連帯保証人の選び方と自分がなるときの注意点を教えてほしい
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25歳会社員です。今まで実家に住んでいました。しかし、かなり残業があり、終電を逃すこともしばしば増えてきました。そこで、思い切って会社の近くでの賃貸物件探しを始めています。賃貸物件を契約するに当たっては、連帯保証人が必要だと、不動産会社から言われました。この連帯保証人には、どういう人を選べばよいですか?年齢や性別などは関係があるのでしょうか。今のところ、母親か父親になってもらう予定でいますが、相談中です。その一方で、会社の同僚が転居するに当たって、連帯保証人になってくれないか?との相談を持ちかけられています。連帯保証人は責任が重大だと聞いたことがありますが、それを引き受ける際の注意点はありますか?
お部屋探しのプロからの回答1件
- 金子めぐみ
- 先輩ママ・転勤族
連帯保証人には条件があります。リスクを確認して保証人を選びましょう!
賃貸物件を借りる際に、連帯保証人はほとんど必須となっていますよね。その連帯保証人にどういう人を選べばよいかですが、そもそもどうして連帯保証人という存在が要求されているかご存知ですか?不動産賃貸借契約というのは、賃貸人の所有する賃貸物件に賃借人が賃料を支払って居住するという契約を意味します。この賃料というのが、契約に基づいて毎月定期に支払うものであったり、1年分を前払いしたりすることで、継続的な居住が可能となります。すべての人がこのように支払いのルールを守っていれば問題は通常起きません。しかし、なかには悪質な賃借人もいます。定期的に賃料を支払わない、ひどい場合には長期的に賃料を滞納してしまうのです。こういった賃借人に限って、賃料を支払わずに居住し続けるという人が多いです。このケースを賃貸人側から見たら甚だ迷惑で極まりないですよね。賃料は物件の居住と引き換えに支払うのが当たり前です。そこで、連帯保証人の存在が要求されるのです。
賃借人が賃貸人に対して支払えなかった場合に、その賃料を肩代わりする役目を担うのが連帯保証人です。実際に連帯保証人を選ぶには、いくつかの条件を満たす必要があります。まずは、なんといっても資力です。会社勤めをしていて、定期的な収入があり、かつ家賃が滞納された際に、それを補てんする資金を持っていなければなりません。さらに、身元が信頼できる存在であることが要求されます。今回、ご相談者様はお母様かお父様に連帯保証人を頼まれますよね。その際ですが、お二方は毎月給与支払いを受けていますか?基本的には給与収入が毎月あるというように、賃料の滞納が起こった際にすぐに支払いができることを不動産屋に証明する必要があります。
次に、自分が連帯保証人になる場合の注意点を見ていきましょう。まずは、ご友人との間に連帯保証人になる十分な信頼関係ができていますか?また、万が一賃借人による賃借料の滞納が行われた際に、きちんと肩代わりできる心構えはできているでしょうか。契約時に月々の賃料がいくらか、どのくらい滞納されたら連絡がくるかなどを確認しておきましょう。もしも実際に肩代わりをしなくてはいけなくなった場合、人間関係にも亀裂が入る可能性があることも念頭に置いて、連帯保証人になるようにしてくださいね。
契約者が突然病気になったり、仕事を失ってしまったり、何らかの事情ができた場合に責任を負う人のことを連帯保証人といいます。荷物を引き取る、家賃を代わりに支払う、などの義務が発生します。現状、日本の賃貸契約では、ほとんどの場合連帯保証人が必要となります。連帯保証人となるには、実印が押された承諾書・印鑑証明・収入印紙が必要です。非常に重い責任を負うので、親や兄妹など親族にお願いすることが一般的です。
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