枕は洗わないと雑菌の温床になる!?一人暮らしだとめんどくさくなりがちな枕の洗濯方法を素材別にご紹介

枕は洗わないと雑菌の温床になる!?一人暮らしだとめんどくさくなりがちな枕の洗濯方法を素材別にご紹介

みなさんは枕はどのくらいの頻度で洗っていますか? もしかしたら買ってから一度も洗っていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それは非常に不衛生ですので、面倒くさくても絶対に洗ったほうがいいですよ!本記事では枕の洗濯方法を素材別にご紹介しますので、枕の洗い方がわからない方はぜひ参考にしてください。

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枕の雑菌は肌や頭皮に悪影響を与えかねない

冒頭でも注意喚起しましたが、長らく洗っていない枕を使うのは不衛生です。枕には寝汗だけでなく皮脂やフケが付着しているので、使うほどに汚れていきます。

極端に言えば雑菌が繁殖した枕で寝るということは、顔の皮膚や頭皮に雑菌をつけるということです。もしかしたらニキビや頭のかゆみは枕の雑菌が原因かもしれません。そうでなくても不衛生なので定期的に洗った方が健康のためになります。

しかし、洗い方がわからないから洗っていないという方も多いかと思います。特に一人暮らしだと布団は洗っても枕を洗っていないという方が多いのではないでしょうか?

これから素材別の枕の洗い方を解説しますので、これまで一度も枕を洗ったことがない方はこの機会に洗い方を覚えていただければと思います。

素材別の枕の洗い方

 枕は洗わないと雑菌の温床になる!?一人暮らしだとめんどくさくなりがちな枕の洗濯方法を素材別にご紹介

ポリエステルわた

ポリエステルわたは基本的に手洗いが可能です。ただし、中には水洗い不可の枕もあるので洗濯絵表示を確認した上で手洗いしてください。

ポリエステルわたは繊維でできているため、洗いすぎるとだまになってしまうことがあります。手洗いの頻度は月に1回程度です。それ以外は天日干しをして除菌するとよいでしょう。

手洗いをする場合、40℃前後のお湯で洗って雑菌を落とします。揉むと繊維がだまになりやすいので押し洗いをしたほうがよいです。

水気を切るときも絞るのではなく押して水分を切ってください。押すだけでは十分に水気を切ることはできませんが、素材を傷めないように適度なところまで水を切ってあとは天日干しで乾かしていきましょう。

ポリエステルわたは天日干しをしても構いません。それよりも水分が残っているとカビが発生するのでしっかり干してください。

パイプ、ストロー、ビーズ

パイプ、ストロー、ビーズ素材の枕も基本的に水洗いOKですが、NGのものもあるので洗濯絵表示を確認してください。

手洗いでもいいですし洗濯機で洗っても構いません。洗濯機洗いをする場合は中身が飛び出さないようにファスナーが閉まっているか確認し、洗濯ネットに入れて洗ってください。

中性洗剤を使い、水流の弱いドライコースなどで洗うと傷みにくいです。パイプ、ストロー、ビーズは天日干しが可能なので、洗った後はお日様に当ててしっかり乾かしましょう。

低反発ウレタン

低反発枕などに使われている低反発ウレタン素材は基本的に水洗いができません。天日干しをすると素材が劣化してしまうため、ウレタン素材は風通しの良い場所で陰干しをするのが正解です。

雑菌が気になって水洗いをしたくなっても水には浸さないでください。加水分解で素材が傷んでしまいますし、通気性が低いため水分を含むと乾きにくく生乾きだとカビが発生してしまいます。

ウレタン素材は陰干しすること。これは枕でもマットレスでも同じです。

そばがら

そばがら素材の枕は水洗いNGです。水洗いはせずに天日干しをしてください。

そばがら枕を使う時は必ず枕カバーを付けるようにしましょう。枕カバーなら取り外して洗濯可能なのでそれで表面に付着した雑菌は落とせます。

どうしてもそばがらをしっかり除菌したいという時は、新聞紙などの上にそばがらを出して天日干しをしてください。風の強い日だとそばがらが飛んでいってしまうので、風が通りにくい場所に干すか風のない日を選びましょう。

羽毛

羽毛枕も基本的に水洗いNGです。中には丸洗いできる羽毛枕もあるので絵洗濯表示を確認してください。

羽毛自体は天日干しをしても大丈夫ですが、長時間の天日干しをすると膨らみが弱くなるのでおすすめしません。日光で除菌をするなら片面1時間ずつ天日干しをし、あとは陰干しをしましょう。

絵洗濯表示にドライの表示がある場合はクリーニングに出す方が無難です。どうしても自宅で洗いたい時は40℃前後のお湯で優しく押し洗いをし、絞らずに押しながら水を切って陰干しをしてください。

定期的に枕を洗濯して清潔にしておこう

睡眠時はコップ一杯分の汗をかくと言われています。布団だけでなく枕にも寝汗が染み込みますし頭皮のフケも付着するので、衛生を保つために枕は定期的に洗濯しなければなりません。

枕が水洗いできるかは絵洗濯表示を見れば分かりますが、洗い方が分からない時は迷う時は陰干しするだけでも大丈夫です。素材によっては水洗いすることで傷んだり乾ききらずにカビが発生したりするため、洗い方が分からなければ下手に水洗いしないほうがよいでしょう。

水洗いした時はしっかり乾ききるまで数日かかることもあるので、枕は2つ持っておくことをおすすめします。

おわりに

手洗いがNGの枕もありますので、洗濯する前に必ず絵洗濯表示を確認してください。枕には見えない雑菌が付着しているので、最低でも月に一度は手洗いするか外干しをするようにしましょう。

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