満足いく賃貸物件の効率いい探し方の全手順
賃貸物件の探し方というのは意外と難しい、どうすれば効率よく探せるか?と悩んでいる方も多いと思います。賃貸物件を探す上で、効率のいい探し方の手順というものがあります。そこで、今回は満足がいく賃貸物件の探し方、効率のいい探し方についてご紹介します。満足がいく物件にたどりつくために、この方法を使って探してみましょう!
1 予算の確認、家賃の相場を調べる
賃貸物件を探す上で、先立つものは、まず予算。最初にかかる初期費用と、実際に住み始めてから毎月かかる費用を計算します。
(1)初期費用は、敷金、礼金、契約日からの日割り家賃、翌月の家賃(前払いになります)、仲介手数料(1ヵ月分の家賃)、火災保険などの入居保険、カギ交換代、保証料などです。
(2)月額費用は、家賃、光熱水道ガス代などになります。
一般的な目安として、家賃金額は、手取りの3割以下が望ましいとされています。収入に見合った家賃となるように、無理のない家賃を設定しておきましょう。
予算が決まり、家賃の目安がついたら、次は家賃の相場を調べます。インターネットで「家賃相場」のキーワードで検索すれば、多くのサイトが出てきます。
2 住みたい地域など基本条件を決める
次は賃貸物件を探す、基本条件、(1)エリア(2)間取り(3)最寄り駅からの距離を決めます。
(1)エリア・・・通勤通学のアクセスは物件選びの重要ポイントのひとつ。乗換え回数は1回、通勤時間は30分以内などの条件で探す人も多いようです。土地勘がなく治安がわからない場合は、警視庁による東京都の犯罪情報マップがありますので、参考にすると良いでしょう。
(2)間取り・・・収納スペースが少ないと、結局家具が必要となり、結局部屋が狭くなってしまいます。その点で、収納力の優れた物件がおすすめです。
(3)最寄り駅からの距離・・・不動産業界で最寄り駅からの徒歩時間は「1分=80メートル」で計算しているのが、一般的です。例えば、800メートルの場合はm10分かかるという計算です。ただ、あくまでも早歩きぎみでの計算になるため、実際はもう少しかかると見込むとよいでしょう。
3 部屋の設備、仕様について
エアコン、バス・トイレ別、クローゼットなど、部屋の設備で、「これはハズせない!」と思うものを優先して決めます。このほか、ペットが可能な物件、オートロックなども必要に応じて選ぶとよいでしょう。
4 インターネットで物件探しと、対応の早い不動産会社を探す
部屋の条件が決まったら、実際に物件を探します。「賃貸物件」というキーワードで検索し、よいサイトが見つかったら、検索をする際の検索条件を保存します。また、新着物件の情報をメールで受け取ることができるサイトもありますので、登録しておくと、いち早く物件情報が入るため便利でしょう。
希望にあった物件が見つかったら、まず取り扱っている不動産会社にメールで問い合わせてみましょう。そのとき、希望の物件は契約済みの可能性もありますので、備考欄に以下の内容を記載し、条件を満たすほかの物件も紹介してもらうようにするとよいでしょう。
- 物件に対する条件
- メールでの返信を希望
- 何日までに物件紹介をしてほしい
上記のような内容です。
5 実際に不動産会社に足を運び、物件を内見
不動産会社からいい物件を紹介されたら、実際に不動産会社を訪問します。詳しい図面などを見せてもらい、物件を内見します。あらかじめ内見が決まっている場合は、予約をとって物件の現地に集合してもよいでしょう。物件の内見は一般的に5~10物件を内見するというケースが多いようです。持ち物は以下のものがあるとよいでしょう。
- 5メートル以上のメジャー
- メモなどの筆記用具
- カメラまたは携帯電話など写真が撮れるもの
6 物件内見時のチェックポイント
物件内見時には、大きく分けて、3つのポイントでチェックします(1)室内(2)建物全体(3)周辺環境以下の点に注意をして内見するとよいでしょう。
(1)室内のチェックポイントについて
- 日当たり
- 部屋の広さ・・・実際に置く予定の家具のサイズを事前に計り、置くことができるかどうかを確認しましょう。
- 窓からの眺望・・・隣の建物との距離、プライバシーが保てるかもチェックします。
- 騒音など
(2)建物全体
玄関や廊下は私物が置かれてないか、ゴミ置き場のルールは守られているか、駐車場、宅配ボックスの使い方などを確認します。(3)周辺環境
実際に最寄り駅まで昼と夜に分けて歩いてみて、治安を確認する、スーパーなど商業施設の確認をするとよいでしょう。
以上の流れで物件探しをしてみると、効率よく探せるでしょう。