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キッチンと洗面所の回遊動線。間取りにはどんな種類がある?成功・失敗事例は?

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30代の夫婦です。我が家は、会社員の夫(34)・専業主婦の妻(32)・長女(4)・長男(2)の4人家族です。今は賃貸物件に住んでいるのですが、将来のことも考えて家を買うことになりました。マイホームはかねての夢でしたので、こだわりたくて注文住宅で建てることにしました。早速、設計士さんに相談をしていたのですが、”動線が大事“ということを聞きました。今までの生活ではあまり気にしていなかったことなのですが、間取りを決めるうえで動線ってそんなに大事なことなのでしょうか?「特に、キッチンと洗面所の動線は、しっかり考えた方がいい」とアドバイスをいただきました。そこでお聞きしたいのですが、キッチンと洗面所のおすすめの動線ってありますか?また、ダメな事例も教えていただけると助かります。

お部屋探しのプロからの回答1

  • 安藤あつし
  • 安藤あつし
  • 宅地建物取引士

良い間取りは無駄のない回遊動線。行ったり来たりしなくて済みます。

質問ありがとうございます。住宅の間取りを決めているときって楽しいですよね。その半面、一生に一度の大きな買い物というプレッシャーから不安も出てくるものです。少しでもその不安を軽くできればと思いますので、よろしくお願いいたします。

設計士さんに動線の大切さを説かれたようですね。おっしゃるとおり動線は大事だと思います。というのも動線が滅茶苦茶ですと生活がしにくくなるからです。例えば、お風呂場に行くのにベッドを飛び越えて行かなければいけない間取りってどうでしょうか。お風呂に入るのも一苦労ですし、余計な労力を使っちゃいますよね。家は毎日生活をする場所ですから、そんな無駄を省いて、より生活をしやすくするために考えるのが動線です。

動線の成功例ですが、キッチン、洗面所、浴室をひとつの線で行ける動線は大変便利との声が多く、採用されている人が多いです。この動線の利点は、料理をしながら洗濯機をまわす、浴室の掃除ができるなど、いわゆる”ながら家事“ができることにあります。お化粧をする人でしたら、朝食を作りながらすぐ横の洗面室でお化粧ができますし、質問者様のように小さいお子さんがいらっしゃる人は、浴室の子どもが心配・・・というときでも、キッチンで料理をしながら見守ることができます。浴室の事故は、子どもや大人問わず多く報告されていますので、すぐ近くにだれかがいることで安心につながりますよね。さらには、キッチン、洗面所、浴室の水回りが一列に並ぶことで掃除がしやすくなります。

上記のような間取りに、回遊動線も取り入れるとさらに動線がスムースになります。
回遊とは、文字どおり回れるということです。リビングを中心として、キッチンや洗面所などをぐるりと回れる回遊動線を取り入れた間取りにすることにより、時間短縮につながりますし、行き止まりを作らないことで部屋が広く感じられます。昔の間取りは、どこへ行くにも廊下を通っていく必要がありましたが、最近ではこちらが主流になってきています。

反対に失敗例を挙げると、キッチン→玄関→洗面室→お風呂場という間取りです。料理しながら洗濯機を回そうとしたとき、玄関を通らなければならず、動線に無駄が出てしまいます。基本的に成功・失敗は、その人のライフパターンによって変わりますので、一概にはいえないのですが、普段の生活を想像しながら間取りを考えると失敗しにくくなると思います。基本的な間取りの動線をご紹介しましたので、これを参考に考えていただければと思います。

2016/02/18 17:16

物件案内でいう「間取り」とは、部屋の数や各区画の配置を、例えば「1LDK」のように、数字とアルファベットで表記したもののことです。集合住宅では、2DKや3DKなど、部屋数と広さがだいたい決まっていましたが、最近では部屋の中に中庭がある物件や、土間がある部屋、畳の小上がりがある部屋などデザインが多彩になり、数字とアルファベットでは表記しきれない物件も出てきました。

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住宅においての水回りとは、キッチン、浴室、洗面所、トイレなど、水を使う場所の総称です。使用頻度が高く湿気が多いため、汚れやすい・カビが発生しやすいなど、痛みが激しい場所です。そのため、住宅リフォームでも特に需要の高い場所でもあります。水漏れ・トイレの詰まりなど、トラブルの発生率も高く、故障をするととても困ります。こまめに掃除をすることを心がけ、清潔に保ちましょう。

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