可能な限りアイロンは使いたくない!誰でもきるシワができにくい洗濯の仕方と干し方

可能な限りアイロンは使いたくない!誰でもきるシワができにくい洗濯の仕方と干し方

毎日のアイロンがけ、どうしてますか? 社会人として身だしなみは大切、こまめにやればたまらない、と頭ではわかっていても、実践するのはなかなか大変ですよね。アイロン時間を短縮する一番の方法は、洗濯の時にしわをつくらないこと。しわができなければ、伸ばす必要はないんです! 今日からできる、しわができない洋服の洗い方と干し方をご紹介します。

まずは、基本的な「洗い方」です。しわをできるだけつくらないようにするには、洋服どうしがからまないように洗う、脱水でしわが深まらないようにする、干す時にしわが定着するのを防ぐことが重要です。

目指せ、しわ予防! 基本の洗濯方法

 可能な限りアイロンは使いたくない!誰でもきるシワができにくい洗濯の仕方と干し方

  1. 洗濯物は、からまり防止のためにネットにいれる。
    *ネットは100円ショップでも購入可能。シャツをたたんで入れられるネットもある
  2. 洗濯機に対して少し余裕を持って洋服を入れ、水の量も多めに設定する。空間にゆとりがあることで、からまりにくくなる。
  3. 脱水時間は短めに設定する。全自動洗濯機の場合は、すすぎの段階で一度とめて軽めに脱水(5分程度)する。ポイントはしっかり脱水せず水分を残すこと。「おいそぎモード」などで脱水がゆるめの設定にしてもOK。
  4. 脱水が終わったら、すぐに洗濯機から取り出す。放っておくと、そのままの形でしわが定着したり、においの原因になったりするので要注意。
  5. 1枚ずつ広げ、両手で洋服の端(ワイシャツなら襟のあたり)を持ち、両腕を上下に大きく動かして何度か振る。こうすることで大きなしわが伸びる。
  6. 軽くたたみ、手のひらでパンパンとたたきながら重ねていく。たたいて重ねることで、こまかいしわを伸ばすことができる。
  7. 風通しの良い場所に、洗濯ばさみのあとがつかないように注意して干す。
    *あとがつきにくい洗濯ばさみを使うと便利。ない場合は、普通の洗濯ばさみの先端をラップや輪ゴムで保護するのも効果的。

あらためて書くと少し面倒に思えるかもしれませんが、洗濯機に入れてボタンを押し、洗い終わったら出して干すというのは普段からやっていることです。それぞれの動きに一工夫するだけで、アイロン時間が節約できるのは大きいですよ。慣れてくると自然とリズムに組み込めるようになります。

次に、社会人の必須アイテム「ワイシャツ」と「パンツ」を干す時のコツをご紹介します。

「ワイシャツ」と「パンツ」をしわにしない、干し方のコツ

 可能な限りアイロンは使いたくない!誰でもきるシワができにくい洗濯の仕方と干し方

ワイシャツ

  1. 干す時は、すべてのボタンをとめておく。正しい位置にボタンとボタンホールがあることで、しわができにくくなる。大変な場合は一番上と下をとめて、あとは1つおきにとめるようにするだけでも効果がある。
  2. 逆さにして干す(ワイシャツの下の部分を洗濯ばさみでとめて干す)。しわにならない方が良いが、ワイシャツの裾はパンツに入る部分なので、洗濯ばさみで多少しわができても大丈夫。
    *襟や袖、ポケットなど、目につきやすい部分は最後にもう一度しわを伸ばすと良い。

パンツ

  1. 軽くたたいてしわを伸ばす。
  2. ポケットを速く乾かすため、裏返しにする。ポケットが丸まっていたら伸ばす。放っておくと乾いた時のシルエットがもたつくので注意。
  3. 逆さまに干して、重みでしわを予防する。
    *しわになりにくい洗濯ばさみや、取り込みやすいピンチハンガーを使うのがおすすめ。

最後に

アイロン時間短縮に役立つ、しわができない洗濯方法、いかがでしたか? 慣れるまでは、少ししわができることもあるかもしれませんが、その場合は気になるポイントだけアイロンをかければOK! 襟や袖がパリッとしていると第一印象もアップしますよ。ぜひ今日から試してみてくださいね。