引越しの計画を立てる
引越しで一番楽しく、そして一番大切なのが引越しの計画を立てること。住みたいエリア、引越し時期、住みたい部屋のイメージ、その他条件、総予算。これらのことを総合的に考え、合理的で快適な引越しをしたいですね。もちろん、新しい部屋に満足できることも非常に大切です。では、どのように引越し計画を立てていけばいいのかを説明しましょう。
住みたいエリア・部屋のイメージを決める
たとえば「学校/会社から2駅以内、駅まで徒歩5分以内の部屋がいいな」とか、「駅からちょっと離れてもいいから、家賃の安い部屋がいいな」というように、住みたいエリアをいくつかに絞り込みます。あまり候補地が多すぎると情報収集が大変になるので、せいぜい2~3ヶ所程度に絞りましょう。
次に部屋のイメージです。「オシャレなワンルームがいいな」「ロフトのある部屋に住みたい」「友達が遊びに来た時、恥ずかしくない部屋でなきゃ」「風呂なし・共同トイレでも構わないから、とにかく家賃が安い部屋!」など、住みたい部屋の具体的なイメージを固めます。
相場を調べる
キャッシュバック賃貸のトップページにある「お部屋探しサポートサービス」を活用してみましょう。
「家賃相場」のページでは、路線別・エリア別に、自分が住みたい場所の家賃相場を調べる事ができます。
間取り別・マンション/アパート/一戸建て別・さらにこだわり条件での絞り込みもできますから、「この相場だったら、もうちょっとグレードを上げても予算的にOK」とか「予算が厳しいので、築年数を古くして、もう少し安い物件を探そう」など、最初のイメージをより現実的なものに落とし込んでいきます。
こだわり条件を決める
賃貸住宅の家賃はとてもシビアな計算に基づいて設定されています。「家賃が安くて、あらゆる好条件がそろった部屋」といった掘り出し物はめったにありません。ただし「自分にとって良い部屋かそうでないか」といった違いは確かにあります。「どんな特徴に魅力を感じるか、感じないか」というポイントは人それぞれに違うからです。
そこで、「自分は住まいに対してどんなこだわりがあるのか?」を徹底的に分析してみましょう。「駅から近い」「部屋がキレイ」「バルコニーは絶対欲しい」「バス・トイレは別がいい」など、自分なりのこだわり条件をハッキリさせ、予算内でどれだけ自分のこだわりを満たせる部屋を見つけるかが「いい物件選び」の決め手になります。
引越しのスケジュールを決める
引越しでは、「いつ頃引越しするか。遅くともいつまでに引越しを完了するか」というタイミングが非常に重要です。
一般的に、春先は進学や転勤などで大勢の人が動くため、賃貸物件も不足しがちです。このシーズンはできるだけ早く部屋探しをスタートしないと、条件のいい部屋からどんどん埋まっていきます。
また、部屋によって即入居が可能な部屋と、「○月○日から入居可能」といった条件を設定されているものとがあります。引越しのスケジュールが決まらないと、借りる部屋も決められません。
引越しの計画を立てる時の注意点
引越し期間中はやることがたくさんあって、「まだ時間はある」と思っていても、いったん引越し計画をスタートするとたちまち時間に追われてしまいます。決定は先延ばしせず、決められることはどんどん決めていくこと。そして段取りよく準備にとりかかることが大切です。
また、いったん決めたことを、後になって「やっぱりこのエリアもいいなあ・・・」などと考えなおしてしまうと、いつまでも計画が前に進みません。
引越しは思い切りと決断が大切。だからこそ、計画の段階で十分に練っておく必要があるのです。