一人暮らしのペットにうさぎがおすすめの理由と賃貸で飼うときのポイント

一人暮らしのペットにうさぎがおすすめの理由と賃貸で飼うときのポイント

うさぎは鳴き声がうるさくないですし、大人しい性格の動物なので一人暮らしでも飼いやすいです。でもそうしたうさぎのことを知らないという方は意外と多いく、ペット候補にしていないという方も多いのではないでしょうか?

本記事ではうさぎの魅力を知ってもらうべく、一人暮らしのペットにうさぎがおすすめの理由と賃貸で飼うときのポイントをご紹介します。「うさぎは寂しくと死んでしまう」という話についても解説していますので、その答えが気になる方もぜひお読みください。

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うさぎは寂しいと死んでしまうというのは都市伝説

うさぎは寂しいと死んでしまうという話がありますが、それは都市伝説です。うさぎが寂しいと死ぬということに科学的根拠はないですし、そもそも野生で生きている動物なので寂しいくらいで死んでしまっては種として生き残れないですよね。

ただ、うさぎは環境の変化に弱く、ストレスが悪化すると死に至ることもあるので注意が必要です。また、うさぎは一日ないしは12時間以上食事をとらないと「脂肪肝」になってしまう恐れがあり(※)、これも死因となる場合があります。

一日家を空けることが多い方は、自動給餌器で時間になったら餌が出てくるようにしておくと安心です。

(※)参照元:うさぎの病気 食欲不振(餌を食べない) | あなたがウサギに出来ること

一人暮らしのペットにうさぎがおすすめの理由

 一人暮らしのペットにうさぎがおすすめの理由と賃貸で飼うときのポイント

うさぎは犬のように吠えたり鳴いたりしないので、一人暮らしでも飼いやすいです。うさぎも鳴きますが、大きな声で鳴いたりはしません。

うさぎはしつけをすればトイレを覚えてくれるので、猫と同じようにトイレは家の中でさせられます。覚えるまではトイレ以外の場所でしてしまいますが、「トイレはここだよ」と教えてあげるとちゃんと覚えてくれる賢い動物です。

うさぎは大人しい子が多いので、性格の面でも飼いやすいペットと言えます。大人しいけど甘えてくれるので、うさぎは性格がすごくかわいいんですよね。

飼育スペースで言えば、ケージを置く広さがあればうさぎは飼えます。運動をさせた方がいいので走れるくらいの広さが欲しいですが、ワンルームでも飼うことはできます。

うさぎを賃貸で飼うときの注意点

うさぎは基本的に大人しい動物ですが、かじる行為をするので柱や家具などをかじらないようにしつけるようにしましょう。ストレスからかじることもあるので、遊んであげたり撫でてあげたりしてストレスを溜まらないようにすることも大事です。

うさぎにとってフローリングは滑る素材なので、足腰を痛めないようにマットを敷いておきましょう。マットはフローリングの傷防止にもなります。

トイレに関しては、うさぎは臭いで場所を覚えるので根気よく教えてあげましょう。トイレ以外の場所でウンチやオシッコをしたらすぐに拭き取り、ウンチをトイレの砂の上に置いたり、拭いたティッシュを置いておいたりすると徐々に覚えてくれます。

ただ、うさぎにはスプレー行動と呼ばれるおしっこ飛ばす習性があります。スプレー行動は縄張りを主張するための行動ですが、家の中でおしっこ飛ばしをしたらすぐに拭き取って消臭スプレーをし、臭いが残らないようにしましょう。

一日、または長期で家を空ける時の対処法

上述したようにうさぎは12時間以上、食事をしないと「脂肪肝」になる可能性が高くなるため、餌の時間はきっちり管理しなければなりません。

しかし、一人暮らしだと家を空けることもあるかと思います。そういう時は、知り合いに預けるかペットホテルに預けるかして、12時間以上空腹にならないようにしてあげましょう。

猫なら餌を多めに置いておくこともできますが、うさぎの場合は一気に食べてしまって次の食事が12時間以上空いてしまう恐れもあるため、置き餌はおすすめしません。

ただし、うさぎは環境の変化に弱いので、知り合いに預ける時は前もって慣れさせておきましょう。ペットホテルも転々とするのではなく、決まったところに預けるようにして慣れさせることが大事です。

近くに動物病院があるかどうかもとても重要で、うさぎの診療にも対応している病院を見つけておきましょう。うさぎは診療外の動物病院もありますし、獣医師によってうさぎの治療に関する知識や腕に差があるので、信頼できそうな病院を探しておくことをおすすめします。

飼える環境を整えてからうさぎを迎えてあげよう

うさぎは一人暮らしで飼いやすいペットであるとはいえ、食事のことがありますし、環境の変化に弱いので難しい面もあります。飼える環境を整えた上で迎えてあげることがなにより大事です。

もし家を空けることが多くてうさぎを一人にさせる時間が多くなりそうであれば、残念ですが飼うのは諦めた方がいいでしょう。実家なら自分が家を空けても家族の誰かが世話をしてくれますが、一人暮らしだと自分が家を空けると誰も世話できません。

繰り返しになりますが、うさぎは12時間以上空腹の状態が続くと健康に影響する恐れがあるため、餌をきっちりあげられる環境でないと飼うのは難しいでしょう。そのことをふまえて、うさぎを飼うかどうかしっかり考えてから決断してください。

おわり

うさぎは寂しくて死んでしまうことはないですが、環境の変化に弱いのでストレスがかからないように気を遣ってあげましょう。寂しい一人暮らしにうさぎを迎えれば、きっと楽しい毎日が待っていますよ♪

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