下宿と一人暮らしはどこが違うの? メリットとデメリットを徹底比較!

下宿と一人暮らしはどこが違うの? メリットとデメリットを徹底比較!

学生の一人暮らしの選択肢の1つに下宿があります。下宿は古臭いといったマイナスな印象をお持ちの方もいるかもしれません。しかし、下宿には一人暮らしとは違ったメリットもありますし、これまでとは違った新たな下宿のスタイルもできてきています。詳しく確認していきましょう!

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下宿とは?

下宿とは、学生が大学などに通うために親元を離れてアパートなどで生活することです。少し昔の世代の人が下宿と聞くと、民家の一部屋を間借りして住ませてもらうもの、といったイメージを持たれるかもしれません。

しかし、最近はこのような民家の間借りタイプの下宿は減ってきています。その代わり以下のような新しいタイプの下宿スタイルができてきているのです!

新しいタイプの下宿スタイル一覧

最近の新しい下宿のスタイルとしては以下のようなものがあります。

学生会館(学生寮)

寄宿舎スタイルの下宿です。学校が運営を行っていて、その学校の学生しか入居できないものと民間企業が運営していて様々な学校の学生が入居できるものの2種があります。

学生会館や学生寮は家具や家電が付いていて食事も出る場合が多く、安心して下宿ができる点が特徴です。

学生アパート学生マンション

入居者が学生に限定されたアパートやマンションのことです。家具や食事は自分で用意しなくてはなりませんが、管理人が常駐していて、入居者も学生ばかりで安心感があるのが特徴です。

物件によっては入居者の学生同士で交流を図るイベントなどもあり、他校の学生や同じ学校の友人をたくさん作ることもできます!

ソリデール

ソリデールとは、昔ながらの下宿スタイルが現代風に進化したものです。一人暮らしを不安に感じているお年寄りと、なるべく安くで下宿したい学生をマッチングし、高齢者の家に間借りをさせてもらいます。

学生は安い値段で下宿ができますし、高齢者もいざというときの不安から解放されることができます。

下宿と一人暮らしの違い

下宿も一人暮らしも学生が、親元を離れて生活する点で同じです。この2つには重なり合う部分もあるのですが、もっとも大きな違いは大家さんが同居しているかという点にあります。

同じ建物の中に大家さんが住んでいるなら下宿。大家さんはあくまで物件を管理するだけの存在で一緒に住んでいないならば一人暮らしということになります。

下宿と一人暮らしのメリット・デメリットを徹底比較

一見すると似ている下宿と一人暮らしですがそれぞれメリットとデメリットが異なります。

それぞれのメリットやデメリットを確認していきましょう!

下宿のメリットは家賃と初期費用が安い!

 下宿と一人暮らしはどこが違うの? メリットとデメリットを徹底比較!

下宿のメリットとしては一人暮らしに比べて家賃が安い点にあります。特にソリデールタイプの下宿ならばかなりの安くで住むことが可能です。

そのほかにも以下のようなメリットが存在しています。

  • 初期費用をおさえられる
  • 食事の準備不要なことが多い
  • 看病といった生活のサポートが受けられる
  • 同じ世代の人ばかりという安心感がある
  • 生活が不規則になりにくい

一人暮らしをしようとすると洗濯機や冷蔵庫といった家具や家電をそろえなくてはなりません。しかし、下宿ならば家具や家電も備え付けられている場合が多いです。初期費用をかなりおさえることができるのです。

生活のサポートを受けられるのも大きなメリットといえるでしょう。食堂があったり大家さんが食事を作ってくれたりと、日々の食事には困りませんし、病気になったときのサポートなども受けられます。

入居者も同じ世代の学生ばかりなので話が合い安心できます。加えて、下宿は他人の目がありますから生活が不規則になりにくく、一人暮らしの誘惑に負けず、メリハリのある毎日を過ごせるメリットがあるのです!

下宿に住むデメリットは自分のペースで生活できないところ

下宿のデメリットととしては自分だけの好みやペースで生活できないといったことがあげられます。

  • お風呂やトイレ、洗濯機などが共用
  • 規則や門限がある
  • 一人で過ごしにくい

一人暮らしと違って下宿は、自分専用のお風呂やトイレがありません。洗濯機やキッチンといった生活に必要なものが共用ということもよくあるのです!

また、規則や門限もありますから好きなように振る舞うことができません。加えて、学生寮の場合は相部屋ということも少なくなく、相手に常に気を使わなくてはならないこともでてきます。

下宿は自分のペースで生活するのが難しいのです!

一人暮らしのメリットは自分の好きなように生活できるところ!

一方、一人暮らしのメリットとしては自分の好きなように生活できる点にあります! 具体的には、以下のようなものが存在します。

  • 家具や家電を自分の好みで揃えることができる!
  • 自分のペースで生活できる
  • 家事などの生活能力が身につく!
  • 物件が多く希望に叶うものが見つけやすい!

一人暮らしは自分のペースや好みで生活できます。家具や家電は備え付けでない場合が多いですから、自分の好きなものを置くことができるのです。

門限もなく束縛のない生活を送ることも可能で、何事も自分でやっていく必要があるので生活能力も自然と身につきます。

また下宿に比べて物件が豊富で、学校や駅から近い物件など、自分の理想にあった物件が見つけやすいというメリットもあるのです。

一人暮らしのデメリットは出費がかさみがちで生活が乱れやすい

一人暮らしのデメリットとしては以下のようなものがあります。

  • 家賃や初期費用がかさむ
  • 食事などの準備が大変
  • 生活が乱れてしまいがち
  • 病気になったときが大変
  • 様々な入居者がいるので怖いこともある

一人暮らしは家賃が下宿よりも、高い傾向にあります。加えて洗濯機などの家電を自分でそろえなくてはならないので初期費用もかかってしまうのです!

一人暮らしは束縛がないのが魅力ですが、その分、自己管理能力が高くなくては大変です。誰にも叱られないのでついつい寝過ごしてしまうこともありますし、昼夜逆転してしまうことも。

また、一人暮らしの賃貸にはあらゆる年齢の人がいます。世代間の意識の差がトラブルにつながることもあります。場合によっては少し怖いこともでてきます。

自分に合った住み方を選ぼう

下宿にせよ一人暮らしにせよ、自分に合っているかで選ぶことが大切だといえるでしょう。共同生活が苦手で、共用のお風呂やトイレに抵抗があるならば、下宿は不向きです。

一方で、多くの人と楽しく過ごすのが好きで、多少の規則や人目があった方が、生活にメリハリがついて良い! と考える人には下宿はおすすめです。

また、共同生活に不安を感じていても実際に住み始めてみると案外平気だったということもよくあります。自分の性格や性質を意識して住まいのスタイルを決めていきましょう!

おわりに

どこか古臭いイメージを持たれがちな下宿ですが、高齢者と若者をつなぐソリデールなど、時代にあった新しいタイプの下宿も増えてきています。

下宿は家賃や初期費用をおさえられるといったメリットがあります! 共同生活でルールなどがあった方が一人暮らしの誘惑に勝てそうだという方におすすめです。

ただし、自己管理ができて自分のペースで生活したい方には下宿は不向きな面もあります。自分が何を重視するかを考えて、下宿か一人暮らしかを決定していきましょう!

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