一人暮らしの生活は、防犯対策もしっかりしておかなくてはなりません。特に、ベランダから室内が丸見えになっている場合は注意が必要です。この記事では、ベランダのプライバシー対策について解説していきます。ちょっとした工夫をこらすだけで、ベランダが使いやすくプライバシーにも配慮がなされた空間に早変わりするのでおすすめです!
また、上の空間も広々と使いたいのならば屋根のないバルコニー付きのお部屋がおすすめです。下記で特集中です。
ベランダを目隠ししてプライバシーを守る
ベランダから部屋が丸見えになってしまう…という悩みを抱えている方も多いでしょう。特に、高層階マンションが多く建ち並んでいる地域の場合は、通りからの視線だけでなく高い場所からの斜めの視線をも防ぐ必要があるので大変です。
部屋の中が丸見えになっていると、不在の日や生活の様子が外に筒抜けになってしまい、防犯上問題があります。特に、女性の一人暮らしの場合は、ストーカーなどの被害に遭う可能性もあるのでより注意が必要です。
ベランダに目隠しをすれば、プライバシー保護につながるだけでなく、夏の日差しや冬の寒さを緩和する効果も期待できます。ぜひ、目隠し対策をしましょう!
ベランダの目隠しに使えるアイテム5個
ベランダの目隠しに使える代表的なアイテムは5つあります。それぞれの特徴を確認していきましょう!
目隠しシートを使う
出典: Cool Time目隠し
ベランダの柵などに隙間があって、そこからの視線を防ぎたいのならば目隠しシートがおすすめです。フェンスや柵を覆うようにすればいいだけなので、設置もかんたんといえます。
また、目隠しシートを使えば、柵の隙間も埋めることができますから、物や人の転落を防止することも可能です。夏場は視線だけでなく紫外線もカットしてくれます。
日よけシェードを使う
出典: KING DO WAY 95%UVカット サンシェード
高層の建物に囲まれていると、斜め上空からベランダが丸見えになってしまうことがあります。このような高所からの視線を防ぎたいならば「日よけシェード」を活用しましょう!
日よけシェードを使えば斜め上空からの視線をカットできるだけでなく、紫外線なども防ぐことが可能です。
また、夜間などの視線が気にならないときは簡単に取り外すことも可能なので生活に合わせて視線対策をすることができます!
すだれを使う
出典: すだれよしず
古くからあるすだれを使えばベランダを目隠しすることができます。すだれは視線対策になるだけでなく、日差しをさえぎり夏場の暑さを和らげてくれる効果も期待できます。
また、隙間が多くあるので風通しもよく過ごすことが可能です。使わないときは巻いて閉じておくこともできるので、生活に合わせて臨機応変に活用できます!
植物やグリーンフェンスを使う
ベランダの壁などに植物をはわせたり、高さのある鉢植えを並べたりして、植物をつかってベランダを目隠しする方法があります。植物を使った目隠しは、部屋の中からベランダを見たときに癒しの効果が得られるほか、夏の日差しを緩和してくれるメリットがあります。
また、グリーンを使った目隠しは、視線対策であることが周囲に伝わりにくいため、嫌みな感じがしないという点も長所といえるでしょう。自然な雰囲気での視線対策をしたい方におすすめです。
また、植物を育てるのが難しい方は作り物のグリーンを利用した「グリーンフェンス」などもありますから利用を検討してみましょう。
ラティスを使う
出典: 山善プランター付きラティス
ラティスとは木製の柵のことです。部屋が一階に位置していて、道路側からの視線を防ぎたいのならばラティスがおすすめです。
ラティスは高さや横幅がさまざまですので、自身の家のベランダの高さなどを計測し、どこからどこまでを目隠しするのかを考えて適切なサイズのものを選びましょう。
ブルーシートやベニヤ板など身近にあるものを活用する
植物やすだれなどを買ってこなくても、ブルーシートやベニヤ板などの材料が身近に余っているのならば、それらを活用してシェドーや柵を作ってみるのもよいでしょう。
値段を抑えることができますし、ペンキなども活用すれば自分好みのものを作れますよ。
ベランダの空間作りを楽しもう
ベランダから内部の様子が見えてしまうのは、精神的に落ち着かないだけでなく防犯面でも危険です。ベランダの視線対策をしっかりすれば防犯効果が期待できるだけでなく、ベランダをちょっとしたプライベート空間に変えていくこともできます。
応接セットを持ち出してリビングの延長空間として楽しんだり、ガーデニングを楽しんでみたり活用方法は無限大です。一人暮らしのお部屋は狭くなりがちといえます。しかし、ベランダもプライベートな空間として使えるようになれば、一人暮らしの空間を広々と活用していけますよ。
ベランダの活用アイデアとしては下記で特集していますので、目隠し対策と合わせて確認してみてください!
ベランダが優雅なカフェに大変身!?おすすめのバルコニー改造グッズ16選
ただし、ベランダは災害時の避難経路に指定されていることがあります。その場合は、大きな荷物などを置いておくことは禁止されています!
利用規約などをしっかりと読み、不安な時は管理人に相談してベランダのアレンジを楽しみましょう。
おわりに
ベランダの目隠しをきちんとするのは防犯対策上重要です。また、ベランダを外からは見えないようにすることで日常スペースとして活用していくこともできるでしょう。
視線対策としては、植物を使ったものや目隠しシートを使ったものなどさまざまです。用途や場所にあわせて、視線対策をしていきましょう。ベランダをプライベートな空間として活用していくことで、一人暮らしの空間をより広々と快適に活用していけますよ。
また、ベランダは屋根がついている場合が多いですが、バルコニーにならば屋根はついてきません。上の空間を活かしたアレンジを楽しみたいならバルコニー付きのお部屋がおすすめです! こちらで特集しています。