少しの工夫だけで節水できる!水道代節約のためにできる6個のこと

少しの工夫だけで節水できる!水道代節約のためにできる6個のこと

実家暮らしの時は電気代や水道代を気にせず使っていたという方は多いのではないでしょうか。しかし、一人暮らしを始めると毎月の水道光熱費が気になり始めます。そして、これまでいかに水の無駄遣いに無頓着だったのか気づくきっかけになるでしょう。

そこで本記事では、おすすめ水道代節約術を6個ご紹介します。いずれも少しの工夫だけでできるので、ぜひ今日からでも取り組んでみてください。

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無駄をなくせば水道光熱費は節約できる

電気代は節約しているものの、水道代は意識していないという方は案外多いのかもしれません。しかし、水道も電気もそれぞれ無駄をなくすことで節約効果が高まります。

本記事で紹介している節約術はほんの少しの工夫でできることで、習慣化すれば意識しなくても節約が可能です。無駄を減らせば水道代も節約できるので、無駄遣いをなくすようにしましょう。

水道代節約のためにできる6個のこと

止水栓で水圧を調整

お風呂や台所の水道管には止水栓が必ず付いていますよね。止水栓は水量を調整するための部位で、回すことで水量を増やしたり減らしたりできます。

水圧が変化して水量が少なくなった場合、止水栓を反時計回りに回すことで水量が増やすことが可能です。反対に節約のために水量を抑えたい場合、止水栓を時計回りに回すと水量が減ります。※水道メーターの止水栓ではなく、お風呂や台所の水道管にある止水栓のことなのでご注意ください。

水量が多いと無駄に水が流れてしまうため、出が良すぎる時は水量を絞ると節約になります。とはいえ、絞りすぎると水圧が弱くて不便に感じるので、ちょうどいい水量になるよう調整してしましょう。

止水栓の調整の仕方は水道のタイプによりますが、TOTOのWebサイトに一例が載っています。こちらの例では水量を多くする手順を説明していますが、逆に回せば水量を抑えることができるので参考にしてください。

参考:TOTO Q&A 手洗器の水量が少なくなった(多くしたい)

節水用のシャワーヘッドに交換する

 少しの工夫だけで節水できる!水道代節約のためにできる6個のこと
出典:タカギ(takagi) シャワーヘッド キモチイイシャワピタT

止水栓を調整する以外にも簡単にシャワーを節水する方法があります。それは、節水用のシャワーヘッドに交換することです。

こちらのシャワーヘッドは最大31%の節湯効果があり、交換するだけで水道代を抑えられます。手元にシャワーのオン・オフを切り替えるスイッチがあるので、水の無駄遣いも防げるでしょう。

トイレのレバーの「大」「小」を使い分ける

トイレのレバーの「大」「小」では流れる水量が違います。機種によりますが、「大」の水量は8リットル、「小」の水量は6リットルが平均です。「小」を「大」で流すと2リットルも多く水を使うことになるので、節水のために正しく使い分けましょう。

また、昔と比べて今の機種は少ない水量で流せるようになっていて、最新の機種ほど節水効果が高くなります。

食器を「流し洗い」から「ため洗い」に変える

 少しの工夫だけで節水できる!水道代節約のためにできる6個のこと
出典:リッチェル レイ 洗い桶K型 W

食器を洗う時に水を流しっぱなしにする「流し洗い」では水の無駄が多くなります。「流し洗い」が楽なのは分かりますが、食器を洗っている最中にずっと水を流しっぱなしにするのはもったいないです。

1〜2個洗うくらいなら「流し洗い」でも構いませんが、それ以上の数を洗うなら「ため洗い」をした方が水の無駄遣いを減らせます。「洗い桶」は高いものではないので、ひとつ買っておくと「ため洗い」ができて便利です。

お米のとぎ汁を食器洗いに使う

お米のとぎ汁に含まれる米ぬかは食器や調理器具などの洗い物に使えます。米ぬかは油汚れを落とす効果があるので、フライパンなどの油落としにも効果的です。とぎ汁であるていど油を落としてから洗えば洗剤の節約にもなるでしょう。

また、お米をといだときのとぎ汁は「洗い桶」に入れておけばいいだけなので、ほとんど手間はかかりません。洗浄効果が高いとぎ汁をただ捨ててしまうのはもったいないので、水道代と洗剤の節約にためておきましょう。

そのほか、食器洗だけでなくシンクや洗う時にも使えるので、ぜひ有効活用してください。

洗濯にお風呂の残り湯を使う

洗濯にお風呂の残り湯を使うと節水効果が高いです。他の節水方法と比べて少し労力がかかりますが、一人暮らしで1人分、1回入っただけのお湯を捨ててしまうのはもったいないですよね。少し手間をかけるだけで水道代を節約できるので、やって損はありません。

ひとつ気になるのは、入浴剤を入れた残り湯を洗濯に使っても大丈夫なのか? ということです。バスクリンによると、入浴剤は残り湯を洗濯に利用できるように開発されているとのことなので、基本的に残り湯に使っても問題ありません。

ただし、「残り湯と柔軟仕上げ剤を一緒に使わない」との注意書きがあります。柔軟仕上げ剤を使う際は、清水で洗濯物をすすいだ後に使用してくださいとのことです。

他にも入浴剤の残り湯を洗濯に使う際の注意点が書かれていますので、入浴剤をよく使う方は読んでおいてくださいね。

参考:洗濯、残り湯について / バスクリン

食器洗い機を買うのも節水効果がある

食器洗い機は手洗いよりも水を多く使いそうというイメージがあるかと思いますが実はその逆で、少量で効果的に食器を洗えるよう設計されているので節水になります。洗い物の時間も節約できるため費用対効果が高く、非常にメリットが大きい家電なのです。

パナソニックの説明によると、食器洗い機の使用水量は手洗いの約9分の1にまで抑えられるとされています。手洗いと比べると年間にして約53.7トン分の節水になり、ランニングコストでは約59%もの節約効果があるのです。

節約効果は機種によるのでこれはあくまでも一例ですが、食器洗い機は意外にも手洗いよりも節水効果ということは覚えておきましょう。

参考:食洗機のメリット / パナソニック

おわりに

水道代も電気代も日頃の心がけ次第で節約ができます。

無理をするのではなく、無駄遣いを減らす工夫をするのが節約のコツです。節約をすれば無駄な水道光熱費を払わずに済みます。今回紹介した水道代節約術を覚えて水道代を上手に節約してくださいね。

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