一人暮らしの初期費用はどれくらい?主な費用の内訳と節約する方法

一人暮らしの初期費用はどれくらい?主な費用の内訳と節約する方法

一人暮らしを始めるにあたり、初期費用がどれくらいかかるのかはとても気になりますよね。初期費用の相場を知っておけば予算を立てられますし、物件同士の比較もしやすいかと思います。

そこで本記事では、一人暮らしを始める際にかかる主な費用の内訳と節約する方法をまとめました。一人暮らしを予定されている方はぜひ参考にお読みください。

初期費用を抑えるなら敷金・礼金ゼロの物件もいいかも? 敷金・礼金ゼロの物件はこちらのページでお探しいただけます。

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一人暮らしを始めるにはお金がかかる

実家暮らしから一人暮らしを始める際、いろいろな費用がかかります。すでに一人暮らしをされている方なら家具や家電をお持ちだと思いますが、初めて一人暮らしをされる方はこれから家具・家電を揃えなければいけません。

最近は安価な家具・家電も多いので購入費を抑えやすいですが、物件によっては敷金・礼金といった初期費用がかなり大きな負担となります。一人暮らしを始めるにはお金がかかるのは避けられないので、どれくらい費用がかかるのか、そしてどうすればできるだけ費用を抑えられるのかを考えてみましょう。

一人暮らしの初期費用

一人暮らしを始める際にかかる費用は物件によりますし、地域によっても相場が異なるので明示するのは難しいですが、以下が目安になります。

【敷金】家賃の1ヵ月分
【礼金】家賃の1ヵ月分
【前家賃】家賃の1ヵ月分
【仲介手数料】家賃半月分~1カ月分
(上限は家賃の1.08ヶ月分)
【保証料】家賃半月分
【火災保険料】1.5万〜2万円程度
【引越し費用(単身)】3〜10万円程度

敷金・礼金は物件によってまちまちで、敷金が家賃2ヵ月分+礼金が家賃1ヵ月分といった物件もあります。敷金・礼金で引っ越しの初期費用がだいぶん変わるので、必ず確認しておきたいポイントです。

家賃は基本的に前払いとなるので、入居する前に1ヵ月分を先に支払います。月の途中で契約した場合は、日割り(月の残り日数)で支払うのが一般的です。

引っ越し費用は荷物の量や距離によって差が大きいので、実際のところ見積もりを出してもらわないといくらかかるか分かりません。料金が安い業者を選ぶなら相見積もり(複数の引っ越し業者に見積もりをとる)で比較してみるとよいでしょう。

一人暮らしの初期費用を節約する方法

 一人暮らしの初期費用はどれくらい?主な費用の内訳と節約する方法

オフシーズンに探す

引っ越しは5月〜10月がオフシーズンになります。大家さんとしては次のシーズンまで空き部屋にしておくより家賃を下げてでも入居してもらいたいと考えるので、家賃の値下げ交渉に応じてくれるかもしれません。

敷金・礼金についても、オフシーズンの方が相談に応じてくれる可能性が高いので、あえてシーズン中を避けるのもひとつの手です。ただし、あまりしつこく値下げ交渉するといい印象を持たれないので、引き際を心得て交渉に臨みましょう。

オフシーズンに引っ越し業者に依頼する

オフシーズンは引っ越し料金が安くなる傾向があります。シーズン中は依頼が混み合うのでお盆や正月の航空券のように引っ越し料金が値上がりしますが、オフシーズンは引っ越しする人が少ないのでシーズン中よりも値下げされていることが多いです。

雨が多い梅雨の時期は引っ越し料金が安くなっていることが多く、また希望日を押さえやすいので狙い目と言えます。ただし、引っ越し当日に雨が降る可能性が高くなるので、雨の日に引っ越しをしたくない方は梅雨の時期は避けた方がよいでしょう。

敷金・礼金ゼロの物件を探す

一般的に賃貸物件を借りるには敷金・礼金がかかりますが、中には敷金・礼金ゼロの物件もあります。敷金と礼金が0円であれば引っ越しの初期費用をだいぶ抑えられるので、そうした物件を探すのもひとつの方法です。

ただし、なぜその物件が敷金・礼金ゼロなのかを確認しておかなければなりません。敷金・礼金を0円にするからには何か理由があるはずです。

駅から遠くて立地が悪い、築年数が古いといった事情で敷金・礼金をゼロにしているのかもしれません。デメリットをふまえて敷金・礼金ゼロのメリットが上回るなら、そうした物件を候補に入れる価値はあるでしょう。

敷金・礼金0円物件の注意点は以下の記事で詳しく解説していますので、物件を探す前にぜひ読んでおいてください。

実はお得じゃないことも!?敷金・礼金0円(ゼロゼロ物件)を選ぶ際の6個の注意点

家具・家電付きの賃貸を選ぶ

初めて一人暮らしをする場合は、家具や家電の購入費も初期費用として必要になります。単身でも生活家具・家電を一式揃えるとなると最低でも10万円はかかるでしょう。

初期費用を抑えるなら、最低限生活に必要な家具・家電だけを購入し、一人暮らしがスタートしてから徐々に買い揃えていくもアリです。初めての一人暮らしだと、暮らしてみないと何が必要で何が不要か分からないので、最初から無理に揃えなくてもいいかもしれませんね。

家具・家電の購入費用を限りなくゼロに抑えるなら、家具・家電付きの賃貸を選んではどうでしょう?家具・家電が備わっているお部屋を選べば家具・家電の購入費用を節約できますし、引っ越しの費用も安く抑えられます。

家具・家電を買いに行く手間もかかりませんし、次の引っ越しも楽になるので、長期で暮らす予定がないなら家具・家電付きの賃貸も洗濯しに入れてみてください。

家具・家電付きの賃貸は以下のページでお探しいただけます。

家具・家電付きの賃貸物件特集

初期費用込みで引っ越し費用を用意しておこう

引っ越しに伴う初期費用は避けられません。敷金・礼金ゼロ物件や家具・家電付きの物件を選んで初期費用を安く抑えることもできますが、何かしらの費用は発生します。

シーズン中に引っ越しをすると引っ越し料金が高めに設定されているので、費用を多く用意しておいた方がよいでしょう。引っ越し先が決まっているので引っ越し費用が足りなくて途方にくれる、ということになっては困りますからね。

じっくり探せば敷金・礼金、家賃がオトクな掘り出し物の物件があるかもしれないので、物件探しの期間も長めにみておくとよいでしょう。いい物件との出会いはタイミングですので、いろいろ見て予算的にも環境的にも住みたいと思える物件を探してくださいね。

おわりに

賃貸は敷金・礼金がかかるのが一般的なので、安く抑えるなら物件ごとに比較して選んでいただればと思います。家具・家電付きの物件もありますので、引っ越しの初期費用を抑えたい方はそうした物件も探してみてください。

引っ越しの初期費用を抑えるなら敷金・礼金ゼロの物件も要検討! 敷金・礼金ゼロの物件はこちらのページでお探しいただけます。

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