コルクマットは、コルクボードなどでお馴染みのコルクで出来た床材です。防音や断熱などの効果がありますから、一人暮らしのワンルームの床材に最適といえます。この記事ではコルクマットをワンルームで利用するメリットや選び方で気を付けたいポイントなどをご紹介していきます。
また、コルクマットはフローリングとの相性が抜群です。フローリングのお部屋はこちらからお探しいただけます。
コルクマットをワンルームで使うメリット
コルクマットとは、ワインの栓などでお馴染みの素材であるコルクでできたジョインマットのことです。天然素材のため、アレルギーなどに関係なく使える優しい素材である点で人気を集めています。
また、コルクマットには一人暮らしのワンルームで使う上で以下のようなメリットがあるのです!
設置がかんたん
コルクマットはパネルをつなげていくだけのジョイン式の床材です。ですから、工事不要で自分一人で設置することができます。コルクマットの上に家具を置きたい場合も、家具を脇に寄せておいて、コルクマットを敷いてから元の位置に戻すという方法で設置可能です。
自分一人で数時間で設置作業が終わるというメリットがあります。
床の傷つき予防になる
一人暮らしのワンルームで一番気を付けたいのが床を傷つけてしまうことにあるといえるでしょう。家具などの重みや不注意で床を傷つけてしまった場合、退去時に修繕費用を支払う必要が出てくることもあります。
しかし、床の上にコルクマットを敷いておけば思わぬアクシデントを防ぐことが可能です。
防音対策になる
一人暮らしのワンルームでは防音に気をつかなくてはなりません。夜中に作業をしていると、階下の住民から足音がうるさいなどの苦情がくることもあります。
コルクマットはクッション性を有していますから音を吸収してくれるのです。そのため、足音などはかなり軽減されます。夜中などにちょっとした作業をしていても周囲の迷惑になりにくいですから自分のペースで生活ができるようになるのです!
掃除が楽
カーペットやフローリングは掃除が大変で扱いにくい傾向にあります。しかし、コルクマットは高い撥水性があり、お茶などをこぼしてしまったとしてもサッとふき取るだけできれいになります。汚れに強く扱いやすく日々の掃除が楽なのです。
また、カーペットの場合は一部が汚れたら、そのカーペットを捨てて新しいものにしない限りきれいになりません。しかし、コルクマットはジョイン式の素材ですから汚れてしまっても汚れた区画だけを取り外して新しいものに取り換えればよいので、きれいな状態をずっと維持できます。
防寒効果がある
ワンルームは冬場冷えがちです。特に、フローリングは底冷えがして夜間に眠りにくいこともあるでしょう。コルクマットの素材であるコルクは空気を多く含みます。そのため、断熱効果が高く、冬場の部屋の冷えを防いでくれるのです。
ダニなどの害虫予防になる
一人暮らしのワンルームは留守により空気がこもりがちです。空気がこもるとカビが発生しダニといった害虫が発生する確率が高まります。しかし、コルクマットはカビやダニに強い素材なので、あまり掃除や換気ができなくとも、害虫が発生しにくいというメリットがあるのです。
コルクマットの選び方
コルクマットは、一人暮らしのワンルームに便利な床材です。しかし、ワンルームに敷く場合、選び方で注意しておきたいポイントも存在しています。
厚さに注意して選ぶ
コルクマットにはさまざまな厚さがあります。分厚ければ分厚いほど防音性が安全性が上がります。ですから、一人暮らしの安全性を高めるためにコルクマットを使用するならば分厚いものを選ぶとよいでしょう。
ただし、扉や引き出しの開閉の邪魔にならないかという点には注意が必要です。コルクマットを敷けばその分だけ床の高さがあがることになります。そうなったときに扉が開かなくなってしまうこともあるのです。あらかじめ扉の隙間を測ったり、扉周辺には敷かなかったりといった対策が必要といえます。
部屋のサイズに注意して選ぶ
コルクマットは、大きさがさまざまです。30・45・60cmなどいろいろなサイズのものが売られています。自身の部屋の大きさや敷き詰めたい空間のサイズをきちんと測っておき、どのように組み合わせれば無駄なく空間を埋められるかを考えなくてはならないのです。
大きいスペースを埋めたいなら大きいサイズを、入り組んだ細かいスペースを埋めたいなら小さいサイズを選ぶと良いでしょう。
床暖房に注意
ワンルームの中には床暖房になっている部屋もあるでしょう。コルクマットは床暖房との併用は不可です。床暖房対応のコルクマットも存在しますから、そのようなコルクマットを選んで購入しましょう。
コルクマットでおしゃれな部屋にアレンジ
コルクマットは機能性が高いだけでなく、見た目もおしゃれです。コルクを板状に加工してあるものやコルクであることがわからないように加工されているものなど様々な見た目のものがあります。
ですので、コルクマットを敷くだけでどこかおしゃれであたたかみのある空間を演出できます。さらに、床全面に敷いてしまうのではなく一部だけにコルクマットを敷き詰めてもメリハリが出ておしゃれだといえるでしょう。また、コルクマット以外のジョインマットと組み合わせても面白いアレンジが可能です!
サイズや厚みだけでなく、デザイン性も重視しながらコルクマットを利用すればおしゃれな部屋にアレンジしていくこともできますよ。
おわりに
コルクマットは、防音性や断熱性に優れていて、掃除や扱いが楽です。騒音などで悩まされがちな一人暮らしのワンルームに最適な素材だといえるでしょう。ただし、厚さなどを間違えるとドアが開かなくなるなどのアクシデントが発生します。部屋の大きさなどをきちんと測って、コルクマットを選ぶようにしましょう。
また、コルクマットはフローリングの上に敷くのがおすすめです。フローリングのお部屋はこちらからお探しいただけます!