広さ? 立地条件? 一人暮らしの部屋選びで重視すべきポイントとは?

広さ? 立地条件? 一人暮らしの部屋選びで重視すべきポイントとは?

一人暮らしの部屋選びで、「広さ」と「立地条件」のどちらを重視するかは重要な問題です。両方を重視できればいいのですが、「広さ」と「立地条件の良さ」を兼ねそろえている物件はなかなかありません。

本記事では、「広さ」と「立地条件」のどちらを重視すべきかについてご紹介していきます。ぜひ部屋選びの参考にしてみてください!

まずは、駅近の物件にどのようなものがあるのかを知っておきたい人は、こちらのページで駅から5分の物件を特集しています! 確認してみてください。

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一人暮らしの一般的な広さ

一人暮らしの部屋について、「広さ」か「立地」かを検討する前に一人暮らしの部屋の一般的な広さがどの程度かを確認しておきましょう。

一人暮らしの方が借りている物件の広さは、おおよそ「28㎡」が一般的とされています。部屋の間取りとしては、「1R」「1K」「1DK」「1LDK」が一人暮らし向けの間取りです。

4つの一人暮らし向けの間取り

1R「一つの部屋」の中に「キッチン」も入っている間取り。家賃が安く、初期費用が抑えられる。
1K「部屋」と「キッチン」の間に「仕切り」がある間取り。料理の臭いが家具などにつきにくい。
1DK「部屋が一つ」と「広いダイニングキッチン」がある間取り。友人を招くこともできる。
1LDK「部屋が一つ」と「リビング」と「ダイニングキッチン」がある間取り。リビングなど広々と使えるスペースがあるので友人を泊めたりルームシェアをしたりすることも可能。

これらの間取りの中でも、「1R」と「1K」の物件が一人暮らしの方には人気で選ばれることが多いです。

両者の間取りの違いについては、以下の記事でメリットやデメリットを中心に解説しているので確認してみてください。

ワンルーム(1R)と1Kの違いは仕切りの有無!一人暮らしの間取りの選び方

広さを重視した部屋の選び方

1DK、1LDKなどの広さを重視した部屋は、収納スペースが広い点や友人などを招いてパーティーなどができる点で魅力的です。せっかくの一人暮らしなのだから、広々としたゆとりのある部屋で過ごしたいという人も多いでしょう。

広さを重視した部屋選びで注意しておきたいこととして「家賃」と「立地」の問題があります。

まず、「家賃」ですが、部屋の広さと家賃の値段は比例関係にあります。広い部屋に住もうと思うと、自然と家賃は高くなってしまうのです。毎月の家賃の支払いによってせっかくの新生活が経済的に苦しくなってしまう可能性も少なくありません。

次に、「立地」の問題ですが、都心や駅の近くは土地単価が高いため、狭い物件がほとんどです。広さを重視すると、駅から離れた物件に住まなくてはなりません。

せっかく広い部屋で一人暮らしを始めたものの、通勤や通学に時間がかかり、部屋で過ごせる時間が少ないというのは考えものです。

広さを重視した部屋選びをするならば、「家賃」と「立地条件」の問題を頭に入れておきましょう。

休日や仕事終わりに自宅にいることが多い人ならば、広さを重視した部屋がおすすめです。
また、家に友人を大勢招いたり、収納スペースをたくさん確保したりしたい人も広々とした部屋に住むのがふさわしいでしょう。

仕事の退勤時間があまり遅くならず、家で過ごす時間が多いのならば、立地条件などよりも部屋との相性を重視していくとよいといえます。

立地条件を重視した部屋の選び方

 広さ? 立地条件? 一人暮らしの部屋選びで重視すべきポイントとは?

駅や職場にすぐにアクセスできる「立地条件を重視した物件」は魅力的です。通勤時間といった移動時間を短縮できますから、自由な時間を増やしていくこともできるでしょう。

しかし、「立地条件」を重視した部屋選びにも注意しておきたいことがあります。それは、「広さ」の問題です。

立地条件の良い物件は、家賃が高いです。収入に見合った物件を探そうと思うと、狭い物件しか見つけられなかった、ということもよくあります。ですので、「広々とした部屋でのんびりと過ごしたい」という人には立地条件を重視した部屋は不向きです。

家の外で時間を過ごすことが多い人には、立地を重視した部屋がおすすめです。仕事や遊びなどでアクティブに活動したいのならば、部屋との相性よりも立地との相性を優先しましょう。

立地で選ぶならば、「勤務先」や「主要駅」へのアクセスの良さはもちろん、「深夜バスの運行」や「タクシーの拾いやすさ」なども重視すると便利になります。

また、退勤時間が遅くなるのならば、近隣に夜遅くまでやっている「スーパー」や「薬局」があるか。さらには、「郵便局」や「銀行」「病院」といった施設へのアクセス環境のよさも確認しておきましょう。

ただし、立地条件の良い物件は、「大通り」や「線路」が近くにあって「夜中の騒音」に悩まされることもあります。ですから、騒音に悩まされそうな建物がないか、治安面で問題はないか、といったことも重視しておくと良いでしょう。

自分のライフスタイルに合った部屋を選ぼう

「広さ」と「立地条件」のどちらを重視するかは、一人暮らしをスタートする上で誰もが悩む問題です。しかし、自身のライフスタイルをきちんと見直すと、どちらを重視すべきかの答えを自然と見つけることができるでしょう。

一人暮らしをする目的が「仕事や遊びでアクティブに活動したい!」ということにあるのならば、活動の拠点となってくれる「立地条件のよい部屋」がおすすめです。

一方で、一人暮らしをする目的が「趣味や自分の時間を大切にしたい!」ということにあるのならば、趣味のスペースや収納の場所を広々と取れる「広さを重視した部屋」がおすすめになります。

部屋を探す前に、まずは自身のライフスタイルを見直してみましょう。

部屋にいる時間が多いのか、外に出ているのがほとんどなのか。一人暮らしをしたいと考えたそもそものきっかけは何なのか。といったことに目を向けると、間違いのない部屋選びができるはずですよ。

おわりに

「広さ」と「立地」、どちらを優先するかは難しい問題です。

しかし、自身のライフスタイルや一人暮らしの目的に目を向けると、答えはすぐに導き出せるはずです。部屋でリラックスしたいならば「広さ」を、外で活躍したいならば「立地」を重視しましょう。

ただし、部屋選びというものは、タイミングも重要となってきます。

「広さ」と「立地」の両方を兼ねそろえた安い物件に出会えることもあります。立地の良いところに、狭いけれど収納スペースなどが確保された物件なども存在します。

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