あなたは、恋人以外の異性とルームシェアをするのはアリですか? それともナシですか?
男女でルームシェアするのは、同性で共同生活をするのと同じというわけにはいかないですよね。アリと考えている方も、「課題はたくさんありそうだな」という意見を持たれていることでしょう。
そこで本記事では、男女のルームシェアをするメリットとデメリットをまとめました。友達関係であっても、異性とひとつ屋根の下で暮らすのであれば、男女の生活スタイルの違いを理解した上で、共同生活をするのかをよく考えておきましょう。
共同生活をするのであれば、ルームシェアが可能な物件を条件で絞って探してみてください。意外とルームシェア可の物件はたくさんありますよ。
恋人以外の異性とのルームシェアはアリ?ナシ?
恋人同士の同棲は難しくありませんが、恋人ではない異性同士となると、また話は変わります。男同士、女同士でのルームシェアとは違う部分が多いので、人によってアリかナシか分かれるでしょう。
恋人以外の異性とのルームシェアはナシと考える人の方が多いようで、アリ派の方が少ないのが現実です。ハウスシェアリングで複数人の男女が共同生活をするならまだしも、恋人同士ではない男女が2人でルームシェアをするのは、いろいろとハードルがあります。
以下に解説するメリットとデメリットをふまえ、男女でルームシェアをするべきかよく考えてみてください。
男女でルームシェアをするメリット
異性に相談できる
男心・女心という言葉があるように、男性と女性では恋愛に対する考え方が違う部分が多いですよね。異性の気持ちは異性が一番理解しているので、そういった意味では、男女のルームシェアはお互い異性に相談できるというメリットがあります。
たとえば、男性側の視点では「このプレゼントは喜んでもらえるだろう」と思っていても、女性側の視点だとちょっとズレている、ということがありますよね。そうした時に異性の意見を聞いてみると、プレゼント選びも成功しやすくなるでしょう。
異性に相談するのは、同性の友達に相談するのとはまた違うので、いつでも異性に相談できる状況にあるのは、男女のルームシェアならではのメリットと言えます。
ストーカー防止になる
女性の一人暮らしには、ストーカーや下着泥棒に狙われる危険があります。帰りが遅くなった時に、夜道を一人で帰るのは不安を感じますよね。
男女でルームシェアをしていれば、同居人の男性がいることで下着泥棒を防止できますし、ストーカーの狙われにくくなります。帰りが遅くなった時は駅まで迎えに来てもらえば、夜道も安心ですよね。
これは女性側のみのメリットですが、男女のルームシェア特有のメリットと言えます。
男女のルームシェアのデメリット
プライバシーに気を遣う
男女のルームシェアは、同性同士の共同生活よりもプライバシーに気を遣います。特に男性が気を遣うことが多くなるでしょうし、女性も相手に気遣わないでいいようにと気を遣うことでしょう。
同性同士のルームシェアなら薄着や下着だけでウロウロしてもあまり気にならないですが、いくら友達でも、異性だとそうもいかないですよね。それに、お風呂やトイレ、洗濯などでも配慮が必要になります。
自分が気にしなくても相手が気にすることもあるので、ルームシェアをするなら、プライバシーのルールをしっかり決めておいた方がいいでしょう。
恋人ができた時に不審に思われる
お互いに恋人がいない時はいいのですが、困るのはどちらかに、または両方に恋人ができた時です。ルームシェアをしている当人同士に恋愛感情は全くなくても、恋人の立場からすれば、どうしても不審に感じてしまいます。
異性とルームシェアをしている家に恋人を呼びづらいですし、かといって家に呼ばないのも不審に思われるかもしれません。そこが男女でのルームシェアの難しさです。
もし男女でルームシェアをするのであれば、どちらかに恋人ができたらシェアは解消というルールを、あらかじめ決めておいたほうがいいかもしれません。
片方だけが恋愛感情を持った時にややこしくなる
一緒に暮らしているうちに恋愛関係になることもあるでしょう。しかし、厄介なのは、片方だけが恋愛感情を持ってしまった時です。
相手はその気がないのに、自分だけが異性として意識するようになった場合、一緒に住むのはかなり気まずくなるでしょう。両想いであれば報われますが、片思いの相手と共同生活を続けるのはしんどいですよね。
ルームシェアを始める前は恋愛感情を持たない相手と思っていても、一緒に暮らしているうちにそういった感情が芽生えてしまうかもしれません。それは男女のルームシェア特有の難しさと言えるでしょう。
親に説明しにくい
恋人同士の同棲であれば、一緒に住むことを親に説明するのは難しくありませんが、恋人ではない異性同士でルームシェアをする場合、親に説明しづらいですよね。親の立場からすれば世間体もあるでしょうし、相手の親御さんと会うべきかどうか非常に迷うでしょう。
当人同士は何も問題ないと思っていても、男女のルームシェアは一般的には多くないケースなので、常識から外れていると思われるかもしれません。世代によって考え方も違うので、親に反対されることも想定しておいた方がいいでしょう。
起こりうるデメリットをよく考えておこう
男女に限らず、ルームシェアをするうちにいろいろと問題は起こってくるものです。特に男女での共同生活は、同性同士では起こりにくいデメリットもあります。
デメリットを知った上でルームシェアをするのと、暮らしてから気づくのでは大きな違いがあるので、前もって起こりうる問題を想定しておきましょう。
同性であれ異性であれ、互いに気を許せる相手と一緒に暮らすのは楽しいものですし、相手から学ぶこともたくさんあるかと思います。もしルームシェアをするのであれば、あらかじめデメリットについて話し合っておき、お互いが共同生活を始めて良かったと思えるようにしましょう。
以下の記事では、ルームシェアをする上で気をつけておくべきルールをまとめています。こちらもあわせて読んでみてください。
親しき仲にも礼儀あり!ルームシェアするなら気をつけたい8個のルール
おわりに
前もって話し合っておくべきことは照れずに話しておき、お互いが納得する形でルームシェアをするのが理想です。お互いが同性のように接する間柄であっても、ルームシェアをするのであれば、相手が異性であることをきちんと考えておきましょう。
まだルームシェアをするか決まっていない方も、どのような物件があるかをご覧になってみてはいかがでしょう? 物件選びもルームシェアを成功させる上でとても大事なので、以下のページで物件をチェックしてみてください。