ワンルームでも簡単! 効率よく換気をする4つのポイント!

ワンルームでも簡単! 効率よく換気をする4つのポイント!

忙しい一人暮らしでは換気にまで気がまわらないことも多いでしょう。しかし、換気は健康を維持していく上で重要です。この記事では、空気がこもりがちなワンルームのお部屋を効率良く換気するポイントをお伝えしていきます。

また、換気を重視するなら窓の多い「角部屋」がおすすめです。こちらで特集をしています。ぜひ確認してみてください。

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効率のいい換気をするための4ポイント

換気はただ闇雲に窓を開ければいいわけではありません。効率よく換気をするポイントが4つあるのです! 確認していきましょう。

夏場と冬場、時間帯に注意して換気する

換気は1日に2回、10分程度行うのがおすすめです。ただし、効率よく換気をするには、換気をする時間帯に注意が必要だといえます。

まず、夏場は換気をすると熱い空気が部屋に入ってきます。せっかく部屋を涼しくしていたのに、換気によって部屋の温度を下げなおす必要が出てくるのは非効率です。

朝方や夕方の気温が低い時間帯に換気を行いましょう。また、すだれやカーテンなどで日光を防ぐようにしておくとより良いです。

次に冬場は、夏場と違って冷たい風が入ってきます。ですから、換気によって室温が下がり過ぎないように、日中の比較的あたたかな時間帯に換気をしましょう。さらに、換気の際にはあらかじめ厚着をしておくと良いです。

また、花粉症の人は花粉が入ってこないように、花粉の飛散時間などを調べて、その時間を避けるようにするとより良いでしょう。

効率よく換気するには空気の流れを意識する

効率よく換気を行うには、空気の入口と出口を作るように注意するのが大切です。

玄関と窓が対角線に位置しているのならば、それぞれを開けて換気をします。この際に、玄関は全開にしなくても構いません。何かを挟んでおいて、10センチほどあけておけば充分です。

ただし、女性の一人暮らしなどでは、玄関を開けたままにしているのは危険が伴うこともあるでしょう。この場合は、窓の両サイドを10センチほど開けて、それぞれを入口と出口にして換気をするとよいです。

換気扇を回して換気をする

 ワンルームでも簡単! 効率よく換気をする4つのポイント!

ドアを開けず窓を開けているだけの換気では、空気がうまく循環せず、換気に時間がかかってしまいます。室内に換気扇があるのならば、換気扇を回して窓を開いて換気をしましょう。

窓が空気の入口に、換気扇が空気の出口になってくれるので、効率よく室内の換気を行うことができます。防犯上、ドアを開けにくい女性におすすめです。

サーキュレーターを使った換気もおすすめ

 ワンルームでも簡単! 効率よく換気をする4つのポイント!

出典: ボルネード サーキュレーター

一人暮らしのワンルームは窓が小さかったり少なかったりするので、窓を開けていても空気が循環しないこともあるでしょう。

このような場合は、サーキュレーターを使った換気がおすすめです。サーキュレーターとは空気を循環させる道具のことで、扇風機と似たような外見をしています。開けた窓に向けるようにサーキュレーターを設置し、送風を行うことで、室内の空気を循環させることができるのです。

また、サーキュレーターには換気以外にも便利な機能があります。以下で特集をしていますので確認してみてくださいね。

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換気をする必要性

換気は大切といわれますが、数分程度の換気に深い意味があるのか、疑問に思われている方もいるでしょう。換気の必要性としては以下のようなものがあります。

シックハウス症候群予防になる

住宅や家具の材料には「ホルムアルデヒド」といった化学物質が少なからず含まれています。これらの化学物質は少量吸い込む程度ならば問題がないです。しかし、長期間吸い続けると「シックハウス症候群」という病気になってしまいます。

シックハウス症候群の症例としては、めまいや頭痛、呼吸器疾患などがあげられます。換気を行うことで化学物質で汚染された空気を、外の新鮮な空気と入れ替えることができ、シックハウス症候群予防になるのです。

ハウスダストを除去する

ハウスダストとは、室内を漂う塵のことです。換気を行わなかった場合、ハウスダストはどんどん溜まっていきます。換気をしてハウスダストで汚れた空気を排出する必要があるのです。

二酸化炭素や嫌な臭いを除去する

人間は1日に14,400リットルの呼吸をし、それに伴い二酸化炭素が発生します。換気をしないと室内が二酸化炭素で満たされ、思いがけない事故や体調不良に繋がることになるのです。

さらに、二酸化炭素や化学物質などが室内に貯まると嫌な臭いがします。室内の嫌な臭いを放出するためにも換気は必要なのです。

ダニやカビの予防になる

ダニやカビは湿った空気が大好物です。換気をしないでいると、部屋の湿度が高くなり、カビやダニが増殖する原因になります。

カビやダニは健康にも悪影響を与えます。ダニやカビを抑えるためにも、換気は必要なのです。

ワンルームは空気がこもりやすい

掃除をさぼると部屋が汚れてしまうように、換気を怠ると空気も汚れてしまいます。空気の汚れは目で見ることはできませんから、換気はおろそかにされがちです。しかし、一人暮らしのワンルームは、特に空気がこもりやすいので、意識をして換気を行わなくてはなりません。

無理のない範囲で構わないので、出かける前の10分間などに換気を行うようにしましょう。また、この際に家具と壁の間などに隙間を作っておくと、効率よく換気ができるだけでなく、カビや微生物の発生を防ぐこともできます。

換気は室内環境を良好にするだけでなく、空気をきれいにすることでリフレッシュ効果も期待できます! ぜひ、こまめに換気を行いましょう。

まとめ

効率よく換気をするには、空気の入口と出口を作り、空気が室内を循環するようにするのが大切です。ワンルームで窓が少なく、空気が循環しにくいならばサーキュレーターや換気扇などを使うのが効果的といえます。

換気をし、新鮮な空気を入れることで、ハウスダストやシックハウス症候群を予防していくことが可能です。また、室内の嫌な臭いなどもなくすことができます。

一人暮らしのワンルームは空気がこもりがちですから、意識して換気をするようにしましょう。また、換気を効率よく行うには窓の多い角部屋がおすすめです。こちらで特集をしていますので確認してみてください!

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