親しき仲にも礼儀あり!ルームシェアするなら気をつけたい8個のルール

親しき仲にも礼儀あり!ルームシェアするなら気をつけたい8個のルール

どんなに仲が良くても、ともに生活するとなると起こりがちなのがトラブル。「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがあるように、仲の良い友達同士の関係でも、相手のことを考えなければ良い関係を持続させることは難しくなります。

ルームシェアを始めたころは仲が良かったのに、一緒に暮らすにつれて次第に会話が減り、なんとなく気まずくなってしまうのはよくあることです。ちゃんと話し合い、相手を気遣っていれば減らせるトラブルもたくさんあるはずです。ルームシェアで起こりやすいトラブルを回避するために、前もって決めておきたいルールをまとめました。

ルームシェアのルールの必要性

どんなに仲が良い友達とはいえ、自分が当たり前と思っていた生活習慣でも、相手にとっては理解しがたいことがあります。また、一緒に暮らしてみて初めて気づくこともあります。トラブルは事前にルールを決めておくことで回避できます。

ルールその1:共有部分は常に清潔にする

キッチン、トイレ、お風呂、洗面室。これらの共有部分は自分だけが使うのではなく、ルームシェアの相手も使う場所です。一人暮らしなら少々清潔さに欠けていても自分が我慢すればいいだけですが、ルームシェアでは相手がきれい好きかどうかに関わらず、お互い気持ち良く使うために常に清潔に保つことを心がけなければなりません。

いつも片方だけが掃除をすることになっていると、掃除する側の不満が募ります。片付けが苦手な方は、ルームシェアを機会に片付けを習慣化し、お互い気持ちよく生活できるよう努力しましょう。

ルールその2:電話する場所と時間

意外と盲点なのが、電話の場所と時間です。今は携帯電話で通話するのが当たり前ですが、ルームシェアでは相手の会話が聞こえてしまうので、お互い気を遣います。

相手が就寝しようとしているのに、長々と電話するのは相手の睡眠を妨げますし、仕事や勉強をしているときに隣で電話されると気が散ります。0時までは部屋で電話してもOKだが、0時以降は外に出て電話するなど、電話の場所と時間のルールを決めておく方が良いでしょう。

ルールその3:異性を部屋に呼んでもOKか

ルームシェアをして一番困るのは、異性を部屋に呼ぶかどうかです。異性を部屋に泊めるときは、相手が気を遣います。先に就寝しようとしても隣からイチャイチャしている声が聞こえると寝づらいですし、相手の部屋を横切ってトイレに行く間取りだと、おちおちトイレも行けません。

異性を部屋に呼ぶ、または泊めるのはOKか、これは事前にきっちり決めておくべきです。ルームシェアをするなら異性を泊めるのはあまりおすすめしません。

異性だけでなく、他の友達を呼ぶにしてもちゃんとルールを決めましょう。お互いの共通の友達ならいいのですが、知らない友達を事前連絡なしに呼ばれると困ります。友達を呼ぶときは事前に相手に伝えるというルールは必要だと思います。

ルールその4:タバコを吸う場所

お互い喫煙者ならさしたる問題はありませんが、片方が禁煙者の場合は、タバコを吸う場所は決めておきましょう。自分の部屋で吸うといってもニオイはうつります。これは禁煙者にとって居心地のいいものではありません。

タバコはベランダで吸うなど、吸う場所を決めておくと喫煙絡みのトラブルを避けることができます。

ルールその5:家事の当番

掃除、洗濯、料理、洗い物、ゴミ出しなど、家事の当番はきっちり決めましょう。仕事の時間帯が異なるなら家事は全く別々にした方がいいかもしれません。当番を決めても仕事が遅くなって結局片方ばかりがやることになると不満が募るので、下手に当番を決めずに別々にする方がトラブルを避けられます。

ルールその6:節電の範囲

これはお互いの節電の意識が大きく違っているとトラブルにつながります。節電はささいなことかもしれませんが、電気料金を折半している場合、自分はこまめに節電しているのに、相手がいつも電気をつけっぱなしにしていたり、無駄に冷暖房を使っているのを見たりすると、不満が募っていきます。

逆に節電をしろとうるさく言われるのはお互いにとってストレスになってしまうので、過剰に節電を要求するのも考えものです。トイレの電気はつけたら消す、など当たり前の範囲で節電のルールを決め、ちょっと今月は電気を使いすぎたなと思ったら、電気代を大目に出すなど、お互いのことを考えて生活すればトラブルは回避できます。

ルールその7:ニオイ

もしかしたら、ルームシェアで最も見落としがちなのはニオイのトラブルかもしれません。あまりお風呂に入らないので体臭がキツイ、部屋を不潔にしているから自分の部屋までニオイがしてくるなど、相手にとって不快なニオイを感じさせるのはルームシェアを終わらせる原因となりえます。

ニオイは自分次第である程度防ぐことができるので、毎日お風呂に入り、部屋は清潔にするなど、相手に不快な思いをさせないように気をつけましょう。ルームシェアをするなら目に見えないニオイにも注意しなければなりません。

ルールその8:お金について

お金のトラブルが一番厄介です。家賃や光熱費などはどちらかの銀行口座から引き落とすことになるので、いつも支払い日に遅れる、引き落とし日を過ぎてもなかなか支払わない、といったことが続くとルームシェアは長続きしません。

貯金がなくて常に金欠状態の人と一緒にルームシェアをすると、こうした金銭トラブルが起こりやすくなるので、ある程度貯金があり、生活に余裕がある人とルームシェアをした方がうまくいきます。

まとめ

友達同士と言えども元々は他人同士ですので、生活習慣や考え方に違いがあるのは当然です。生活習慣の違いをお互い理解しあわないとルームシェアは長続きしません。お互いがお互いのことを思いやり、どちらか一方が不快な思いをしないように、ルームシェアを始める前にルールを決めておきましょう。

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