ルームシェアでトラブルに! ありがちな6つのきっかけと対策

ルームシェアでトラブルに! ありがちな6つのきっかけと対策

ルームシェアは、生活費の節約にもなりますし、仲の良い友人との共同生活は楽しいものです。その一方で、ちょっとしたことが原因となってトラブルになってしまうことも。

この記事では、ルームシェアでトラブルになりやすい原因と対策を解説していきます。また、友人とルームシェアをしたくとも、みんなが納得できる賃貸に出会えないこともあるようです。ルームシェア可の物件はこちらで特集しているので確認してみてください。

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楽しいはずのルームシェアが気まずい関係に…

ルームシェアは、一人では払えないような家賃の広い部屋に住めたり、気の合う友人と楽しい日々を送れたりと多くのメリットがあります。特に初めて実家から離れた場合、身近に相談相手になってくれる人がいると、強い安心感を持つことができるでしょう。

しかし、ルームシェアは楽しいことばかりではありません。共同生活ゆえに、相手に気を使わないとならないこともあります。さらに、相手に甘えすぎてしまって、トラブルに発展してしまうケースもあるのです。

ルームシェアを楽しいものとするためにも相手への気遣いやトラブルへの対策は大切だといえるでしょう。ルームシェアでトラブルになりやすい原因を確認しておいて、注意するのが大切といえます。

ルームシェアでトラブルになりやすい6個の原因

お金の貸し借り

シェアメイトから「お金を貸して欲しい」と頼まれるとなかなか断りにくいものです。「少しぐらいならば」と貸してあげて、その後返してもらえずトラブルに発展する、ということも少なからずあります。

また、直接お金を貸さなくても「今月は厳しいから光熱費を多めに出してほしい」などと頼まれてしまうことも。お金の貸し借りは小さな額でも後々にトラブルにつながりがちですから注意が必要です。

生活のリズムが違った

 ルームシェアでトラブルに! ありがちな6つのきっかけと対策

シェアメイトと生活のリズムがずれていて、それがきっかけでトラブルに発展してしまうことがあります。たとえば、出勤が早い相手がシェアメイトになってしまうと、まだ寝ておきたいのに相手の目覚まし時計の音に毎朝起こされてイライラしてしまうことも。

生活リズムが異なると就寝時間も異なってきます。相手が自分よりも早い時間に寝る人だった場合は起こさないように静かにしておかなくてはなりません。シャワーなどを浴びたいと思っても、相手を起こさないために我慢しなくてはならなかったりと生活が制限されてしまいます。

また、相手が自分よりも遅いタイミングで寝る人だった場合、相手の騒音に悩まされて眠れない、ということも起きてきます。

生活のリズムのずれをきっかけに喧嘩になり、トラブルに発展するということがよくあるのです。

友人や恋人を連れ込む

シェアメイトが友人や恋人を家に呼ぶことがあります。少しぐらいならばいいですが、それがあまりにも続くようだと、疎外感を覚えたりプライバシーを侵害されストレスを感じたりしてしまいがちです。

翌朝早くに起きなくてはならないのに、シェアメイトが友人たちと深夜まで騒いでいて眠れないといったことが起こると、寝不足から体調を崩してしまうことにも繋がってしまうでしょう。

また、自分が恋人や友人を部屋に招待したくても、シェアメイトの視線が気になって呼べないということも起こりえます。

価値観が違った

シェアメイトと価値観があわずトラブルになってしまうことがあります。

たとえば、シェアメイトがおおらかな人で共有部分をあまりきれいに使ってくれなかったり、逆に、とても神経質な人でちょっとした汚れなどを注意されたりする、ということがあります。

食器の洗い方やごみの出し方、掃除のやり方など、一つ一つは些細なことです。しかし、このような小さなことが積み重なって、大きなトラブルになるということもあります。

派閥ができた

シェアメイトが3人以上いる場合は派閥ができてしまうことがあります。3人でルームシェアをしたところ、いつのまにか自分以外の二人が仲良くなっていて、疎外されてしまうということも。

本来なら落ち着けるはずの自宅が、シェアメイトとの関係で落ち着けずにストレスになってしまうということにもつながります。

プライバシーが制限された

ルームシェアをしていると、いつも相談相手がいるので非常時などは心強いです。しかし、外で嫌なことなどがあって一人になりたいときでも一人になれない、というデメリットもあります。

一人でいろいろなことを考えたいのに、シェアメイトが話しかけてきて自分の時間を持てないということも。

また、シェアメイトが距離感の近い人で、プライベートな私室にもズカズカと入ってきてストレスにつながることもあるでしょう。逆に、シェアメイトとの距離感を誤ってしまって、相手のプライベートな部分を悪気なく侵害してしまっていた、ということもあります。

トラブルを防ぐためにルールを決めておこう

ルームシェアには多くのメリットがありますが、共同生活ゆえにトラブルになることもあります。トラブルに対する対策としては「ルールを決める!」ということが大切だといえるでしょう。

たとえば、「お金の貸し借りはしない!」「友人や恋人を呼ぶのは1週間に一度だけ。必ず相談をしてから招待する!」といったことを事前に決めておけばトラブルにはなりません。

また、ルールは最初に決めておくのも大切ですが、一緒に過ごしてみて初めて気づく価値観の違いなども存在します。ですから、最初にすべてを決めてしまうのではなく、定期的にルールを決めなおす話し合いをするようにするのが大切です。

ルームシェアをする上で気を付けておきたいルールは、こちらで解説しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

親しき仲にも礼儀あり!ルームシェアするなら気をつけたい8個のルール

おわりに

仲の良い友人とのルームシェアは楽しいものです。しかし、共同生活では、お金のことやプライバシーに関することなどをきっかけにトラブルになりがちですから注意も必要だといえるでしょう。

日頃から相手を思いやるのも大切ですが、事前にルールを決めておけばトラブルを未然に防ぐことができます。一緒に過ごしてみて気づくこともあるでしょうから、ルールは定期的に決めなおしたり追加したりするようにしましょう。

また、いざルームシェアをしたくともなかなか良い賃貸を見つけることができないケースもあります。ルームシェア可の物件はこちらで特集しているので確認してみてください。

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