一人暮らしのための節約法を伝授!クーラーを使わずに暑さをやわらげる!夏の暑さ対策5個

一人暮らしのための節約法を伝授!クーラーを使わずに暑さをやわらげる!夏の暑さ対策5個

夏はクーラーを使わないと暑くてたまらない…かといってクーラーを使うと電気代がかさむ。夏はこのような悩みに板挟みされます。

本記事では、クーラーを使わずに暑さをやわらげる方法を5つまとめました。ちょっとした工夫で暑さはやわらぐので、ぜひ試してみてください。

風通しのいい角部屋をお探しの方はこちら! 角部屋は窓が多いので、夏でも風が入ってきやすいですよ。

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クーラーを使うと電気代が高くつく…

夏の電気代は冬よりは安くつきますが、クーラーをつけっぱなしにすると電気代が高くつきます。日本の夏は暑いですし、賃貸は窓が少なく熱気がこもりやすいので、クーラーなしで夏を過ごすのは厳しいでしょう。

単身世帯の電気代の月額平均は5,000円前後ですが、夏はこれに3,000円くらい加算されます。夏季に毎日クーラーを一日中つけっぱなしにすると、一人暮らしでも10,000円を超えるかもしれません。

気象庁が2017年に発表した「ヒートアイランド監視報告2017」のデータによると、過去100年の中で日本の気温が徐々に上がっているそうです。猛暑が増えてきたのは気のせいではないということですね…。

温暖化の影響で猛暑が続く環境では、クーラーをつけざるを得なくなります。

参考文献:ヒートアイランド監視報告2017

夏の暑さ対策

遮熱・断熱カーテンを使う

「遮熱(しゃねつ)」は、日射を反射する作用のことです。熱が伝わるのを防ぐことで、室温の上昇を防ぎます。

「断熱(だんねつ)」は、熱が伝わる量を抑える作用です。断熱は熱だけでなく、冷気も防ぐ作用があります。

戸建住宅だと遮熱塗料や断熱材などで暑さ対策ができますが、ワンルームではそれができません。

そこでおすすめしたいのが遮熱・断熱カーテンです。窓から入ってくる熱を遮断することにより、室温の上昇を抑えます。

実は、夏に室温が上昇する原因は、窓から伝わる熱が7割を占めています。つまり、窓を遮熱・断熱すれば室温が上がりにくくなるというわけです。

 一人暮らしのための節約法を伝授!クーラーを使わずに暑さをやわらげる!夏の暑さ対策5個
出典:Wontex 1級遮光カーテン

すだれを置いて直射日光を防ぐ

 一人暮らしのための節約法を伝授!クーラーを使わずに暑さをやわらげる!夏の暑さ対策5個
出典:三宅製簾 すだれ PP 和の彩り

「簾(すだれ)」は古くから日射し避けに使われています。直射日光を防ぎつつ、風を通してくれるので、夏の暑さ対策に最適です。

遮光カーテンだと、熱は防いでも風を通しにくいというデメリットがあります。「すだれ」なら遮光しつつ風を通すので、クーラーを使わず窓を開けて涼みたいときに便利です。

賃貸で「すだれ」を使うイメージがない方も多いと思いますが、理にかなった伝統工芸品ですのでもっと活用していきましょう!

サーキュレーターを使う

サーキュレーターは扇風機に似た送風機能の家電ですが、夏の冷房効率を上げる使い方があります。

サーキュレーターの役割は、体に直接風を当てて涼を与えることではありません。室内の空気を循環させて、部屋の上方と下方の温度差をなくすことです。

冷たい空気は下に溜まる性質があるので、サーキュレーターを床に向けて回すことで部屋全体の室温を下げます。クーラーの設定温度を高くすれば電気代の節約になります。サーキュレーターの電気代はクーラーに比べるとわずかです。

また、サーキュレーターは換気の役割も兼ねています。開けた窓に向かって送風することで、室内の熱気を外に逃がし、室温を下げます。

サーキュレーターは冬の暖房効率アップにも使える便利な家電です。詳しい活用方法は、以下の記事で解説しています。

サーキュレーターは節電・換気・部屋干しに使える有能家電!賢い使い方を解説

保冷剤を使って体を冷やす

保冷剤をタオルやハンカチに巻き、首筋や脇の下にあたてると涼しいです。暑くて寝苦しいときに保冷剤を枕元においておくと、暑さが和らぎます。

保冷剤ならタダで手に入りますし、繰り返し使えるので経済的です。持続時間が限られますが、冷凍庫に複数個ストックしておけば交換しながら涼を取れます。

ペットボトルを冷凍して扇風機の前に置く

ペットボトルに水を入れて冷凍し、扇風機の前に置くと風が涼しくなります。クーラーの涼しさにはおよばないものの、ペットボトルの冷気を扇風機で室内におくることで暑さがやわらぐでしょう。

1本だけでは効果が薄いので、3本くらい凍らせて扇風機の前に置いてみてください。6本凍らせておけば、3本ずつをサイクルできます。

ペットボトルを凍らせるのもほとんど電気代がかからないので、ぜひやってみてください。

ワンルームは部屋によって暑さが異なる

暑さ対策は必要ですが、そもそも部屋選びの時点で暑さが決まっています。できるだけ涼しい部屋を選ぶのが一番の暑さ対策です。

物件の立地だけでなく、上階と下階、角部屋と中部屋など、同じマンション内でも暑さが違います。窓の大きさや数も暑さに関係します。

内見する時期が夏以外だと暑さを予測しづらいですが、風通しがいい部屋である、日中に直射日光が当たりにくい部屋であるといった条件で探してみてください。

東向きの部屋は日当たりが良く、かつ日中は日射量が減るので夏でも過ごしやすいです。各方角のメリットは以下の記事で詳しく解説しています。

南向きだけが優良物件じゃない!各方角のメリット&ライフスタイル別お部屋の方角選びまとめ

おわりに

電気代の節約のためとはいえ、猛暑の日にクーラーをつけずに我慢するのは体に悪いのでやめておきましょう。ここで紹介した暑さ対策を取り入れつつ、無理をしない範囲で夏の暑さをやわらげる工夫をしてくださいね。

風が入ってきやすく換気がしやすい部屋に住みたい方は、角部屋がおすすめです。「遮光カーテン」や「すだれ」を設置して日射を防ぐと暑さがやわらぎます。角部屋の賃貸はこちらのページで特集しています。

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