大学生が仕送りなしで一人暮らしをするのは厳しい、現実的に実現する方法を解説

大学生が仕送りなしで一人暮らしをするのは厳しい、現実的に実現する方法を解説

大学生が仕送りなしで一人暮らしをするのは、正直に言うとなかなか厳しいです。しかし、絶対に無理というわけではなく、計画的に考えれば実現はできます。

そこで本記事では、大学生が仕送りなしで一人暮らしをための現実的な実現方法を解説します。事前の計画が大事なので、本記事を読んでよく考えてみてください。

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大学生の一人暮らしの費用

大学生が一人暮らしをするには、以下の費用がかかります。

・初期費用(敷金礼金、保証金)
・引っ越し代
・家賃
・光熱費
・水道代
・食費
・通信費
・交遊費

部屋を借りる際の初期費用は家賃5ヶ月分が相場と言われています。家賃を6万円と仮定すると、初期費用はだいたい30万円です。それ以上の費用がかかることもあります。

大学から距離のある場所に住む場合は、これらの費用に交通費が加算されます。授業はほぼ毎日あるので、大学生の一人暮らしだと電車代はけっこうな負担になるでしょう。

仕送りなしで現実的に実現する方法

 大学生が仕送りなしで一人暮らしをするのは厳しい、現実的に実現する方法を解説

仕送りなしで大学生が一人暮らしをするのであれば、現実的に実現する方法を考えなければなりません。勉学と生活費を稼ぐことを両立しないといけないので、社会人が一人暮らしするよりハードルが高くなるでしょう。

ここからは、大学生が仕送りなしで一人暮らしをする方法を解説します。

地方の大学に進学する

都心は地方に比べて家賃が高いため、大学生が仕送りなしで一人暮らしをするのは正直いうと難しいです。都心でも家賃の安い物件はありますが、セキュリティに不安があったり、立地が悪かったりすると生活に支障が出るかもしれません。

地方であれば、都心よりも家賃が安い物件を探しやすいです。大学周辺だと家賃が高めに設定されていることがありますが、少し離れた場所まで範囲を広げると、設備が良くて家賃もリーズナブルな物件を見つけやすくなります。

一人暮らしのために大学を選ぶと、本末転倒になってしまうかもしれませんが、やはり都心と地方では家賃に大きな差があるので、これはよく考えておいたほうがいい事項です。

物件の条件を最低限に抑える

物件は条件が増えるほど家賃が高くなっていきます。仕送りなしで無理なく一人暮らしをするのであれば、物件の条件を最低限に抑えましょう。

たとえば、お風呂とトイレが分離しているセパレートタイプより、一体型のユニットバスの方が家賃の安い物件が多いです。ほかには、駅近よりも駅から遠い物件、新築より築年数が古い物件を選ぶなど、条件のグレードを下げると家賃を抑えられます。

家賃が1万円の差があると、年間で12万円もの差が生まれます。2万円なら年間24万円です。

大学に通いながらバイトをするのは楽ではないので、家賃はできるだけ抑えたほうがいいでしょう。ただし、防犯面に関しては妥協しないほうがいいので、ほかの条件は我慢しても、オートロックが付いている物件を選んだほうが安心です。

割のいいバイトをする

アルバイトは仕事内容によって時給に大きな差があります。家庭教師や塾講師などは比較的に時給がいいですし、自分の勉強にもなるので一石二鳥です。

大学生のバイトだとコンビニや居酒屋が人気ですが、時給はあまり高くありません。深夜のシフトなら時給が上がりますが、翌日に朝から授業があるときは深夜のバイトは入れないほうがいいでしょう。

最近は、記事作成などパソコンで作業ができるバイトも増えています。授業の合間など、空いた時間を有効に活用してバイトをするのもひとつの方法です。

在宅ワークはクラウドソーシングというサービスで募集しているので、パソコンを使える方は探してみてください。

まかない付きのバイトをする

生活費の中で食費は大きな負担となります。まかない付きのバイトをすれば、食費をだいぶ節約できます。

飲食店のバイトをするなら、まかない付きを条件に探してみましょう。お店によってまかないが無料か有料かに分かれるので、比較してみてください。

有料であっても、安い値段で食べられるのであれば食費の節約になります。しかし、毎日同じまかないを食べるのも栄養バランスに不安が出てくるので、自炊を覚えて節約していきましょう。

長期休みにがっつりバイトをする

授業やサークルのない長期休みは稼ぎ時です。夏休みなら住み込みのバイトも多く募集しています。

住み込みのバイトなら、その間の光熱費を節約できますし、まかない付きなら食費も浮くので一石二鳥です。住み込みのバイトは大学生活の思い出にもなるので、長期休みに集中して働ける仕事を探してみてはどうでしょう。

費用負担の少ないサークルや部活に入る

サークルや部活に入ると出費が増えるので、入るかどうか迷うところです。しかし、大学生と言えばサークルというイメージを持っている方も多いでしょうし、友達を作ったり思い出を作ったりするのに、サークルは入っておきたいですよね。

サークルによっては合宿費用がかかるので、自力で一人暮らしをするのであれば、加入する前にその点をよく聞いておいたほうがいいでしょう。長期休みは生活費の稼ぎ時でもあるので、合宿のスケジュールによってはできるバイトの選択肢が狭まるかもしれません。

また、他の大学と共同で活動しているサークルだと、交通費がかかる場合があります。活動自体の費用負担は少なくても、そういった部分で費用がかかることもあるので、注意してください。

費用負担が少ないサークルや部活もあるので、どうしても入りたいのであれば、費用面も考えて選ぶことをおすすめします。

計画的に一人暮らしをしよう

一人暮らしは何かとお金がかかります。大学生なら友達との食事や飲み会の行くお金が必要ですし、サークルや部活に入ったら活動費も必要です。

飲み会やサークルに一切参加せずに節約するのもアリですが、大学生活を充実させるには友達や仲間との付き合いは大事にしたほうがいいでしょう。大学生が自力で一人暮らしの費用を稼ぐのは大変ですが、計画的に生活やバイトをすれば無理な話ではありません。

ただ、一人暮らしの費用を稼ぐためとはいえ、働き詰めて体を壊してはいけないので、無理はしないでくださいね。無理をせずに必要な生活費を稼いだり節約したりする方法を考えるのも、計画のうちです。

おわりに

家賃や生活費を可能な限り抑え、時給のいいバイトやまかない付きのバイトを選べば、仕送りなしでも一人暮らしができるでしょう。バイトに追われて授業の欠席が増えると本末転倒なので、学業と両立できる一人暮らしの計画を立てましょう。

友達とルームシェアをして家賃負担を減らす方法もあります。同じ大学に進学する友達がいるなら、ルームシェアを相談してみてはどうでしょう?

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