではないでしょうか。
私の場合で言えば、50インチ以上の大型テレビが欲しいなと思っていた時期がありましたが、部屋に対して大きすぎるので諦めました。結果的に節約になったので、諦めて良かったと思います。
(もちろん大きいテレビが置ける広い部屋ならいいですけどね)
引越し代を安く抑えられる
狭い部屋に住んで必要以上の買い物をしないでおくと、引越し代を安く抑えられます。荷物が増えるほど引っ越し代が高くなるので、次に引っ越しをするときにそのメリットを感じることでしょう。
実家から引っ越しをするときは、本当に必要な物を厳選せざるを得ないので、始めての一人暮らしでも引っ越し代の節約になります。ただし、親に要る物と要らない物を伝えておかないと、要る物まで捨てられてしまうのでちゃんと言っておきましょう。
荷物が少ないと荷造りが早く終わりますし、新居でもダンボール開封を早く済ませられるので、片付けの面でもメリットがあると言えます。
あまり移動せずに用事を済ませられる
すごく横着な考え方なのですが、6畳だとあまり移動せずに用事を済ませられるというメリットのひとつです。ちょっと移動すれば必要な物に手が届くので、省エネで生活できます。
一人暮らしを始めると分かりますが、家の中でもだんだん動くのが面倒くさくなってくるですよね。狭い部屋だと動線が限られるので、最小の動きで済ませられます。
私も動くのが面倒くさいという考えの持ち主なので、極力動かずに用事を済ませられる狭い部屋の方が合っているのでしょう。「だらしないだけなのでは?」と言われたらぐうの音も出ませんが…。
物を探しやすい
広い部屋で物がたくさんあると、目的の物を探すのに苦労します。狭い部屋ならそもそも置ける荷物の量が限られるので、探し物が見つかりやすいです。
人の記憶というのはいい加減なもので、置いたときはそれを覚えていても、しばらく経つと忘れてしまいます。狭い部屋でも置き場所を忘れてなかなか探し物が見つからないときもあるので、広い部屋になると余計に探すのに苦労することでしょう。
あっちこっち探したのに見つからなかったので買い直したのに、引っ越しのときに探し物が見つかったときの裏切られ感といったらないです。自分で置いたのに、「なんでお前そんなところから出てくるんだよ」と怒りすら覚えます(自業自得)。
6畳の部屋でも工夫すれば広い部屋より快適に過ごせる
住めば都という言葉もあるように、工夫すれば狭い部屋でも快適な住まいにできます。むしろ狭いからこそ工夫しがいがあると言えるでしょう。
たとえば、家具を買うにしても、ソファベッドや収納付きベッドを選べばスペースを有効活用できます。どうやって収納スペースを確保して生活スペースを広げるかを考えるのも楽しいものです。
収納付き家具は別記事で特集していますので、6畳の部屋に引っ越しをされる方はぜひ参考にご覧ください。
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おわりに
狭い部屋も悪くないと思っていただけたでしょうか? 狭い部屋は節約面でのメリットが大きいので、貯金をしたい方、無駄遣いをしたくない方は6畳ほどの広さの部屋を探してみてください。
6畳なら家賃を抑えて新築に住みやすい! 新築・築浅物件はこちらのページで特集しています。