ワンルームだからこそ気をつけたいカーテンの取り扱い!正しい洗い方の手順とポイントを解説

ワンルームだからこそ気をつけたいカーテンの取り扱い!正しい洗い方の手順とポイントを解説

みなさんはどれくらいの頻度でカーテンを洗っていますか? 月に一度は洗うという方、1年に一度しか洗わないという方、中には買ってから一度も洗ったことがない方もいしゃっしゃることでしょう。

そこで本記事では、カーテンの正しい洗い方の手順とポイントを解説します。ワンルームにお住まいでこれまで一度もカーテンを洗ったことがない方は、ぜひ手順を覚えてくださいね。

南向きだと部屋が明るくて気持ちいい! 南向きの賃貸物件はこちらのページからお探しいただけます。

南向きの賃貸物件特集

カーテンが汚れていると部屋が暗くなる

カーテンの汚れには気づきにくいものです。白系のカーテンの場合、汚れが溜まるとどんどん部屋が暗くなってきます。

入居した時と比べて部屋が暗いなと感じたら、それはカーテンの汚れが原因かもしれません。洗濯をして汚れを落とせば明るさが戻るので、やるべきことは非常に簡単です。

でも一人暮らしでカーテンを洗っている人は少ないのではないでしょうか? カーテンの替えがないというのもありますし、そもそもカーテンを洗うということを見落としている方も多いかもしれませんね。

カーテンは汚れだけでなく臭いがついていることもあります。部屋を掃除したのにまだ臭う時はカーテンを疑ってみてください。

カーテンの正しい洗い方の手順とポイント

 ワンルームだからこそ気をつけたいカーテンの取り扱い!正しい洗い方の手順とポイントを解説

手順1:洗濯表示を確認する

カーテンは素材によって洗濯の仕方が異なります。家庭で洗えるカーテンが多いですが、中には水洗いNGのカーテンもあるので注意してください。

洗濯表示は平成28年12月に一新されたので、従来の表示とは異なるものが多いです。消費者庁のホームページに新しい洗濯表示の早見表が載っていますので、以下の表を参考にしてください。

 ワンルームだからこそ気をつけたいカーテンの取り扱い!正しい洗い方の手順とポイントを解説
出典:新しい洗濯表示 – 消費者庁

手順2:フックを外す

カーテンフックをつけたまま洗濯機に入れるとカーテンが傷みますし、洗濯機が故障してしまうかもしれません。洗濯をする前にフックを外しておきましょう。

ただ、中にはフックを縫い付けているカーテンもあります。フックが取り外せない場合は、フックの部分を折りたたんで紐やゴムなどで縛ってから洗濯機に入れましょう。

そうしておけば洗濯中にフックが引っかかったり外れたりしないので安心です。

手順3:埃やカビは先に落としておく

洗濯機に入れる前に軽く埃を落としておきましょう。どうせ洗濯機に入れるので入念に叩かなくても構いません。

カビが目視できる場合は、洗濯機に入れる前に落としておきましょう。水拭きで落とせない場合は市販のエタノールなどを使って落としてください。

手順4:洗濯ネットか洗濯キャップを用意

カーテンの種類によってはそのまま洗濯機に入れると傷んでしまう恐れがあります。デリケートな素材のカーテンは洗濯ネットに入れておいたほうがよいでしょう。

洗濯キャップを使うという手もあります。洗濯キャップは毛布やカーテンなどを大きな物を洗う時に使うアイテムで、洗濯中に洗濯機の上に上がってくるのを防ぎます。

洗濯機キャップはこういった形状のものです。
※洗濯機ごとに専用のキャップが販売されているので、機種専用のものを購入してください。

 ワンルームだからこそ気をつけたいカーテンの取り扱い!正しい洗い方の手順とポイントを解説
出典:HITACHI お洗濯キャップ

手順5:折りたたんで洗濯機に入れる

カーテンを洗濯機に入れる時は、綺麗に折りたたんでから入れてください。汚れが目立つ部分があれば、そちらの面を表にして折りたためば汚れが落ちやすくなります。

シミやカビがひどい部分は、漂白剤をつけておきましょう。カーテンの素材によっては酸素系漂白剤を使うと色落ちしてしまうことがあるので、その点には注意してください。

手順6:洗剤の選び方

洗濯表示に「中性洗剤」の使用が指示されている場合はそれに従いましょう。デリケートな素材のカーテンだと通常の洗剤では傷んでしまう恐れがあります。

特に「中性洗剤」の表示がない時は衣類に使っている洗剤で構いません。デリケートな衣類の洗濯用に中性洗剤を買っておいてもいいかもしれませんね。

手順7:脱水は短めに設定

脱水が長すぎるとカーテンが傷んだりシワができやすくなったりするので、脱水は短めに設定しましょう。カーテンは比較的乾かしやすいので、脱水時間が短くても問題ありません。

脱水時間の目安は30〜1分ほどです。

また、カーテンは乾燥機で乾かすと傷むので、乾燥機を使わずに自然乾燥させましょう。

手順8:汚れがひどい場合は二度洗い

カーテンの汚れがひどいと一度の洗濯では汚れが落ちきらない場合があります。洗濯中に少し覗いてみて、水が真っ黒になっているようであれば二度洗いしたほうがよいかもしれません。

もしくは最初につけ置き洗いをしておき、それから洗濯機に入れるとしっかり汚れが落ちます。1年以上カーテンを洗っていない場合、二度洗いか漬け置き洗いをしたほうがよいでしょう。

手順9:シワをカーテンレールに吊るして干す

洗濯が終わったら、シワを伸ばしてカーテンレールに吊るしてください。水滴が垂れることもあるので、タオルを下に敷いておくと万全です。

窓を開けた状態で乾かすのが理想ですが、冬や外出する予定がある時はエアコンの除湿モードを使って湿気が室内にこもらないようにしましょう。扇風機やサーキュレーターを使うと早く乾きます。

定期的にカーテンを洗うようにしよう

カーテンは部屋や外の埃が吸着して汚れていきます。冒頭でも述べたようにカーテンの汚れのせいで部屋が暗くなっているかもしれません。

定期的にカーテンを洗っておけば部屋の明るさが保たれ、気持ちいい光が部屋に差し込むことでしょう。それにカーテンを洗わないと不衛生なので、定期的に洗うようにしてくださいね。

機能性カーテンの選び方はこちらの記事で解説しています。これから一人暮らしを始める方は、カーテン選びの参考にぜひお読みください。

防音・遮熱・遮光に効果的!賃貸物件をもっと住みやすくする機能性カーテンのすすめ

おわりに

手順が9つもあるので面倒に感じるかもしれませんが、ひとつひとつの手順は簡単なのでそれほど時間はかかりません。手順を守らないとカーテンを傷めてしまいかねないので注意してください。

南向きの部屋は明るい日差しが差し込む! 南向きを条件に部屋を探したい方はこちらのページから。

南向きの賃貸物件特集