羽毛布団に普通の洗剤を使ったりしていませんか?その方法だと、羽毛布団を傷めてしまう可能性があります!羽毛布団を長持ちさせるために洗い方を知っておきましょう。
そこで本記事では、一人暮らしでもできる羽毛布団の洗濯方法を3つをご紹介します。衣替えの季節が来たら、羽毛布団を洗ってしておきたいですね。
浴槽で羽毛布団を洗うならバス・トイレ別のほうが断然使いやすい! バス・トイレ別のお部屋はこちらのページからお探しいただけます。
あれ?羽毛布団が臭う…
一晩寝ると「コップ1杯分の汗」をかくと言われています。ということは、毎晩それだけの汗が布団に染み込んでいるということです。
「羽毛布団が臭う…」と感じたら、それは睡眠時の汗が布団に染み込んでいるのが原因のひとつでしょう。自分の汗とはいえ臭いが気になる布団で寝るのは嫌ですよね。
布団を干せば汗の臭いもいくらかマシになりますが、干すだけでは汚れはとれません。布団に染み込んだ汗の汚れを落とすなら一度洗ったほうがよいでしょう。
羽毛布団の洗濯表示の確認
羽毛布団によっては水洗いが可能なものもありますが、ドライクリーニングでしか洗えないのものもあります。間違った洗濯方法で羽毛布団を傷めないように、洗濯する前に「洗濯表示」を確認しておきましょう。
「洗濯機(洗濯おけ)マーク」や「手洗いマーク」があれば家庭用の洗濯機や手洗いができます。「水洗い不可」「ドライマーク」の場合は洗濯機洗いも手洗いもNGです。
羽毛布団の裏がキルティング加工になっている場合、洗濯機で洗うと羽毛が中で偏ってしまいます。そのためキルティング加工の羽毛布団は洗濯機では洗えないので注意してください。
羽毛布団の洗濯方法
洗濯機
洗濯機洗いが可能な場合、布団の傷みを防ぐために「洗濯ネット」に入れて洗うか「洗濯キャップ」を使います。
「洗濯キャップ」は布団や毛布、カーペットなど面積が大きい洗濯物に使うアイテムで、洗濯機の上まで登ってこないようにするアイテムです。洗濯時に洗濯物が上まで登ってくると故障してしまう恐れがあるので、それを防ぐために使います。
※「洗濯ネット」と「洗濯キャップ」の併用はできません。
羽毛布団を洗濯機で洗う際は、布団の表面についた埃や汚れを落としてから洗濯機に入れましょう。洗濯機の高さのサイズに合わせて縦に折りたたみ、ロール状に巻いておくと洗濯機に入れやすいです。
洗濯コースは「毛布コース」や「大物洗いコース」などを使ってください。
浴槽
浴槽で羽毛布団を洗う場合、浴槽に40℃くらいのぬるま湯を溜め、洗剤を溶かしておきます。「弱アルカリ性」の洗剤だと羽毛布団を傷めてしまうので、羽毛布団の手洗いには「中性洗剤」を使いましょう。
浴槽で羽毛布団を洗う時は、「手で揉み洗いをする」または「踏み洗い」をします。強く踏むと羽毛布団が傷んでしまうので気をつけてください。
汚れが落ちてきたら、水を流してすすぎ洗いをします。そのまま干しても中まで乾かないので、洗濯機で脱水してから干してください。
脱水をしても羽毛布団が乾くまで時間がかかるので、1〜3日晴天が続くような日を選ぶとよいでしょう。最近の天気予報はよく当たるので、晴れの日が続く日を選ぶのは難しくないと思います。
コインランドリー
コインランドリーで羽毛布団を洗う場合、自宅で軽く埃や汚れを落としてから持っていきましょう。ドラム洗濯機で羽毛布団を洗う際も「洗濯ネット」に入れ、洗剤も弱アルカリ性ではなく中性洗剤を使ってください。
コインランドリーで羽毛布団を洗う場合は乾燥まですると思いますが、乾燥機を使っても中まで乾燥しきっていない恐れがあるので1〜2日ほど天日干しをしたほうがよいでしょう。中まで乾かさないと生乾きの臭いがしてしまうので、表面が乾いているからと油断せずにしっかり乾燥させてください。
一人暮らしの方には、洗濯機とコインランドリーを併用がおすすめです。以下の記事でコインランドリーの活用術を紹介しています。
洗濯機とコインランドリーを併用する賢い活用術!最新のコインランドリー事情
羽毛布団洗いはコインランドリーの活用がおすすめ
家庭用の洗濯機だと容量が小さいので大きい羽毛布団を無理やり詰めて洗うと故障してしまう恐れがあります。乾燥機がない場合は乾くまでに時間がかかるので、その点も不便です。
コインランドリーなら大きな羽毛布団も洗えますし、容量に余裕があれば毛布など合わせて3枚くらいまとめて洗えます。乾燥もできるので自宅で洗うよりも便利です。
クリーニングに出すよりコインランドリーのほうが安くつくので、経済的でもあります。最近はカフェを併設したコインランドリーが登場していますし、件数も増えてきているので意外と近くにあるかもしれませんよ。
おわりに
羽毛布団を洗濯する際は、羽毛を傷めないように注意してください。洗濯表示を確認するのはもちろんのこと、洗濯ネットや洗濯キャップを使うこと、中性洗剤を使うこと、この2点もぜひ覚えておきましょう。
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