引越し後の手続きをする
契約が終わって引越しも済みました…もうひと頑張りです。引越し後の事務手続きがあります。手続きは色々とあり、うっかり抜けてしまった手続きがあれば新生活に支障がでることもありますから、最後まで気を抜かずに行いましょう。そこで、ここでは引越し後に必要となる手続きをまとめました。これをチェックリストにして漏れのないように手続きしてください。
引越し後すぐに行いたい手続きをする
新生活を始めるにあたって電気・水道・ガスなどのライフラインがなければ、生活できないでしょう。電気はブレーカーを上げ、水道は元栓を開ければ使えるようになっており、開通の申し込みは電話で連絡を入れればOKです。口座振替用紙が届きます。
ただし、ガスの場合はガス局のスタッフが開栓作業をする必要があるため、事前に申し込みしておく必要があります。ガス会社によって保証金が必要となることもあります。
また、引越しの挨拶はぜひ行いましょう。一戸建てなら向こう三軒両隣、マンション・アパートの場合は両隣と上下階、そして管理人さんに連絡します。挨拶品を持参して簡単な挨拶をしておくだけで、今後のご近所付き合いも円滑になりますよ。
2週間以内に必要な手続きをする
引越し後に行う手続きには2週間以内に手続きしないと罰則を受けるものがあります。その際、市町村の役所や出張所などで一緒に済ませておきたい手続きもあるので合わせて紹介しましょう。
転入届は引越し後14日以内に手続きしなければならないと法律によって定められています。手続きには転出証明書、身分証明書、印鑑が必要です。各種手続きで必要な住民票もこの時に発行してもらうと、もう一度出向く手間も省けるのでオススメです。
この他に一緒に手続きしておきたいものとして、国民年金・国民健康保険の手続きや印鑑登録、児童手当などの医療・福祉サービスの手続きなどがあり、全て市町村役所で手続きすることができます。転校手続きに必要な転入学通知書は、転入届を提出して発行してもらえる自治体もありますが、住民票を教育委員会に提出しなければならないところもあるので要確認。
15日以内に必要な手続きをする
運転免許や自動車・自動二輪車の登録変更期限は15日以内です。運転免許の場合は、最寄りの警察署に運転免許証と印鑑、住民票を持参して手続きします。自動車・自動二輪車の場合は車検証、住民票、車庫証明、印鑑が必要です。手続きは管轄の陸運局で行います。
注意!つい忘れがちな手続き
住所変更しなくても銀行口座は使えますが、銀行から連絡のハガキが来ることは少なくないです。もし銀行が破綻などして支店が閉店した場合、住所変更をしていないと手続きが面倒になることが予想されます。時間ができたら銀行の住所変更も行いましょう。
保険も住所変更を忘れる人が多いようです。こちらも住所が違うために保険金がすぐに支払われないなど、デメリットを被ることもありますから、きっちりと住所変更しておきましょう。
最後に、転居はがきの送付は新生活が落ち着いてからで構いません。引っ越したのが年末に近ければ、年賀状と共に挨拶する人も多いようです。