一人暮らしの人が長期で家を空ける時にしておくべき5個の防犯対策

一人暮らしの人が長期で家を空ける時にしておくべき5個の防犯対策

一人暮らしで長期不在にするとき、「もしかしたら空き巣に狙われるかも…」と不安に感じたことはありませんか? その不安が杞憂に終わればいいのですが、もし空き巣に長期不在が知れたら、狙われるかもしれません。

そこで本記事では、一人暮らしの人が長期で家を空けるときにしておくべき5個の防犯対策をご紹介します。「自分は狙われない」と油断せず、「狙われるかもしれない」と考え、しっかりと防犯対策をしてから出かけましょう。

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帰省や旅行で長期不在にすると空き巣に狙われるかもしれない

空き巣は、帰省や旅行で長期不在にする家を狙っています。長期間留守にしていることを空き巣に悟られると、不在時に侵入されてしまうかもしれません。

「たいして盗むものもない一人暮らしの部屋なんて狙わないだろう」と油断するのが一番危険だと考えてください。窓のカギを施錠せずに長期不在にしている家は、空き巣にとっておいしい物件でしかないからです。「自分は狙われないだろう」ではなく、「自分も狙われる可能性がある」と考えることから防犯対策は始まります。

一人暮らしで長期不在にする時にしておくべき5個の防犯対策

全ての窓のカギをかける

長期不在にするときは、全ての窓のカギをかけておきましょう。小さな窓だから大丈夫と油断せずに、全て施錠してください。

空き巣の侵入経路で最も多いといわれているのが窓であり、窓のサイズに大小関係なく侵入することが報告されているため、油断はできません。また、玄関のドアを施錠していたとしても、窓の施錠は忘れる人が多いので、空き巣はそこを狙ってきます。

オートロックだからといって油断するのも禁物です。空き巣は、オートロックのマンションでもベランダから容易に侵入します。オートロックなど物件の場合、セキュリティが万全は大丈夫だと不注意になりがちですが、長期不在にするときは必ず窓に施錠するようにしてください。

窓に防犯アラームを取り付ける

窓に施錠をしていても、不在だとわかれば窓を割って侵入される恐れがあります。窓に防犯アラームを取り付けておけば、万が一、窓を割られても侵入を防げる可能性が高まるでしょう。

防犯アラームが発する警戒音を聞けば、空き巣は侵入を諦めて逃げていくはずです。また、窓の外から防犯アラームがみえれば、窓を割ること自体を諦める可能性もあります。防犯対策をしているということを、空き巣にわからせることも大事ですよ。

次に紹介する補助錠と一緒にセットしておくと、より防犯効果が高まりますので、ぜひ参考にしてください。

 一人暮らしの人が長期で家を空ける時にしておくべき5個の防犯対策
出典:ELPA 薄型ウインドウアラーム

窓に補助錠を取り付ける

もっとも手軽に窓の防犯対策をするなら、補助錠の設置がおすすめです。窓の補助錠を設置しておくと、もし空き巣が窓を割って開けようとしても補助錠が邪魔をします。

空き巣は侵入に時間がかかると犯行を諦めるので、補助錠を設置するだけでも防犯効果が期待できるでしょう。

 一人暮らしの人が長期で家を空ける時にしておくべき5個の防犯対策
出典:ノムラテック ウインドロックZERO

新聞・郵便物を一時的に止める

郵便受けに新聞や郵便物が溜まっていると、長期不在であることが空き巣にバレてしまう恐れがあります。2~3日の不在なら気にしなくてかまわないものの、一週間以上、家を空けるときは要注意です。

長期不在にするときは、新聞や郵便物を一時的に止める手続きをしておきましょう。新聞は配達所に連絡すれば一時的にストップしてくれます。

郵便物は、郵便局で不在届を提出すればストップできるので簡単です。不在時に届いた郵便物は、届出期間終了後に配達してくれるので余計な手間もかかりません。

ただし、郵便物等の保管期間は最長30日間となっていますので、30日以上不在にする場合は、実家などに転送するように届け出ておいたほうがよいでしょう。

照明を点けっぱなしにする

空き巣にとって、部屋の電気がついているかいないかは不在を判断するための重要なポイントです。玄関や部屋の照明をつけっぱなしにすることで、空き巣に不在であることを悟られないようにできます。電気代はもったいないかもしれませんが、空き巣に入られるよりは断然いいですよね。

電気代を節約するなら、タイマー付きの照明を使う方法もいいでしょう。夜間だけ照明をオンになるよう設定しておけば、電気代を節約しながら防犯対策ができます。

できるだけ安く済ませるなら、デジタルタイマーを使って、デスクライトにタイマーをセットする方法もおすすめです。デスクライトだと部屋全体を照すことはできないものの、カーテン越しでも明かりがみえれば、空き巣に不在を悟られずに済みます。

 一人暮らしの人が長期で家を空ける時にしておくべき5個の防犯対策
出典:簡単デジタルタイマー PT70DW

テレビやラジオをつけっぱなしにするという方法もありますが、小さな音でも近隣に迷惑になったり、不審がられたりする恐れがあるのでおすすめしません。

長期不在と悟られないように対策をしよう

窓の施錠をするといった基本的な防犯対策だけでなく、新聞や郵便物を一時的にストップしたり、照明をつけっぱなしにしたりするなど、空き巣に長期不在と悟られないための対策をご紹介しました。

長期不在であることが空き巣にバレると、窓を施錠していてもガラスを割って侵入される恐れがあります。万が一、侵入されても防犯アラームで撃退できるようにしておくなど、二重三重の防犯対策をしておくことが肝心です。

空き巣に侵入されると、物品が盗まれるという被害だけでなく、恐怖心も植え付けられてしまいます。被害に遭ったらどうするかではなく、被害に遭わないために防犯対策をするのが一番大切だと覚えておいてくださいね。

おわりに

長期不在時の防犯対策の方法をおわかりいただけたでしょうか? 出張や旅行で長期不在にする時は、今回紹介したような防犯対策をしておくことをおすすめします。

補助錠や防犯アラームは高いものではないので、金銭的な負担はそれほどありません。空き巣に入られたときのことを考えれば、安い出費といえるでしょう。基本的な防犯対策をしつつ、侵入されやすそうな窓には補助錠を設置するなど、可能な限り防犯対策をしてくださいね。

とはいえ、防犯対策には、やっぱりオートロックがあった方が安心です。オートロック付きの賃貸物件はこちらでお探しいただけます。

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